長野県民から愛されている丸善「ホモソーセージ」。
小学生のときよく食べてたけど、あの時からずーっと疑問に思っていたことがある。
それは・・・
「なぜ誤解を招きかねない意味深なネーミングで販売しているのか?」ってこと。
だってさ“ホモ”だなんてどう考えてもアレでしょw
ということでこの記事では丸善「ホモソーセージ」の意味深な名前の由来についてまとめてみた。
丸善「ホモソーセージ」とは
丸善「ホモソーセージ」は株式会社 丸善が製造・販売する魚肉ソーセージ。長野県民にとってはもはや定番のそれであり、どの家庭にもある(確率が高い)加工食品のひとつである。
おそらくここ信州で「魚肉ソーセージと言えば?」と尋ねたなら7割以上の人は「丸善ホモソーセージ」と答えるはず。
みんな、ホモソーセージで育ったよね?ね??
えーと、掲載する必要があるか迷ったけど一応栄養成分を貼っておく。
栄養成分表示
エネルギー:130kcal
たんぱく質:8.2g
脂質:5.7g
炭水化物:10.8g
食塩相当量:1.5g
続いて原材料は次のとおり。
原材料
魚肉(たら、ひめじ、まぐろ、その他)、結着材料(ペースト状小麦たん白、でん粉、ゼラチン、粉末状大豆たん白)、豚脂、砂糖、食塩、香味調味料、魚介エキス、野菜エキス/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、スモークフレーバー、香辛料抽出物、赤色106号
誰得情報なんだけど同製品を紹介する項目なので許してね。
意味深なネーミング(名前)の由来
なぜ「ホモ」なんて意味深な名前をつけたの?
ねえバカなの??
だって勘違いされるじゃん確実に。
私は丸善「ホモソーセージ」に対してずーっとそう思っていた。が、その疑問が解決される日がついにやってきたようだ。愛してやまない信州のローカル番組「ずくだせテレビ」がその意味深な名前の由来を解き明かしてくれたのである。
いや、ホントに長年由来について考えていたから助かったのなんのって。
とはいえ今の時代、ネットで調べればかんたんに解決できるんだけどね。なんていうのかな・・・疑問に思っていてもあまり重要でないことって結局解決しないまま溜め込んでしまうじゃない?汗
そんなこんなで解決せずに過ごしてきたけども、「ずくだせテレビ」によると…
「ホモソーセージ」の“ホモ”は「ホモジナイズ(Homogenize)= 均等にする」という意味。要するに同製品の名前の由来は原材料である「魚のすり身」をはじめ、「味」「サイズ」などすべてが均等になるよう製造されているよ、ってことらしい。
いやーよかったよかった。
ホモって名前が実に意味深だったし。汗
ホモは英単語「homogenize」のホモだったわけね。
まあ、他にも名前としてふさわしい候補があったのでは?と思うけど、均等さを売りにしているわけだからベストなんだろう。
とはいえ、長野県民である私でさえ「ホモソーセージ」の名前の由来を知らなかったわけだから、県外の人からすれば意味不明でヤバめなソーセージと解釈される可能性があるなぁ・・・。
事実、「ずくだせテレビ」で県外の人にホモソーセージについて知っているか質問するシーンがあったけど、すべての人が存在を知らず名前に驚いていたw
てっきり丸善「ホモソーセージ」って全国的に有名なソーセージだと思ってたけど、県外ではかなりマイナーだったんだな(なかには売られていない地域もあるようだし)。
ちなみに大阪では「グングンソーセージ」なるものが定番らしく、ここ長野県でいうホモソーセージ的ポジションだという。
都道府県によって文化は大きく異なるが、愛される食品もまた異なるってことね。
ホモソーセージ出荷量No.1は“長野県”
丸善「ホモソーセージ」ネタはまだ終わらないぜ?
さらに興味深い情報も明らかになったのでそれも記しておく。
まず同製品の全国の出荷量No.1は長野県だそう(上の写真を見ていただければお分かりだが、2位は福島県、3位は山形県、4位は新潟県とまったく予想できないランキングになっている)。
ホモソーセージは全国に出荷されているが、なんとその2割は長野県なんだってさ。
長野県で愛される理由には出荷量も関係していたようだ。
丸善は長野県の会社ではなかった・・・
長野県から異常なまでの愛を注がれているホモソーセージ。その圧倒的出荷量から見ても食品メーカー「丸善」は“長野県の会社”だと思うのが自然だよね。
でもね・・・実は・・・
丸善は東京の会社だったのよ・・・(衝撃)
これは長野県で同じく愛されている食品「ビタミンちくわ」と同様のパターン(ビタミンちくわを製造・販売する「スギヨ」は石川県の会社)。県外で製造されているのに他県で愛されている商品って少なくないかもね。
それにしても会社の所在地が東京都台東区上野とは・・・。
長野県に暮らしているのに知らないことってまだまだ沢山あるなぁ。汗
丸善よ、もう色々と衝撃的すぎてお腹いっぱいだわ・・・。
【おまけ】これで失敗しない!丸善推奨の正しいホモソーセージの開け方
丸善「ホモソーセージ」は文句なしにウマい。
がしかし、ひとつだけ短所がある。
それは開け方に四苦八苦すること。
丸善ホモソーセージの開け方は十人十色。爪を使ってこまめに破いたり、歯で強引に噛みちぎるなど様々な方法がある。私なんぞは後者であるが、「ずくだせテレビ」が引き続き同製品の上手な開け方を教えてくれたので記しておく。
丸善が推奨するホモソーセージの上手な開け方は、写真のように先端につまようじを指してねじるというもの。
これだけでキレイに剥くことができるとさ。
さっそく同様の開け方を試みたところ、キレイに剥くことができたわいwww
これで今後は強引に噛みちぎるという野性味あふれる開け方を実践しなてくて良さそうだな。
ちなみに同番組では目黒清華アナがつまようじを途中で折ってしまい、笑いを誘っていたw
いや~「ずくだせテレビ」は素晴らしいね。いつもありがたい情報を紹介してくれるので本当に感謝している。
てなわけで、あなたもこれで丸善「ホモソーセージ」博士のひとり(だと思う)。
お酒の席などでうんちくとして語ってみてはいかがだろうか。
引用:
丸善 公式サイト【1】
SBC信越放送「ずくだせテレビ」2008/11/14放送分【2】
ホモソーセージは常備すべきだと思うの
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