あなたは佐久市が今、「北斗の拳」で溢れていることをご存知だろうか。
2018/12/17放送の「ずくだせテレビ」は個人的にかなりアツかった。
なぜなら「長野県佐久市」と不朽の名作漫画「北斗の拳」の盛大なコラボを余すことなく報道してくれたから。
私は「北斗の拳」のアニメを見て育った人間。だからこそ、ここ長野県佐久市とのコラボは嬉し過ぎるわけよ。
ということでこの記事では「ずくだせテレビ」が特集した内容をもとに佐久市と北斗の拳のコラボについてまとめる。
長野県佐久市が何やらエラいことになっているらしい
望月アナのレポートではじまった2018/12/17放送の「ずくだせテレビ」。どうやら今回は長野県佐久市と人気漫画「北斗の拳」のコラボを特集するらしい。
まずはじめにフォーカスを当てられたのは佐久市を走る「高速バス」。
望月アナの目の前をちょうど通り過ぎた高速バスが・・・完全に北斗の拳仕様じゃあーりませんかw
むしろこれはバスなのか目を疑うよね。
「どこぞの痛車?いや、それにしてはデカいな・・・」みたいな。
問題の高速バスはサイドからリアにかけてさまざまなキャラクターが描かれ、リアには主人公のケンシロウがどーん。
何より「佐久市に来い!!」のフレーズがたまらんわ~。
驚くのはまだ早い。車内の各座席にはそれぞれ異なるキャラクターが描かれたシートが!
こりゃあファンからすると感涙モノだよな。
全席、パシャリしたくなると思う。
いや~なるほど。わかったよ。よくわかったよ。あれなんだな?佐久市はガチなんだな?
まだ高速バスの件なのにこの時点で病的なこだわりが感じられる(無論良い意味で)。苦笑
ちなみに北斗の拳が絵が描ているのは高速バスだけではない。佐久市を巡回する地域バスも同じく北斗の拳仕様なのだ。
かわいらしいサイズの地域バスに勇ましいケンシロウが描かれるこのギャップよwww
今回の佐久市と北斗の拳のコラボは世代なら胸熱よね。
地域おこしにはもってこいだと思うし、こういったユニークな企画って人々を笑顔にするし。
けど、ご年配の方はどう思っているかな。苦笑
とまあ、このように佐久市は今「北斗の拳」に染まっている。
でも・・・なぜここまで盛大なコラボが実現したのだろう?
原作者・武論尊さんは佐久市出身だったーッ!?
長野県佐久市が「北斗の拳」と盛大にコラボできた(というか許可をもらえた)理由、
それは・・・
原作者の武論尊(ぶろんそん)さんが佐久市出身だからッ!!!
(実は私、長野県民でありながらこの件ではじめて武論尊さんが佐久市出身であることを知った…)
そりゃあ盛大なコラボができるわけだな。
とはいえ、実現するまでには幾つもの苦難があったのだと思う(意外と真逆であっさり承諾を得た可能性もあるけど)。いくら武論尊さんが佐久市出身だからといって「はい、じゃあコラボで!」ってわけにゃいかないからね。
いずれにしても佐久市がこのコラボに対してガチであることはよーくわかった。
現時点で観光客をどれほど呼び込めているのか気になるなあ。
市役所・消防署にも「北斗の拳」!!
上の写真は佐久市北部消防署に実際に設置されている「ケンシロウと雑魚キャラが書かれた看板」。
本来なら民を苦しめるレイダー(雑魚)がまさかの消化役として起用されている点が実にユニーク。
が、注目すべきはそこじゃない。
なんとこの看板、「北部消防署」の所長さんが“手書き(手作り)”で作ったのよ。
所長の中島さんは「北斗の拳」サイドに了承を得ると、原本をもとに看板製作に着手。仕事の休憩時間などを利用し、約2ヶ月半をかけて完成させたというから驚き。
あっぱれとしか言いようがないんだよねこれは。一般的な紙に写す行為とはワケが違うからね。
所長さんは絵を描くことが趣味らしい。けど、この特大看板の製作は誰もが成し遂げられるものではない。仮に成し遂げられたとしても、所長さんのような高い再現度には至らないだろう。
消防署はさすがにコラボなんてしないだろうと思ってたけど、まさかここまでハイクオリティとは・・・。
敬服ッ!!!
続いては「佐久市役所」。
市役所がコラボを実現させたことは間違いない。が、さすがに市役所内は「北斗の拳」に染まっていそうにない。
ところが・・・
一部染まってましたよ、ええ。
市役所の観光課・観光振興係の係長を務める田中さんは大の「北斗の拳」マニア。貴重なアイテムを集めるコレクターらしいが、その貴重なグッズの一部を市役所に展示しているという・・。
こちらが田中さん。
佐久市役所で見られるグッズはこんな感じ。
ん?もしかして佐久市と北斗の拳のコラボの考案者って・・・
いや、やめておこう。
このように佐久市役所も「北斗の拳」が流れ込んでいた。
ファン感涙!飲食店のスタンプを集めるとグッズがもらえる
「北斗の拳」は佐久市内の飲食店ともコラボしている。
その代名詞が佐久市のご当地ラーメン「安養寺ら~めん」とのコラボスタンプラリー。
佐久市内にある17店舗の「安養寺ら~めん(佐久市のご当地ラーメン)」を食べてスタンプを集めると、ここでしか入手できないオリジナルグッズがもらえるのだ。
同スタンプラリーでもらえるオリジナルグッズはこんな感じ。
注目すべきはスタンプ7個でもらえる「どんぶり」。ラオウの名セリフ「わが生涯に一片の悔いなし」が書かれている時点で泣きながらスープを飲むしかないなw
また、お酒が好きな方に最適な御朱印帳ならぬ“御酒飲帳”も実施されている。
こちらも先のスタンプラリーと同様、指定された店舗で酒を飲むことでオリジナルグッズがもえらえるという仕組み。
なお、御酒飲シールを集めてもらえるオリジナルグッズはこんな感じ。
ラオウの名言入りの枡はたまらないデザインになっているし、名言入りの日本酒はもはや飲めないよね(恐れ多くて)。
飲食店とのコラボは地域活性化に最適だし、素晴らしい取り組みだと思う。
佐久平駅周辺のマンホールにも「北斗の拳」
佐久市の異常なまでのコラボぶりは恐怖を感じるレベルと言っていい・・・。
施設や飲食店とのコラボだけでもお腹いっぱいなんだけど、佐久市は佐久平駅周辺のマンホールも「北斗の拳」で染めているらしい。おまけに場所によってデザインが異なるというこだわりよう。
しかも「北斗七星」に合わせて特製マンホールを並べているらしいwww
やべーわ佐久市w
もうとことんやっちゃえ。
北斗の拳をこよなく愛する者からすれば、いずれメッカになるかもしれないな。
【総括】ファンは絶対に訪れるべき
「ずくだせテレビ」によると、佐久市にはすでに都内から数え切れないほどの北斗の拳ファンが訪れているという。なんと1日でスタンプラリーをコンプリートし、オリジナルグッズを手にして帰る強者もいるんだとか。
お酒のスタンプラリーなら計22杯飲めばいいからクリアできそう(飲兵衛の私の場合)。
がしかし、ラーメンの方は1日ではとても達成できそうにない・・・。
ラーメン7杯で「どんぶり」がもらえるけど、そんなことしたら「お前はもう死んでいる」状態になって病院コース確定。とはいえ、ラヲタには大量に食べられる人がいるからなあ~。
いずれにしても佐久市は今、北斗の拳で盛り上がっている。
ファンであるなら是非とも行くべきだ。
引用:
「ずくだせテレビ」2018/12/17放送分【1】
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