2017年は爆釣の連続で「ウハウハ状態」だった小坂田池。バス釣り人生における「初○○(初トップ、初ミノーなど)」を多数経験できた素晴らしいシーズンでした。しかし2018年は・・・けっこうシブめだったなと。
2017年の勢いをそのままに、2018年も爆釣を期待していた「小坂田池」。
しかし、そんな希望はことごとく打ち砕かれることに・・・。
2018年度の小坂田池バス釣りレポート
- 活性が低い状態がつづく
- 池のコンディションが安定せず「苦労の釣り」
- 満足のいく釣りができたのは7月のみ
2018年の小坂田池はコンディションが安定せず、終始シブめ。思考を巡らせ、何とか釣り上げるという日々が続いた。
当記事はそんな2018年度の小坂田池バス釣りレポートである。
活性が低すぎる状態で幕を開けた2018年の小坂田池
2018年度の小坂田池はとにもかくにも活性が低く、シブい状態から幕を開けた。
去年は5月下旬の時点でよく釣れていたが、今年の食いつきはすこぶる悪い。だからこそ、最適解を見つけることに必死になる日々。
とはいえ、4月には2018年第1号の釣り上げに成功。スモラバ+クローでシェイクとステイを繰り返していたところ、食いついてきた(サイズは35cm)。
がしかしその後はかなりシブく、6月になるまでは数本あげたのみ。
6月上旬を過ぎるとそれなりに釣れるようにはなったが、去年の同月と比較すると活性はかなり悪いなと。なんせ丁寧に誘ってもなかなか反応しないし、セコ釣りをしようにも食い切らない。
以下はそんなこんなで釣り上げた6月のブラックバスの一部。
写真を貼っていて思い出したが、青木プロがリリースしたトップウォーター「レゼルブ」は活躍してくれたなと。だって、ほとんどがレゼルブで釣り上げているので(苦笑)。
このようにレゼルブ大活躍。
とはいえ現実はトップで出るは出るものの、ガッツリ食いに来ているわけでなく威嚇でかかってくる印象が強かった。
サイズはだいたい25cmクラスで、たまに体高のある30~35cmクラスが釣れた感じ。
水質があまりよくなかったからこんなものかねえ?
それにしても厳しかったように思うけど・・・。
トップへの反応が若干よくなった7月
7月に突入するとトップへの反応が若干よくなった。
がしかし、去年と比較すると雲泥の差。非常に強力だった虫パターンもイマイチだし、ペンシルやノイジー系でスローに誘っても食いきらない。
ストレートワームをネコリグでかましても不発なんだから、どうしろっちゅうねん状態。汗
何度かお会いしたワーム釣りオンリーの大学生たちに釣果を聞いてみたところ、『まったく釣れない(ボウズ)』との返答。そりゃそうよね、ワームで釣り上げている人を確認できなかったんだから。
まあそんな年もあるだろうと割り切った私は、プラグオンリーの釣りを誓う(たまに浮気はしたけど)。
以下が7月に釣り上げたブラックバスの一部。
小坂田池ならではの減水は、まだこの時点では見られず。桟橋から普通に投げられる日が多かったように思う(無論、小坂田池での釣りは“桟橋からのみ”)。
水面を眺めていると45cmクラスが3尾、30cmクラスを多く従えスクーリングしている姿を何度も目撃。そして、小坂田池のビッグママ(60cm)をはじめて目にしたのも7月だった。
そのビッグママを釣り上げた人って実在するのよね。
小坂田池なんてバス釣り入門用の釣り場でしかないと思っているそこのあなた、それは大間違い。ここはビッグサイズを十分に狙える釣り場なのだ。
8月~10月はコンディション悪化で激シブ状態…
苦しみながらも何とか釣り上げていた7月。
好転を信じて8月を待ったが、状況はさらに悪化するばかりだった・・・。
当時は異常なまでの高温。その影響もあってか、8月上旬になるとアオコが大量発生。水質がきわめて悪くなり、水面に死亡した魚が浮くようになった。
状況はしばらくすると若干落ち着く。
しかし、池のコンディションはあまり回復せず、ブラックバスの活性は上がらずじまい。プラグもイマイチ、ワームもイマイチ。はっきり言ってもうお手上げだったなと。
こんなコンディションだったこともあって、8月・9月はあまり足を運んでいない。
2か月ほど離れたものの、どうしてもバス釣りがしたくなって10月にアクセス。レイドジャパンの「ファットウィップ」を落とし込んだところ1本釣れた。
これは素直に嬉しかったけど、去年とのギャップに疲れてしまった・・・。
オフ前の私のモチベーションは、完全に低下していたと思う。
まとめ
小坂田池バス釣りレポート2018は以上。
ホントしんどかったし、厳しいシーズンだった。
がしかし、個人的には以下の収穫・発見があったなと。
1)有効なルアーはシーズンによって大きく変わる
2)前年度の釣りは当年にフィットするとは限らない
3)どれほど水質が悪化していてもポイントを上手くつけば釣れる
4)ルアーのカラーはあまり関係ない(※私はこれまで結構こだわっていた)
5)台風後の晴れ間はなかなかアツい
私なんぞは去年からバス釣りを再開した身なので、まだまだ勉強不足と経験値が足りないひよっこ。そんな中でも、2018年はアングラーとして成長できたように思う。
以前に比べればキャストの精度とアプローチ、ルアーセレクトのレベルも上がったと思うしね。
それだけに2018年の小坂田池(コンディション)は残念だった。
はたして2019年の小坂田池はどうなるのか・・・。
【注意】相変わらずマナーが悪いアングラー多し・・・
相変わらずだが、小坂田池にはマナーを無視した悪質なアングラーが多い。
駐車に関してもゴミに関してもひどくなる一方である。
このまま行くと、本当に釣り禁になる可能性は高い。おまけに2018年のある日、早起きをして小坂田池にいったところ、第一桟橋と第二桟橋間の岸に大型ソファーが捨てられていた…。
近隣住民が通報して、市の職員と思われる人たちがやって来たけど、何とも言えない気持ちになったね。
小坂田池は2010年に、釣り人のマナー問題が原因で全面釣り禁止になりかけた過去がある。
現在も小坂田池でバス釣りができるのは、近隣住民の理解と清掃活動、桟橋の修繕を行ってくれる方がいるからだ。
これらを肝に銘じ、小坂田池でいつまでもバス釣りができるよう意識を高めてほしい。
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コメント
小坂田、間違いなく近々全面禁止でしょう。
池の北側住人はバス釣りにある程度の理解はありますが、南の角にある降旗工務店のオヤジが 徹底してアンチバサーです。
あの人は自分ちの池と勘違いなさっているようで、近年急に塩尻警察署がフェンス内に立ち入っての釣りに軽犯罪法違反を適用して手当たり次第検挙しているのも、元はと言えばあのオヤジが暗躍したからだそうです。(頻繁に通報しています。)
実際に検挙が増えた事で、以前から口煩かったのが警察と言う後ろ楯を得て 更に過度になっているので 桟橋以外からのキャストはほぼ無理な状況ですね。
塩尻警察署に尋ねたら、減水時に桟橋からショアラインに入っての釣りは 物理的に桟橋からでは減水でアプローチできないので目くじらたてないそうですが、降旗工務店のオヤジにその理屈は通用しません。
やはりあまりにもバサーを目の敵にするため揉める釣り人も多い様で、その際決まり文句の様に「全面禁止にするぞ!」と言ってくるみたいです。
あの池は取水管に問題があり全ての水を抜き切る事が出来ない為 干してバスを駆除される心配はありません。私はかれこれ40年バス釣りしてますが、確か20代の頃からバスは居たので当然ロクマルくらいは居るかも知れません。(メジャー計測で59センチまでは確認しています。ちなみに私の小坂田レコードは52センチです。)
アベレージは小さいものの、ワームやジグ、ハードベイト全般、何を使っても非常に数が出るフィールドなので、短時間でもそこそこ楽しめる池ではありますが、主様仰せの通り、バサーのマナーが悪すぎます。私の見る限り常連はローカルルールや例のオヤジの事は良く分かっているのでマナーやモラルはちゃんとしていますが……。
桟橋からなら釣りOKとは言うものの、あの桟橋自体が老朽化で危険極まりないのと 桟橋の面積が訪れる釣り人に対して圧倒的に狭い事、桟橋前は泥底のシャローで然程の一級場所でもない事などから(実績場は護岸側で、デカイのは殆んどそちら側で出ています。)、やはり桟橋以外で釣る人が後を絶ちませんし、あの桟橋の位置や規模を考えると無理もない気もします。
一度全面禁止になりかけた時に塩尻市主催のディスカッションがあり、その時はバサーではない一般の釣り愛好家が「子供の頃から釣りの出来る場所だったのに、何故禁止にするのか!?」等と異議を唱えて下さり、禁止を免れた経緯があります。
みどり湖、沓沢湖、生妻池等々、良いフィールドがこぞって禁止になった中、まだ釣り禁止ではない稀有な場所ではありますが、今のままだとおそらく全面禁止は時間の問題ではないでしょうか。
私は現在は別の場所に通っていますが、小坂田がいつまでもバスと遊べる場所だといいなとは思います。
ただ、塩尻警察署が頻繁に来たり(口頭注意ではなく、実際に検挙されます。)やはり 好きな遊びをしていて、目くじらたてられたくはないので足が遠退きつつあります。
555 yumepapaさん、コメントありがとうございました。
小坂田池にお詳しいようで感服いたしました!
そのような実情があったのですね。。
確かに警察の巡回が増えた気がします。
なんでも実際に護岸サイドで夜な夜な馬鹿騒ぎした大学生がおり、通報されて検挙(逮捕されたとの情報もあり)されたみたいです。
何かと残念なニュースと現実ばかりを目の当たりにする小坂田ですが、素晴らしい釣り人の方との出会いもあったりで嬉しいこともありました。
2017年だったと記憶していますが、北側住人のおばあさまが「ドブガイ」を殺さぬよう沖に投げていて、ご丁寧にいろいろと小坂田のことを話してくれたことを覚えています。
ホント小坂田はさまざまなアプローチで釣れるところなので面白いですし、初心者にもおすすめだと思っているので貴重だと思っています。
活性がよいバスが毎年一定数いる点も魅力ですよね。
52センチ釣り上げるなんてスゴイですね~!!!
一度でいいから40UP釣ってみたいです・・・(私のレコードは38)
ワクワクもある小坂田ですが、相変わらず釣り人のマナーは悪く、ゴミは増える一方で至るところがラインまみれという悲惨な状況です。
少なくとも現状のままではどんな理由にせよ釣り禁止になるのは目に見えているかと・・・。
残念でなりませんね。