東筑摩郡山形村にある「唐沢そば集落」は名店が集結している。
なかでもお気に入りは「そば幸」。
山形村にある「唐沢そば集落」で1、2位を争う人気店「そば幸」のやまっちそばに感動した話だお。
コシがあり程よい硬さの手打ちそば、それを際立てる麺状にカットした長芋との相性はバツグン。
旨かった!
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— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) April 13, 2020
唐沢そば集落に軒を連ねている店舗は、それぞれ個性を持っている。その中で一二を争う人気店が「そば幸」。その特徴は次のとおり。
そば幸の特徴
- シンプルに蕎麦が旨い
- 天ぷらもウマウマ
- メニューラインナップが豊富
- 店舗は古民家の魅力がたっぷり
- 駐車場が広い
ハッキリ言って最の高。コシがあって程よい硬さの手打ちそばと、それを引き出すつゆは感動する旨さである。
ということで当記事では、唐沢そば集落の人気店「そば幸」の食レポをまとめた。
唐沢そば集落で一二をあらそう人気そば屋
「そば幸」は長野県東筑摩郡山形村下竹田にある「唐沢そば集落」内の人気店。
唐沢そば集落における人気ランキングを作るとするなら、そば幸は間違いなく2位以上をキープするだろう。それほどまでに蕎麦のクオリティが高い。
店舗は古民家そのものの。
まるで親戚のジジ・ババの家に来たかのような暖かい雰囲気に包まれている。
店内の雰囲気
- 田舎ならではの落ち着いた空間
- 座敷からは美しい庭を眺めることができる(テラス席あり)
- 昔ながらのモノが多数かざられている
- 家具は懐かしさを感じるものばかり
- おそらく唐沢そば集落のなかでもっとも敷地が広い
たとえば、この柄の座卓。
田舎にある家具の定番と言っていいはず。
私の実家にもおそらく同じものが何台かあるな。さらにお座敷には、兜や人形など昭和の民家を想起させるものが溢れている。
それらを見た途端、幼き頃にタイムスリップした感覚になった。
もうたまらんね。
昭和レトロを愛する者にはたまらない。
座席は座敷とテラス席のみ。
座卓が並べられた広間に、卓単位で座るスタイルとなる。
客層は観光客がメインだが、会社員の利用も多い。いずれにしても蕎麦が大好きな老若男女が、県内はもちろん全国から訪れる。
そば幸の駐車場は余裕ありあり
唐沢そば集落はランチタイム営業のみなので、オープン前から長蛇の列ができたりする。そこで問題となるのが「駐車場」の確保だ。
ぶっちゃけると、唐沢そば集落にあるほとんどの店舗が駐車場に余裕がない。つまり、駐車できずに断念・・・というケースが当たり前のように起こるエリアなのだ。
上空写真を見れば一目瞭然・・・
しかし、そば幸に関しては心配ご無用。
広々とした駐車場が店舗前と店舗上に用意されている。
たとえ激混み状態でも、難なく駐車できる規模。
そば幸を利用する場合は、まず駐車場に悩まされることはないだろう。
とは言え、他店が満車状態だとあぶれた人々が押し寄せてくる。タイミングによっては駐車できないこともあるので、確実に入店したいならオープンタイムを狙ったほうがいい。
「そば幸」のメニューラインナップ
そば幸のメニューラインナップはシンプル。
しかし、そばのみを提供している店舗と比べば豊富だ。
そばメニュー一覧
- もりそば
- ざるそば
- やまっちそば
- かけそば
- 月見そば
- たぬきそば
- とろろそば
- 山菜そば
- 五目そば
- 天ぷらそば
- 五目やまっちそば
※「もりそば」「ざるそば」以外、冷・温チョイス可
様々なそばが用意されているので、初心者の方でも利用しやすいかと。
おすすめは「ざるそば」だが、山形村の特産品「長芋」も堪能したいなら「やまっちそば」も良い。むしろ現在は「やまっちそば」の方が人気になっているかも(ローカル番組でよく取り上げられているため)。
「一品料理」メニュー
このようにレアすぎる一品りのオンパレード。
飲兵衛ならずっと居たいレベル。
- 天ぷら盛り合わせ
- 馬もつ
- かも肉
- 鶏のからあげ
- きのこおろし
- 冷奴
- つけもの
- 岩魚の塩焼き
ジビエと定番料理がギュっと濃縮されたラインナップ。これだから蕎麦だけでは済まされない。アルコールもほぼ強制的に注文することとなる(笑)。
馬刺しに馬もつ、かも肉もあるから酒1杯で済むわけがない・・・。
ドリンクメニュー
- オレンジジュース
- コーラ
- 烏龍茶
- 生ビール
- 瓶ビール
- 日本酒(1合・2合)
- 焼酎(各種割り、ボトルあり)
残念なことにそば幸はランチタイム営業のみ。ガッツリ飲みは難しいけど、ハンドルキーパーがいるなら瓶ビール1、2本程度はいけると思う。
【食レポ】「やまっちそば」と「天ぷら」
それでは食レポといこう。
当記事でレポートするメニューは次の2品。
- ①:「やまっちそば」
- ②:「天ぷら」
そば幸の蕎麦はただでさえウマウマだが、山形村の特産「長芋」とあわさると更に旨くなる。そして、天ぷらも実に美味。蕎麦のお供にピッタリだ。
それでは上記2品をレポートする。
①:「やまっちそば」
「やまっちそば」は山形村の特産品・長芋を麺状にカットしたものを載せたそば。
長芋といえば「とろろ」が定番だが、やまっちそばは長芋をあえてすり潰さず、本来の食感を堪能できるようカットして載せている。
これが実に旨い。
カットされた長芋がのっただけなのに、ここまで奥深さが出るとは・・・・こりゃ発明だ。
コシがあって程よい硬さの手打ちそばとの相性はバツグン。旨さはもちろん風味も際立つし、山形村の特産品・長芋の味わいも堪能できる。
相乗効果ハンパないわ、やまっちそば。
あ、「長芋だけじゃシンプルすぎて物足りない」と感じる方は、「五目やまっちそば」をおすすめする。
「いや、さすがにこれは乗せすぎ・・・」と思ったそこのあなた。チッチッチ。こちらもバツグンの相乗効果が生んでウマウマなの。
きのこと山菜が好きな方は、五目やまっちそばが良いと思う。
②:「天ぷら」
そばには「天ぷら」が欠かせない。
名店の天ぷらは非常に美しく、余計な油を吸っていない。そして、素材の旨味を殺さぬよう、サクっと揚げられている。
これまでに大満足だった天ぷらは、塩尻市洗馬の「みのる」くらい。しかし、そば幸の天ぷらもお見事すぎるクオリティだった。
旨い。揚げ方も極上。油っぽさも一切ない。
素材を活かしてサクっと揚げられたパーフェクトな天ぷらだ。
そば幸の大将、おそるべし・・・。
そばだけじゃなく天ぷらまで極上とは。
至福の時をあじわえた。
【総括】山形村でウマウマなそばを満喫したいなら「そば幸」で決まり
そば幸は山形村(唐沢そば集落)の旨いそばを落ち着いた雰囲気のなかで満喫したい方におすすめ。特に「やまっちそば」は山形村の美味がつまったメニューなので、ぜひ注文していただきたい。
また、そば幸は訪れる客層も素晴らしい。
老若男女問わず、マナーが良い印象を受けた。
良いオーラを放つ蕎麦屋には同様のオーラを持つ人々がやってくるのだろうね。
唐沢そば集落にアクセスされる方はぜひ。
長野県中信地方のそばの名店を網羅したガイドブック

「そば幸」(唐沢そば集落)
- 営業時間:
11:00~14:00 - 定休日:木曜
- 住所:長野県東筑摩郡山形村7259
- TEL:0263-98-2075
- 座席:50席
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