塩尻市奈良井の観光地『奈良井宿』。
そこは現代でありながら、古き良き時代へとタイムスリップできる唯一無二の宿場町だ。
晩夏の奈良井宿を歩く~塩尻市の楽しみ方~ https://t.co/z2vRKDrFqO pic.twitter.com/1QLLE8Kt2r
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) September 5, 2019
楽しみ方は無限大だが、この記事では奈良井宿の町並みをサクッとまとめている。
当記事に書かれているレポート
- 奈良井宿の特徴
- 駐車場~奈良井木曽の大橋
- 奈良井宿の町並み
晩夏の奈良井宿は観光シーズンを避けられるし、ちょうどいい気温のなかで食べ歩きができる。未踏の方は参考にしていただければ幸い。
奈良井宿の特徴
奈良井宿(ならいじゅく)は塩尻市奈良井にある宿場町。
中山道のちょうど真ん中に位置している。
特徴はこんな感じ。
奈良井宿の特徴
- 木曽にある11宿の中でもっとも標高が高い
- 国の重要伝統的建造物群保存地区
- 今もなお当時の面影を色濃く残している
- 「日本遺産」認定など、数々の賞を受賞
- 連続テレビ小説「おひさま」の舞台になった
- 塩尻市でダントツの人気を誇る観光スポット
国内外を問わず多くの観光客が訪れ、宿泊、食べ歩き、散歩、イベントなど様々な楽しみ方を実現できる。
アクセスは比較的スムーズ。
松本方面からだと19号線に沿って車を走らせるだけ。
車の運転が苦手な方でも簡単にたどり着ける。
また、食べ歩き目的でアルコールも入れたいなら、電車(奈良井駅)も利用可だ。
奈良井宿の楽しみ方
当記事は晩夏の奈良井宿を訪れたときのレポート。
あくまで私なんぞの楽しみ方になるので、参考程度にして頂ければと。
レポートの手順は次のとおり。
- ①:駐車場
- ②:奈良井木曽の大橋
- ③:奈良井宿の町並み(食べ歩き)
奈良井宿は季節によって表情を変える。
春夏秋冬、それぞれの魅力があるので、可能ならすべて足を運ぶべき。
それではレポートをまとめていこう。
①:駐車場
奈良井宿の駐車場は全部で5か所ある。
無料駐車場
- 「木曽の大橋 東駐車場(国道側)」
大型車3台、普通車12台、身障者用3台 - 「木曽の大橋 西駐車場(線路側)」
普通車51台、身障者用1台 - 「道の駅 奈良井宿駐車場(木曽の大橋の北側)」
大型車15台、中型車(マイクロバス)2台、普通車28台、身障者用2台
有料駐車場
- 「奈良井駅前駐車場 普通車15台」(※2017年7月1日より有料化)
金額:500円 ※毎年8月12日は夏祭りのため駐車不可 - 「奈良井権兵衛駐車場」
大型車8台/金額:2080円(マイクロバス:1560円)
普通車83台(第一駐車場13台・第二駐車場70台)/金額:510円
おすすめは「木曽の大橋 東駐車場(国道側)」。
規模としては小さめだが、国道沿いなので入りやすい。
特に理由がないかぎりは無料駐車場を利用すればOK。
ただし、繁忙期はあっという間に埋まるので、有料駐車場も検討すべきだね。
②:奈良井木曽の大橋
私なんぞが降り立ったのは「木曽の大橋 東駐車場(国道側)」。
平日の昼前だと言うのに結構な混み合いで、車のほとんどは県外ナンバーだった。
客層はさまざま。
それぞれ観光目的が異なる印象を受けたね。
歩くと間もなく「奈良井木曽の大橋」が姿をあらわす。
橋の下を流れる川はとても緩やか。
田舎ならではの情景が、見る者を魅了してくれる。
木曽の大橋を渡ると、そこそこサイズの公園。
心地よい風が吹いていて、つい寝転びたくなる。
公園には水遊びができる水場や、ブランコなどの遊具が設置されている。
童心に返って・・・ではないけど、数分間ブランコに乗ってはしゃいだ30代のおっさんは私w
カミさんからの冷ややかな視線を感じつつ、公園を満喫した。
③:奈良井宿の町並み
公園から歩くこと5分程。
ついに「奈良井宿」が姿をあらわす。
その風貌は令和のものでない。
あきらかに歴史上に登場する宿場町だ。
奈良井宿の全貌は入口に設置された案内図でチェックできる。
まずは下町から食べ歩きと行こうか。
もう感動しかない。
こんな素晴らしい町並みが今も残っているなんて…。
奈良井宿が持つパワーに圧倒され、軽くフラッとなった(魅了されたってことね)。
しかし、晩夏ならではの恩恵「通りを吹き抜ける涼しい風」に助けられ、中町へと続く道を歩ていく。「ならのき家」「新若狭屋」のシブさったら惚れ惚れするねえ。
人気旅館の「あぶらや」もいい味を出している。
どの建物もウットリしてしまう。
維持はかなり大変だと思うけど、ずっとずっと残してほしい。
ビールを買って飲み歩きすると至福の時間がおとずれる。
本当に素晴らしい建物ばかり。
食べ歩きを目的とするなら、「松屋茶房」「いなかや」はマスト。
また、宿泊と漆器も楽しめるので、ビビビと来るものがあったなら立ち止まってほしい。
ただ散歩するだけでもステキな時間を味わえる。
カメラはマストアイテムだね。
のどが乾いたら「水飲み場」も活用すべし。
この辺まで歩くと、下町エリアは終了。
次は中町エリアになる。
3-1:中町~上町エリア
大宝寺入口に到着すると、そこはもう中町エリア。
下町とは毛色の違う建物を楽しめたりする。
「火の見櫓」「本陣前」付近にはトイレあり。
トイレの位置は事前に把握しておくといいかもしれない。
少し歩くと「伊勢屋」や「七笑」「上問屋資料館」が姿をあらわす。
さらに歩くと、食べ歩きを目的とする方におすすめの「こころ音(そば)」「さつき庵」「山の市場」がある。
荒沢不動尊を過ぎると、上町エリアが見えてくる。
この洋風な建物はひときわ目立つんだよなあ。
最後は上町エリアで人気の「奈良井宿民芸館」へ。
ここは漆器やお土産を買うなら最適の店舗なので、じっくり時間を使うといい。
奈良井宿レポートは以上。
【総括】散歩に食べ歩きと「至福の時」を味わえる宿場町
奈良井宿の魅力はさまざまな楽しみ方を実践できること。
- 散歩・散策
- 撮影
- 宿泊
- 食べ歩き(飲み歩き)・ランチ
- 漆器・お土産
多種多様な店舗があるので、独自の楽しみ方ができると思ふ。
各所にお酒の自販機・売り場があるので、飲兵衛にもやさしいしね。
ベタな感想になるが、奈良井宿は何度でも訪れたいと思える宿場町。春は自然を、夏は涼を、秋は紅葉を、冬は雪景色を楽しめる。
何も考えず歩くだけでも癒されるので、至福の時をあじわいたい方は是非。
奈良井宿の詳細
- 所在地: 〒399-6303 長野県塩尻市奈良井
- 電話: 0264-34-3160
- 駐車場:有
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