バーチャルオフィスは怪しい?反社・トラブルなどのネガティブワードが浮上する理由

バーチャルオフィスは怪しい?反社・トラブルなどのネガティヴワードが浮上する理由 ライフハック
悩める学生
悩めるフリーランサー

20代のフリーランサーです。自宅の住所を公開したくないので、バーチャルオフィスを利用しようと思っていますが、怪しい・反社・トラブルといったネガティブワードの影響で悩んでます。安心して利用できるサービスなのかぜひ教えてほしいです。

当記事はこのような悩みを抱えている方が対象。

 

私はかれこれ何年もバーチャルオフィスを使用しているフリーランサー。

この記事を書いた人
ショギョウ(ヤタノスケ)

 
自由人でレトロ厨で飲兵衛なWebライター。

長野県出身。高校まで中信→大学で福井→卒業後は東京10年→30歳で長野県中信にUターン後、信州の魅力を発信・再確認すべく当ブログ「ショギョウムジョウ」を開設。中信エリアのローカル情報をメインに信州のあれこれを投稿している。
 
本業は企業メディアのWebライター。趣味は信州の情報収集・散策、松本山雅FCの応援(DAZN組)、釣り、DTM、飲み歩き。オカメインコが相棒。現在は育児奮闘中。
 

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その経験から言うと、バーチャルオフィスは怪しいどころかピッカピカのサービスである(信頼と実績がともなったところを選べば)

では、なぜバーチャルオフィスには怪しい・反社・トラブルといったネガティブワードがつきまとうのか。その理由は次のとおりだ。

  • ①:実際に怪しいサービスが存在するから
  • ②:バーチャルオフィスを悪用した詐欺事件がいくつか起こったから
  • ③:怪しい利用者が一定数いるから

「なんだ、やっぱり怪しいし反社やトラブルもありそうじゃん」

そう思われたかもしれない。
がしかし、上記は数あるバーチャルオフィスの中でも稀なケースである。

当記事では、バーチャルオフィスにつきまとうネガティブワードの真相についてまとめた。これから利用を検討している方は、ぜひ参考にしてほしい。

記事の信頼性

  • 筆者は長野県出身で在住歴20年の企業メディアライター
  • 長野県のあちこちで日々さまざまな経験と情報収集を重ねる(中信がメイン)
  • Twitterフォロワー:約5,800人

バーチャルオフィスが世間から怪しいと思われる理由

バーチャルオフィスが世間から怪しいと思われる理由は次のとおり。

  • ①:実際に怪しいサービスが存在するから
  • ②:バーチャルオフィスを悪用した詐欺事件がいくつか起こったから
  • ③:怪しい利用者が一定数いるから

バーチャルオフすは住所を借りられたり、働き方の柔軟性を得られたりとメリットが多いサービス。しかし、怪しい・反社・トラブルなどのネガティブなワードが付いて回るサービスでもある。

ここではバーチャルオフィスが世間から怪しいと思われる理由を3つまとめた。

①:実際に怪しいサービスが存在するから

ハッキリ言って、バーチャルオフィス業界はかぎりなくクリーン。信頼と実績がともなった業者がほとんどだし、イメージも悪くはない。

とはいえ、怪しいサービスを提供する悪徳業者は稀に存在している模様。

怪しい業者は相場から大きく外れた低価格で魅力的なサービスを提供したりする。しかし蓋を開けてみれば、サポートは一切なしで突然の値上げを連発されるばかり・・・。

業界で名の知れたバーチャルオフィスを利用すれば、まずこのような怪しい業者に引っかかることはない。ただし、業者の実績は納得がいくまでチェックすべきである。

②:バーチャルオフィスを悪用した詐欺事件がいくつか起こったから

バーチャルオフィスは住所をレンタルできる点が魅力だが、これを悪用した詐欺事件はいくつか報告されている。

その最たる例がバーチャルオフィスで架空の会社を設立し、詐欺行為を働くケースだ。

近時,組織的詐欺商法においてはバーチャルオフィスやレンタル電話が利用され,加害組織の実態は表には出てこず,これに対する責任追及が極めて困難な状況にあるが,これに犯罪利用ツールを取得するに当たって必要な本人確認資料を安易に提供する者が後を絶たないという現状がこのような事態を深刻化させている。本人確認資料を提供した者の責任を追及する訴訟が,全国で少なくない件数提起されている所以である。

引用:14.バーチャルオフィス契約・電話利用契約に関する本人確認書類提供者の責任

このような事件が世間に知れ渡ったことで、バーチャルオフィス業界全体のイメージが悪化していると考えられる。

③:怪しい利用者が一定数いるから

バーチャルオフィスのユーザーは、言うまでもなく正当な理由で利用する企業や個人がほとんど。

しかし、なかには稀に悪質なユーザーが存在する。

これらのユーザーが何らかのトラブルを起こすことで、バーチャルオフィスは怪しいというイメージが定着してしまう。

また、バーチャルオフィスが目に見えないサービスということも怪しい・反社・トラブルといったネガティブワードを生み出す要因になっているかもしれない。

バーチャルオフィスと反社の関連性

バーチャルオフィスは低コストで利用できるサービスもあるため、残念ながら反社(反社会的勢力)などの犯罪組織に悪用される可能性がある。

反社会的勢力とは、暴力や威力、または詐欺的手法を駆使した不当な要求行為により経済的利益を追求する集団または個人の総称である。暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団、半グレ集団などの犯罪組織を広く呼び、反社と略称される。

引用:Wikipedia

反社がバーチャルオフィスを利用する目的は、レンタルできる住所を悪用して違法な活動を隠蔽することが目的。

しかし、ほとんどのバーチャルオフィスは顧客の審査を厳しく行っている。つまり反社は名の知れたバーチャルオフィスを利用することはできない。

したがって、有名もしくは人気のバーチャルオフィスを利用すれば、トラブルに巻き込まれることはあり得ないのである。

バーチャルオフィスのトラブル事例

バーチャルオフィスのトラブル事例は次のとおり。

  • ①:オフィス住所がかつて犯罪に使われていた
  • ②:郵便物を他の利用者と間違えて転送
  • ③:利用料金が突然値上げされた

上記はサービスの評判をリサーチする際の基準になり得る。

ぜひ参考にしてみてほしい。

①:オフィス住所がかつて犯罪に使われていた

バーチャルオフィスは性質上、過去に犯罪組織が使用したことのあるオフィス住所を利用してしまう可能性がある。

信頼と実績がともなった優良なバーチャルオフィスを利用すれば、まずこのようなトラブルに遭遇することはない。しかし、そうでないサービスを利用すると遭遇する可能性があるので注意しよう。

かつて犯罪に使われていた住所を使用してまうと、ユーザーの信用が完全に失われる可能性がある。

バーチャルオフィスを利用する際は、事前に調査を行うことが重要だ。

②:郵便物を他の利用者と間違えて転送

バーチャルオフィスでは、郵便物の転送サービスを利用するユーザーが多い。

これは非常に便利なサービスなのだが、ときに業者が他のユーザーと間違えて転送してしまうトラブルが見られる。

このようなトラブルが起こるのは、言うまでもなく怪しい業者のみ。優良な業者は仕事をきっちりとこなすので、評判が悪かったりそもそも評判がない業者の利用は避けたほうがいいだろう。

③:利用料金が突然値上げされた

怪しいバーチャルオフィスと契約すると、料金が突然値上げされることがある。

事前に料金プランや契約内容を確認することで、こういったトラブルは避けることが可能。プランの詳細が明記されていない業者は、避けたほうが賢明だ。

優良なバーチャルオフィスを選ぶためのポイント

優良なバーチャルオフィスを選ぶためのポイントは次のとおり。

  • ①:信頼と実績を確認する
  • ②:利用者の口コミ・評判を確認する
  • ③:サービス内容をしっかり把握する

怪しい業者と契約しないためにも、上記はかならず実行しよう。

①:信頼と実績を確認する

バーチャルオフィス業者を選ぶときは、信頼性と実績をかならずチェックしてほしい。

下記に該当する業者は優良な可能性が高いので、基準にして頂ければと。

  • 運営歴が長い業者
  • 多くの企業が利用している業者
  • イメージキャラクターに芸能人を起用している業者

怪しい業者は世間にバレないよう運営するので、そういった点も比較してほしい。

②:利用者の口コミ・評判を確認する

バーチャルオフィスの利用者は意外にも多い。
だからこそ、実際に利用した人の口コミや評判を参考にしよう。

ネットを検索すれば、業者の口コミや評判はかんたんに入手できる。

安心して利用できそうなところを厳選し、十分に比較することが大切だ。

③:サービス内容をしっかり把握する

バーチャルオフィスで失敗しないコツは、提供されるサービス内容や料金プランを十分に確認し、自分のニーズに合った業者を選ぶこと。

たとえば電話対応や会議室の利用が必要な場合、それらのサービスが提供されている業者を選ばねばならない。

注目すべきはあなたにとって必要なサービスやオプションが用意されているかどうか。これをクリアできない業者は、どれだけ優良でも選外になる。

安心して利用できるおすすめのバーチャルオフィス3選

私がおすすめする優良バーチャルオフィスは次のとおり。

  • ①:GMOオフィスサポート
  • ②:和文化推進協会
  • ③:ユナイテッドオフィス

いずれも特徴やサービス内容が異なるので、よく比較して最適なオフィスを選んでほしい。

それでは詳しく解説していく。

①:GMOオフィスサポート

GMOオフィスサポートは、GMOグループが提供する人気のバーチャルオフィス。

一等地にあるオフィスビルを利用できるほか、法人登記や郵便物転送、電話対応などのサービスが充実している。さらには利用料金もリーズナブルで、初期費用が無料のプランも。

初めてバーチャルオフィスを利用する方にはダントツでおすすめだ。

初期費用0円
月額料金660円〜
オフィスのエリア渋谷区道玄坂、新宿区西新宿、港区南青山、名古屋市など
サービス住所利用、郵便物転送、事業計画書フォーマット提供など
運営会社GMOオフィスサポート株式会社

GMOオフィスサポートの詳細を見る

②:和文化推進協会

和文化推進協会は格安バーチャルオフィスとして有名。
なんと月額たったの550円(税込)から利用できる。

「余計なサービスは要らないから安いバーチャルオフィスを使いたい!」という方におすすめだ。

初期費用6,600円
月額料金550円〜
オフィスのエリア京都市
サービスレンタルアドレス、法人登記、電話番号利用(受信のみ)など
運営会社一般社団法人 和文化推進協会

和文化推進協会の詳細を見る

③:ユナイテッドオフィス

ユナイテッドオフィスは起業サポートが手厚いバーチャルオフィス。

個人でも利用できるが、どこまでも法人向けのサービスと言える。5,500円(税込)で登記を代行してくれるので、会社の設立を検討している方におすすめだ。

初期費用6,600円
月額料金2,310円〜
オフィスのエリア港区南青山、港区表参道、中央区銀座など
サービス住所利用、法人登記、郵便物転送など
運営会社株式会社ユナイテッド・コンサルティング・ファーム

ユナイテッドオフィスの詳細を見る

バーチャルオフィスに関するQ&A

バーチャルオフィスに関するQ&Aをまとめた。

業者選びの参考にしていただければ幸い。

Q1:格安のバーチャルオフィスを見つけたけど口コミがないです。利用しても大丈夫でしょうか?

A:口コミがないバーチャルオフィスは、新規開業したばかりの業者か怪しい業者の可能性が高い。

いずれにしても、検討する場合は業者に直接問い合わせて、料金プランやサービス内容を確認することをおすすめする。

少しでも怪しいと感じたら利用は避けよう。

Q2:バーチャルオフィスを利用できない業種はありますか?

A:バーチャルオフィスを利用できない業種は次のとおり。

  • 弁護士
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 税理士
  • 人材派遣業
  • 建設業
  • 不動産

上記はオフィスの実体確認が必須である上に、許可書などの発行が必須となる。

Q3:バーチャルオフィスのデメリットは何ですか?

A:バーチャルオフィスのデメリットは次のとおり。

  • 住所によっては怪しまれる
  • 怪しい業者と契約すると反社やトラブルに巻き込まれる可能性がある
  • 一部の業種は利用できない

これらのデメリットを踏まえて、バーチャルオフィスが自分に適しているか検討してほしい。

まとめ

バーチャルオフィスは働き方が多様化する現代において便利なサービス。しかし、反社やトラブルが懸念されるサービスでもある。

怪しい業者と契約しないためにも、以下のポイントを厳守して選定をおこなってほしい。

  • 信頼と実績を確認する
  • 利用者の口コミや評判を参考にする
  • サービス内容をしっかり把握する

最後に安心して利用できるおすすめのバーチャルオフィスをあらためて。

 当ブログおすすめの優良バーチャルオフィス3選

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GMOオフィスサポートGMOインターネットグループ会社が提供する好立地バーチャルオフィス。有名IT企業が集まる東京都渋谷区道玄坂1丁目にあるオフィスビルの住所をレンタルできる。990円~
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