長野県でうなぎと言ったら間違いなく岡谷市だが、松本市界隈にも絶品のそれを食べられる店舗がある。
松本市出川にある「吉利」だ。
同店は松本山雅FCの選手も通う寿司とうなぎの専門店。
値段は張るがウマウマのうなぎ料理を堪能できる。
ということでこの記事ではうなぎと寿司の専門店「吉利」の食レポをまとめてみる。
高級日本料理店のような雰囲気がただよう”寿司とうなぎの専門店”
「吉利(きちり)」は松本市出川にある寿司とうなぎの専門店。
その評判はすこぶる良く、確かなうなぎと寿司を提供する市内の店舗として有名である。
店の外観はどことなく高級日本料理店のような雰囲気。とはいえ実際は非常に入店しやすい店舗(※ある程度の持ち合わせは必要)。店内は落ち着いた空間が広がり、ゆったりと飲食できる。
価格設定は一般的な飲食店よりも高め。その代わり満足いく寿司・うなぎ料理を食べられる(ランチはお得に利用できる)。
客層は常連さんがメイン。年齢層は幅広いが50代以上の男女が多いかな。
なんとなく高そうという理由から入店を断念する人もいるようだけど、ぶっ飛び級の高級料理店ではない。むしろ利用しやすい品の良い寿司とうなぎの専門店だお。
松本山雅FCの選手がよく訪れるんだぜ
吉利は松本山雅FCの選手たちがよく訪れる店としても知られている。
事実、店内には選手たちのサインがいっぱい。
山雅の特番でオンエアされたけど、DFの橋内選手はガチの常連らしい(サッカーの話は一切せず料理を楽しむんだってさ)。
実は吉利の店主、純喫茶「山雅」時代の常連客だったそうな。
店主は今も変わらず山雅を愛し続けており、栄養があって元気が出るものを現役選手たちに提供したい一心なのだという。
そりゃあ山雅の選手たちがこぞってくるわけだね。
吉利のメニューラインナップ
吉利のメニューラインナップは多彩。
寿司とうなぎを専門にしているだけあって全体的にお高めだけど、上手に利用すれば納得の値段で幸せになれる。
メニューは大きく分けると次の4種。
・定食
・寿司
・うなぎ
・蕎麦/御膳
言うまでもなく人気は「寿司」と「うなぎ」。飲みも兼ねる人は〆に「蕎麦」を注文することが多い。
定食と寿司メニューはこんな感じ。
それぞれ充実している印象。海鮮丼はガチで贅沢できるからご褒美デイにおすすめ。
うなぎとファミリーセットメニューはこんな感じ。
予算に応じて選べるのはGood。意外にもファミリーセットを用意している点は好感を持てる。
蕎麦・御膳メニューはこんな感じ。
こちらはシンプルなラインナップ。
会食をするなら御膳か次の寿司会席メニューで決まり。
そんじょそこらの会席料理とは異なり、ワンランク上のそれを堪能できるぞ。
ランチメニューはこんな感じ。
これを有効活用すれば、絶品の寿司を安く食べることができる。
うなぎに関しては長焼は3,500円、半焼が2,000円と構えてしまうレベルだが、寿司にかぎっては1,000円程度で食べられるので狙い目だね。
なお、「土日(祝日)の限定定食」メニューもある。
こちらは極上うなぎを食べたい方におすすめだね。
ドリンクメニューはこんな感じ。
旨くて良質な焼酎と日本酒を取り揃えているので飲兵衛にもおすすめだな。
こりゃあたまの贅沢にゃ吉利しかないね。
寿司から入ろうとしたらアクシデント発生?
とある日の昼時。
私はたまの贅沢をしようと家族と共に吉利へ向かった。
まずは寿司を注文しようとしたのが、お母さんから残念な一言が・・・。
「すいません、今日店主(大将)がヘルニアでお休みしているので握りはできないんですよ・・・ごめんなさい」
嗚呼…楽しみにしていた寿司が食べられないのか。
数分ほど自問自答。
寿司はダメでも刺身は食べられるということなので、「お造り」を注文した。
ウマウマだ。旨すぎる!!
刺身はどのネタも新鮮。艶があって極上の見た目。旨みはもちろん弾力があり、そんじょそこらのネタと異なっていた。
先ほどのショックを軽々と取っ払ってくれるじゃないか。やっぱりスゲーよ吉利。
ちょっとだけ大将がいたならもっと・・・なんて考えもしたけど、現状で大満足なんだから要らぬことは考えるべきでないな。
寿司の食レポはまたいずれということでご勘弁願う。
上品かつウマウマな「天ぷら」
続いては「天ぷら盛り」を注文。
盛り付けが美しくてウットリする・・・。
吉利の天ぷらはどれも素材へのこだわりを強く感じる。本来の味をいかす衣の付け方・揚げ方は見事としか言いようがない。
天つゆは甘すぎず濃すぎずの絶妙な塩梅。こちらも素材を引き立てる仕上がりだ。
毎回これには感動するのだけど、今回はお弟子さんの調子が良くなかったのか、衣がやや油っぽい仕上がりだった。
ほどよくカラっと揚がっていたら文句なしだったんだけど、素材が油負けしている印象を受けた。
うーん、今回はちょっと残念だったかな。
それでもウマウマだったけどねw
酒をとことん浴びたら「うな丼」で〆る
最後は「うな丼」で〆。
実はここまでの過程で酒を浴びまくっていた。
これ以上飲むともう食えないという状況まで来たので、やや控えめなボリュームのうな丼をオーダー。
吉利のうなぎはいつだって裏切らない。肉質も旨みもタレもすべてが素敵。
バランスの妙なんだよな。うなぎは言うまでもなく極上なんだけど、ご飯にもこだわっているというか。主役を引き立てる「なめこ汁」もいい仕事してんのよ。
ボリュームは全体的に少な目だけど、確かなうなぎを堪能できるので不満は一切感じない。
やっぱり贅沢したいときは吉利のうなぎに限るね。
至福の時をありがとう。
【総括】極上の寿司とうなぎ料理を堪能できる唯一無二の店
私も家族も親戚も周囲も「吉利」の大ファンである。
今回は寿司をレポートできなかったので微妙な記事となってしまったが、大将が作る寿司とうなぎ料理はガチで旨い。
松本市内でウマウマなお寿司が食べたいときはもちろん、土用の丑の日は是非とも暖簾をくぐってほしいね。
他店とは異なるオーラを放っているのも肌で感じてほしい。
出典:
SBC信越放送「J ONE SOUL 山雅TVスペシャル 貫け!山雅スタイル」
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