【閉店】松本市和田のホルモン焼肉店「夜祭りホルモン」をふりかえる

夜祭りホルモン正面 食レポ
ショギョウムジョウ

松本市和田「南和田」交差点近くのホルモン焼肉店をご存知?

「夜祭りホルモン」だ。

格安でホルモンが食べられる貴重な店だったが、残念ながら2020年1月中旬に閉店。今後はキッチンカーで各イベントをまわって営業していくとのことだが、ファンにとっては悲報でしかないわな・・・。

1度のみの利用で終わってしまったけど、この記事では閉店した松本市和田のホルモン焼肉店「夜祭ホルモン」をふりかえってみる。

記事の信頼性

  • 筆者は長野県出身で在住歴20年の企業メディアライター
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ホルモン屋らしくない外観

夜祭りホルモン

松本市和田で営業していたホルモン焼肉店「夜祭りホルモン」

 

「夜祭ホルモン」は松本市和田にあったホルモン焼肉店。

とにかく格安提供がウリのホルモン焼肉店で、ランチ営業もしていたことからホルモン好きにはたまらない店だったと思う。

けど、最初にある違和感を覚えるんだよな。

その違和感の正体は「店の外観」

「本当にホルモン焼肉店か?」ってくらいイメージとかけ離れていたのよw

というのも同店舗はその昔、喫茶店だった(多分)。まあ、遠目から見たらホルモン屋だと思う人はまずいなかったと思う。それほどまでに店の外観は異質だったと言えよう。

 

格安でホルモンが食べられる貴重な存在だった

店内

店内もまた若干の喫茶店感が残っていた

 

店の外観・内観なんてぶっちゃけどうだっていい。

とにかく納得のホルモンが格安で食べられた貴重なホルモン焼肉店だったので、学生はもちろん松本市界隈のホルモン好きはこぞって足を運んだだろうね。

今となってはコストパフォーマンスの良さを確認できないけど、次のメニュー表から想像してみてほしい(肉質は平均点はクリアしていたし、満足できるレベルだった)。

おすすめメニュー

「当店のおすすめメニュー(当時)」

本日のおすすめメニュー

「本日のおすすめメニュー(当時)」

 

ホルモンはもちろん焼肉メニューもラインナップされていて、牛・豚・鶏と好みの肉を選べたことも貴重だったなと。

お好みの肉をだいたい4皿も食べれば十分に満足できるし、アルコールと一緒なら幸せになれること間違いなしだったからね(同店界隈はあまり飲み屋がなかった)。

で、夜祭りホルモン最大の魅力が「格安のランチメニュー」

ランチメニュー

見よ、この安さを・・・

 

(並)メニューはライス中に焼肉数点盛りのセットでなんと500円

ランチに求めるボリュームは余裕でクリア。さらに格安だったこともあって利用していた方は少なくなかったのでは?

営業後半はカツ丼などの提供やお弁当の販売も行っていたようだが、私はその情報を閉店直後で知ったので把握していない。逆にあれこれ模索しすぎてしまい、本来の在り方を見失ってしまったような気もするが…。

いずれにしても夜祭りホルモンはコストパフォーマンス抜群のホルモン焼肉店だった。

 

飲兵衛にはたまらない仕様だったな

夜祭りホルモンは七輪で肉を焼くスタイル

やはりホルモンと言ったら七輪よね

 

夜祭りホルモンは七輪で肉を焼くスタイルだった。

プリプリのホルモンったら七輪との相性がバツグンよね。炭の風味がプラスされ旨さが際立つだけでなく、余分な脂を落とせるのでまあまあヘルシー(食いすぎたら意味ないけど)。

 

この七輪で焼くっていう行為がさ、アルコールを進めるんだよ。もう飲兵衛にはたまらない仕様ってやつ。

 

アルコールメニューも格安だったな。

生中なら380円で飲めたし、焼酎グラスもサワー系もすべて380円だった。無論、アルコールの質を問われれば旨い酒とは言い難い。が、納得のホルモンと一緒なら十分に満足できるレベルだったと思うね。

文句なしに七輪で焼くホルモンは旨いんだもの。

夜祭りホルモンの七輪で焼く肉

やめられない止まらない

 

一般的なホルモン屋と比較した場合、メニューラインナップは少ないほうだと思う。しかし、アルコールラインアップが豊富で安いし、ホルモンも安いので十分に差別化はできていたはず。

ただ、初訪は以下の点が残念だった。

・提供された肉がすべて凍った状態

・同状態だったため焼き具合にムラが出た

・七輪仕様なので用意に結構な時間がかかり待たされた

 

コストパフォーマンスに優れ人気店だったこともあり口コミ評価は非常に高いが、一方で粗を指摘する口コミもあったね。

私は初訪のみで終わってしまった人間なので確かなジャッジはできない。それでも「以前の方が味も品質も良かった」という声がいくつか聞かれたので、この辺が閉店とリンクしているのかな?と思ったりする。

とはいえ、東京時代によく足を運んだ小汚いホルモン屋(褒め言葉)とよく似た味・雰囲気をここ松本市で味わえたので満足度は高かったね。

激ウマなホルモンが食べたいなら高級焼肉店行くほかないわけだし。

ちょっと残念なところはあったものの、飲兵衛の私には素晴らしい時間を過ごせたホルモン屋だった。

 

なぜ閉店してしまったのか?

カウンター

ややゴチャゴチャしていたカウンター

 

2020年1月中旬、夜祭りホルモンの入口に次のような張り紙があった。

閉店のお知らせ

平素より「夜祭りホルモン」をご利用いただき、誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、当店は1月中をめどにタレや肉がなくなり次第閉店することになりました。開店以来のご愛顧、ありがとうございました。今後は、キッチンカーでイベントや縁日での提供、タレの販売等で事業を継続して参りますので、その際は何卒よろしくお願い致します。

店主

 

夜祭りホルモンは閉店するものの、異なる形での事業は継続するとのこと。

閉店理由は明らかにされていないが、経営が順調でなくなった可能性が高いかと。

前述したけど「常連さんが求める味」を維持できなかったことが影響しているような気がするね…。

店主の益々のご活躍を期待しております。

 

【総括】狭いホルモン屋でしか味わえない喜びを味わえた

一度きりの利用だったとはいえ、夜祭りホルモンの印象はけっこう強め。

何より感動したのは、”狭いホルモン店でしか味わえないあの独特な雰囲気”を持っていたこと。東京時代の喜びがここ松本市でも味わえたことに感動した自分がいたんだろう。

2度目の利用は叶わなかったが、同店の味・雰囲気はずっと忘れないぜ。

ごちそうさまでした。
そしてありがとう。

 

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