BBQが大好きなのですが、炭起こしがいつも上手くいきません。正しいやり方やおすすめの炭があったら教えてほしいです。
結論から言うと、次の情報をインプットすれば誰でも立派な炭起こしができるようになる。
上手な炭起こしのポイント
- ①:炭の種類と特徴を把握する
- ②:炭起こしには安価な炭がおすすめ
- ③:炭は着火剤を囲むように立てかける
ちなみに私はまだまだヒヨっ子キャンパー。正しいアウトドアスキルを少しでも身に付けようと日々奮闘している。
そんなある日、信州のローカル番組「ずくだせテレビ」がバーベキューを特集。正しい炭起こしをマスターできたので、この記事で情報を共有させていただく。
なお、内容はバーベキュー上級インストラクターによる解説なので、実質プロのやり方を習得可。
BBQの炭起こしや、おすすめの炭(種類)について知りたい方は是非。
①:炭の種類と特徴を把握する
正直なところ、炭の種類なんて気にしたことがなかったです。炭起こしがしやすい種類ってあるんですか?
答えはYES。
テレビで炭起こしの悩みを解決してくれた方は、信州バーベキュー協会会長でありバーベキュー上級インストラクターの今井隆宏さん。
そもそも炭は次の種類がある。
- 安価な炭(ホームセンターなどで購入できる一般のもの)
- オガ炭(中が空洞になっているもの)
- 備長炭(焼き鳥店などでよく使用されるもの)
一般的に利用されている炭は1。
最近は2のオガ炭もよく利用されるようになった。
特に意識せず使用することの多い炭だが、実は種類によってメリット・デメリットがある。つまり、それぞれの特徴を理解することで、BBQの炭起こしがやりやすくなるのだ。
それでは上記3つの炭をくわしく解説していく。
1. 安価な炭の特徴
安価な炭はマングローブ製。
もっとも入手しやすく利用者が多い炭だ。
メリットとデメリット
- メリット:着火が早いので炭起こしが簡単な点
- デメリット:火持ちしない、想像以上に炎が出てしまう、匂いが出る点
安価な炭はデメリットが多いものの、今井さんによれば「弱点を理解すればおすすめの炭」とのこと。と言うよりも、バーベキューに最適な炭は「安価な炭」らしい。
要はやり方次第ということだ。
2. オガ炭の特徴
オガ炭は製材時に発生する大鋸屑を圧縮加熱成形した木炭。安価な炭と共に入手しやすい。
メリットとデメリット
- メリット:とにかく火持ちがいい
- デメリット:着火に時間がかかってしまう
オガ炭は火持ちの良さがウリなので、熾火を長持ちさせたい、いちいち炭を入れるのが面倒という方におすすめ。
3. 備長炭の特徴
備長炭は炭の中でもっとも高品質な木炭。
炭火をもちいる料理では定番である。
メリットとデメリット
- メリット:火持ちが抜群にいいこと、火力も扱いやすいこと
- デメリット:着火に大幅な時間がかかってしまうこと
備長炭は素晴らしいメリットを持っているものの、着火に時間がかかるというバーベキューには致命的なデメリットをもつ。
時間を要する料理にならおすすめといったところ。
②:炭起こしには安価な炭がおすすめ
特徴から比較すると、BBQにおすすめの炭は・・・
両者を併用することによって相乗効果が生まれ、着火が早く火持ちの良い炭起こしが実現する。ダブルで使用するという発想はなかったので目から鱗。
ということで、BBQで最適な木炭は「安価な炭」と「オガ炭(補助として)」の2つである。
③:炭は着火剤を囲むように立てかける
いよいよ本題。
BBQで速やかに炭おこしをするにはどうしたらいいのか。
今井さんによると、炭起こしは着火剤を囲むように立てかけ、しっかり火がついてから広げるのがベストらしい。
これまた目から鱗・・・・。
今井さんが提案する炭起こしのイメージ
今まで似たようなことはしていたものの、火がしっかりとついてから広げるという配慮はしていなかったように思う。とにかく短時間で着火させようとして力技でやることが多かった・・・・。
結局のところ、そんなやり方では着火剤を無駄にするだけということか(苦笑)。
熾火になったらバラして広げるが正解なのね。
勉強になった。
【実践】あっという間に炭起こし完了
今井さん解説の炭起こしは、これまでのやり方を猛省するキッカケとなった。
居ても立っても居られず、すぐ炭起こしをしたところ、これまで苦労していたものがあっという間に完了した。
木炭の種類と特徴を把握し、正しいやり方を実践すれば、どれだけ初心者であろうともスムーズな炭起こしが可能になるのだなあ。
バーベキュー上級インストラクター今井さん、あざっす!!
私のアウトドアLvが1あがりました。
今後はBBQをもっと楽しむことができそう。
引用: SBC信越放送「ずくだせテレビ」 2019/7/19放送分
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