長野県のフリーランサーですが、どうしても事務所の住所を知られたくないです。なにか良い方法はないでしょうか?
「バーチャルオフィス」を活用すれば、あっという間に解決可能。住所を借りられるだけでなく、郵便物は事務所に転送できる。
サクっとバーチャルオフィスをまとめるこんな感じ。
バーチャルオフィスの特徴
- ①:都心一等地など様々な住所を利用できる
- ②:「開業届」や「特商法」などに記載できる
- ③:郵送物は事務所に転送可能
- ④:一般的なオフィスにかかる費用を削減できる
- ⑤:他の利用者と住所がかぶるなどのデメリットがある
私は個人事業主として、バーチャルオフィスを利用している。理由は何より不特定多数に個人情報を公開したくないからだ。
おすすめは次の3社。
特徴 | 月額 | |
バーチャルオフィスサービス「和文化推進協会」 | 京都の非営利団体「和文化推進協会」が提供するバーチャルオフィスサービス。業界最安価格で、 住所と電話番号をレンタルできる。 | 550円~ |
GMOバーチャルオフィス | GMOインターネットグループ会社が提供する好立地バーチャルオフィス。有名IT企業が集まる東京都渋谷区道玄坂1丁目にあるオフィスビルの住所をレンタルできる。 | 990円~ |
ユナイテッドオフィス | 運営実績が豊富。オフィスを持たずに、都心の一等地にオフィス機能の全てが揃う。 | 2,310円~ |
このご時世にフリーランスとして生きるなら、バーチャルオフィスは安全確保に欠かせないサービス。むしろ必要経費のひとつかと。
この記事は住所を知られたくない長野県のフリーランサー・個人事業主を対象に、バーチャルオフィスのメリット・デメリットについてまとめた。
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスとは、その名のとおり仮想のオフィスのこと。
実際にオフィス(スペース)を借りる必要がなく、下記①~④のサービスを受けられる。
- ①:住所をレンタルできる
- ②:電話番号をレンタルできる
- ③:郵便物転送
- ④:来客対応(サービスにより異なる)
このようにバーチャルオフィスは、オフィス機能だけをレンタルできる使い勝手の良いサービス。しかも、ほとんどのサービスが格安料金で利用できる。
バーチャルオフィスは、控えめに言っても良いこと尽くし。特に事務所や自宅住所を知られたくない方には、安全確保に欠かせないサービスだ。
それではメリットについて掘り下げていこう。
バーチャルオフィスのメリット
バーチャルオフィスの主なメリットは次のとおり。
- ①:自宅や事務所の住所を公開せずに済む
- ②:都心一等地など様々な住所を利用できる
- ③:「開業届」や「特商法」などに記載できる
フリーランスにとっては有難いことばかり。
活用することで、仕事のみに集中することができる。
それでは上記メリットを詳しく解説していく。
①:自宅や事務所の住所を公開せずに済む
バーチャルオフィスは、その名のとおり仮想オフィスをレンタルできるサービス。自宅や事務所の住所を知られたくない問題をクリアできる。
フリーランスは様々なクライアントと契約を交わす。その数だけ個人情報を公開しなければならないので、精神衛生上あまりよろしくない。
個人事業主がプライバシーを保護したいなら、バーチャルオフィス活用は必要性が高いと言えよう。
②:都心一等地など様々な住所を利用できる
バーチャルオフィスを提供する会社はひとつでない。それぞれ独自の特長とサービスを持っている。
たとえば、次のような住所をレンタル可。
- 丸の内(東京)
- 大手町(東京)
- 六本木(東京)
- 渋谷(東京)
- 梅田(大阪)
- 心斎橋(大阪)
都心一等地の住所をレンタルできる点は、業種によってはプラスになるはず。
使い方は無限大。
③:「開業届」や「特商法」などに記載できる
バーチャルオフィスでレンタルした住所は、次の情報に記載できる。
- 税務署に提出する「開業届」
- ネットショップなどに必要な「特定商取引法」「プライバシーポリシー」
- 「会社情報」
また、上記の目的の他にも次の届出などにも利用できる。
- 税務署や年金事務所など公的機関への届出
- 金融機関への届出
- 各種免許や許認可など所轄官庁への届出
「住所をレンタルするサービスだから、公的なものへの記載はムリじゃ・・・」と思っている方は珍しくない。しかし、上記すべてに利用できるので、安心してビジネスに集中できる。
バーチャルオフィスのデメリット
バーチャルオフィスのデメリットは次のとおり。
- ①:他の利用者と住所がかぶる
- ②:すべての業種が利用できるわけではない
- ③:郵送物の転送に時間がかかる
重要なのは②。
あとは考え方次第でどうにでもなる印象。
①:他の利用者と住所がかぶる
誰もが利用できるサービスなので仕方ない。
最近はバーチャルオフィス利用者が増加傾向にあるので、かぶる確率はマシマシ。
また、クライアントが見慣れた住所だった場合、不信感を与えてしまう可能性もある。
②:すべての業種が利用できるわけではない
次の業種はバーチャルオフィスを利用できない。
(開業および営業の許認可が得られない)
- 職業紹介業
- 人材派遣業
- 建設業
- 廃棄物処理業
- 古物商
- 探偵業
- 風俗営業
- 金融商品取引業
③:郵送物の転送に時間がかかる
バーチャルオフィスは、郵送物を転送する便利なサービスが付帯する。しかし、実際の住所とレンタル住所の距離が離れるほど、転送に時間がかかってしまう。
早急にやりとりが必要な書類がある場合は、真の住所を明かしたほうが良いかもしれない。
【まとめ】住所を知られたくないという理由でバーチャルオフィスを数年間つかった感想
結論から言うと、非常に満足している。
先述したメリットはすべて実感できたし、デメリットは私自身がデメリットと感じていないためストレスは一切ない。むしろ、快適に利用できている。
利用する前は次の問題を懸念していた。
- 利用者の数だけ同じ住所がネット上にのる
- クライアントからバーチャルオフィスだと悟られときの不安
- 不信感を抱かれる可能性
しかし、どれも悩みの種になることはなかった。心配事の9割は起こらないということけど、ホントだね(苦笑)。
住所を知られたくないという理由で、いくつかのバーチャルオフィスサービスを数か月間だけ利用したけど、気が付けば現在進行形でつかってる。
私は住所だけレンタルしたかったので、一等地住所も必要なければ郵送物の転送サービスも不要だった。そこで最終的に選んだのは月額550円(税込)のバーチャルオフィスサービス「和文化推進協会」。
どうやら正解を選んだようだ。
バーチャルオフィス会社は溢れているけど、この記事の本題である「住所を知られたくない」という問題のみを解決したいなら、信頼と実績がともなう格安サービスが良いかと。
実際に利用してみて良かったバーチャルオフィス3社
特徴 | 月額 | |
バーチャルオフィスサービス「和文化推進協会」 | 京都の非営利団体「和文化推進協会」が提供するバーチャルオフィスサービス。業界最安価格で、 住所と電話番号をレンタルできる。 | 550円~ |
GMOバーチャルオフィス | GMOインターネットグループ会社が提供する好立地バーチャルオフィス。有名IT企業が集まる東京都渋谷区道玄坂1丁目にあるオフィスビルの住所をレンタルできる。 | 990円~ |
ユナイテッドオフィス | 運営実績が豊富。オフィスを持たずに、都心の一等地にオフィス機能の全てが揃う。 | 2,310円~ |
格安サービスは溢れているけど、どうにも怪しそうなところもあるのでご注意を。
また、長野県にもバーチャルオフィスはあるので、住所を長野県にしたい方は次を検討してほしい。
長野県のバーチャルオフィス
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