塩尻市大門に珍しいタイプのカツ丼を提供する食堂がある。
「高橋食堂」だ。
やっぱこれだね〜
ウマー&ウマー#高橋食堂 pic.twitter.com/p7GrakX202— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) December 5, 2022
高橋食堂(塩尻市)の特徴
- 昭和が香る昔ながらの食堂
- 看板メニューは結構レアな「ソース煮のカツ丼」
- その他メニューのラーメンや肉丼も安くてウマウマ
- 店内はレトロ厨が泣いて喜ぶ落ち着く空間
- 風貌もなかなかパンチが効いている(良い意味で)
私はここのカツ丼とラーメンを、月に一度は食べないとおかしくなってしまうほどのファン。料理はもちろんのこと、昭和全開の空間が最上級の癒しをあたえてくれるのだ。
当記事はそんな高橋食堂のあれこれと食レポをまとめた。
塩尻郵便局の隣にある昭和で満たされた食堂
高橋食堂は、塩尻市大門六番町「塩尻郵便局」の隣にある昔ながらの食堂。ソース煮タイプのカツ丼はあまりにも有名で、常連はもちろん新規の胃袋を掴んで離さない。
MAP
店舗の規模は一般的な食堂サイズ。
風貌は完全に昭和のそれ。
古き良きオーラが至る所から放たれている。
味のある暖簾をくぐるとそこは、懐かしさと優しさに包まれた空間。私のようなレトロ厨にはたまらない、極上のビジュアルを堪能できる。
このように店内はけっこうディープ。
レトロ好きじゃないと厳しいかもしれない。
座席はテーブルとお座敷の2種。テーブル席(4人掛け)は5か所あり、奥のお座敷は宴会も対応できる広さだ。
とはいえ、座席はテーブル席がメイン。
お座敷の稼働は滅多にないし、使用する機会はまずないだろう。
なお、混み合っているときはテーブルでの相席になる。
客層は常連がメイン。
年齢層は高めだが、カツ丼目当てにやってくる若者も多い。
入店ハードルはけっこう高め。ディープな外観と空間はもちろん、常連客が多いこともあって暖簾をくぐるまでは勇気がいるかもしれない。
しかし、入店してしまえばどうってことはない。店内は非常に落ち着いているし、ギラギラした常連客はいない。ただし賑やかさはないので、無音空間を苦手とする人は不向きかも。
私なんぞは高橋食堂に入るだけでも癒される人間。
昭和な空間を好む人には、ピッタリな食堂だと思う。
高橋食堂のメニューラインナップ
高橋食堂のメニューラインナップは極めてシンプル。
カツ丼がメインの店なので、ラーメンを除くその他メニューはサブと捉えてもらって問題ない。がしかし、うどんも丼物もウマウマなので、余裕があればセットで注文して頂ければと。
高橋食堂のメニュー写真
メニューは玄関の上に掲げられている木札で確認する。
この木札もまた味があってたまらない・・・。
グランドメニューは以下のとおり。
- 極上カツ丼・・・1000円
- 上カツ丼・・・900円
- カツ丼・・・800円
- 肉丼・・・700円
- 玉子丼・・・600円
- カツライス・・・1000円
- ごはん・・・200円
- 玉子うどん・・・500円
- 肉うどん・・・500円
- カツレツ・・・800円
- 大盛中華蕎麦(ラーメン)・・・700円
- 中華蕎麦(ラーメン)・・・500円
- ビール・・・600円
- お酒2級・・・350円
- ジュース・・・150円
このように高橋食堂はメニューこそシンプルだが、いずれもボリュームは大盛に相当する。したがって、小食の方は覚悟が必要なので注意してほしい。
一般的な胃袋の持ち主でもカツ丼ひとつで腹パンになるし、並盛ラーメンも舐めてかかると大変なことになる(大盛は大食いできる人向け)。
おすすめはカツ丼+ラーメンのダブルだが、量を食べられない人は絶対に真似しないように。
【食レポ】カツ丼とラーメンは絶対的メニュー
食レポするメニューは以下のとおり。
- ①:カツ丼
- ②:ラーメン
- ③:肉丼
高橋食堂にアクセスしたなら、カツ丼とラーメンは是非ともセットで注文してほしい。これらは常連も認める至極の組み合わせであり、定番の注文方法である。
それでは上記3メニューをレポートしていく。
①:カツ丼
高橋食堂の看板メニューは「カツ丼」。
しかし、一般的なカツ丼とはワケが違う。
こちらで提供されるのは「ソース煮タイプ」。玉子でとじられてはいるものの、そこにソースを使用している。これにより、特有の風味・酸味が加わって至極の1杯が完成するのだ。
カツの衣も他店とくらべると個性的。
けっこう柔らかめで、口に運ぶとホロホロととろける感じ。
肉は厚さと硬さが伴っていてハード。
これといった下味はつけられていない。
つまりはすべてをソースに委ねているのだ。
高橋食堂のカツ丼の短尺載っけてなかったのでホイッと。
ソース味の卵とじが大変ユニークかつウマウマ。優しい味わいは昭和を運んできてくれるのよ。
唯一無二。このカツ丼はここでしか食べらない(松本店は未チェック)。他店のそれとは明らかに異なるぜ。#高橋食堂#塩尻市#カツ丼 pic.twitter.com/PcVmjuwIM2
— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) January 28, 2021
(動画ブレブレかつ大事なところ撮影できてなくてごめんなさい)
味付けは甘め。大人はもちろん子供も喜んで食べられる優しい味わい。で、かための玉ねぎが良い仕事をしてカツを引き立ててくれる。
食べた瞬間に昭和を感じるのが良き。
実に良き。
万人受けするカツ丼かと問われればNOだが、懐かしい味わいを好む層には確実にハマると思う。
②:ラーメン
高橋食堂は中華蕎麦(ラーメン)も大人気。
常連の多くは先のカツ丼とラーメンを一緒に注文する。
カツ丼との相性はバツグン。
スープは動物系のあっさりタイプ。
濃い味付けのカツ丼と合うのなんのって。
やや縮れでコシがある麺もこれまたGood。
具材はネギ、メンマ、チャーシュー、ナルト、そしてカツが乗る。
きわめてシンプルな味わいだが、気が付けばドハマりすること間違いなし。ぶっちゃけ、ラーメンだけを食べに来ても幸せになれるはずだ。
余裕がある場合は吞んじゃうもアリ。
なお、瓶ビールはキリンラガーだ。
③:肉丼
カツ丼とラーメンの陰に隠れてしまうが、個人的には肉丼もおすすめしたい。
豚肉とたまねぎを煮込んだ、いわゆる「豚丼」なのだがこれもウマウマ。
店舗で注文する人は滅多にいないだろうけど、高橋食堂に何度かアクセスしたら是非とも注文してみてほしい。
こちらもラーメンとのセットで幸せになれる。
テイクアウトもできる
高橋食堂はテイクアウトに対応している。
カツ丼をはじめとする丼物はテイクアウトできるので、興味がある方は注文してみてほしい。
これでラーメンも持ち帰りできたら最高だと思ったり・・・。
入店ハードルが高くてイートインが難しいと思った場合は、テイクアウトを利用するといいかも。ここのカツ丼を食わずに生涯を終えるなんて実にもったいないことだからね。
高橋食堂(塩尻市)に関するQ&A
高橋食堂(塩尻市)に関するQ&Aをまとめた。
情報収集にお役立ていただければ幸い。
Q1:松本市にある高橋食堂とはどういった関係?
A:詳細はわからないが、おそらく姉妹店的な位置づけだと思われる。
というのも、松本駅前にある高橋食堂も同じくソース煮のカツ丼を提供しているし、店名は「お食事処 高橋 駅前本店」としているからだ。
しかし、松本と塩尻では味が異なる。
その違いは食べて確かめてみてほしい。
Q2:カツ丼が美味しい塩尻市のお店を教えて
A:個人的におすすめなのは、塩尻駅にある「ほっとしてざわ」のソースカツ丼。
ちなみにけふは『ほっとしてざわ』で飲食。ソースカツ丼で〆たのだけど、私が大好きな伊那の『やません』と味が似てて感動しちゃった(T . T)
塩尻でやませんと似た味のソースカツ丼食えるとか目から汗だわ。
伊那も飲み歩きしたいのう。 pic.twitter.com/8YmQ7TIHjY
— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) December 12, 2021
カツと特製ソースの味わいがたまらない。
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まとめ
高橋食堂のカツ丼はそんじょそこらのそれとは違う。
玉子とじとソースの良いとこ取りをしたサラブレッドだし、昭和のエッセンスが詰まりまくっている。とにもかくにもメリット尽くしの一杯だ。
飲んだ翌日はこれと決めてる#高橋食堂#塩尻市 pic.twitter.com/TmDw1IXV3z
— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) April 20, 2021
興味がある方は、ぜひ高橋食堂へアクセスしてほしい。
カツ丼のおすすめ書籍
高橋食堂(塩尻市)の詳細
- 営業時間:11時00分~14時00分(※要確認)
- 定休日:水曜日、日曜日
- 住所:長野県塩尻市大門六番町2−16
- TEL:0263-52-0424
- 座席:テーブル席、お座敷
- テイクアウト:可
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