【松本市】キッチン南海の古き良きカレーに涙した話。カツ系メニューに特化した人気の洋食屋です。

【松本市】キッチン南海の古き良きカレーに涙した話 松本市

松本市は極旨カレーの宝庫。
なかでも「古き良きカレー」は市民から愛され続けている。

その代表格と言っても過言ではないのが「キッチン南海」

 キッチン南海の特徴

  • ①:THE 昔ながらの洋食屋
  • ②:松本店は「キッチン南海」神保町からの暖簾分け店
  • ③:定番のカツカレーが松本市民の胃袋をつかんで離さない
  • ④:カレーはもちろんカツ系メニューに特化している
  • ⑤:優しい味わいにリピーターが続出

松本市内でカツカレーの名店と言ったら、間違いなくキッチン南海 松本店の名があがる。また、市内のカレーを語る上では絶対に外せない店舗と言っていいだろう。

当記事では、そんなキッチン南海 松本店の食レポについてまとめる。

記事の信頼性

  • 筆者は長野県出身で在住歴20年の企業メディアライター
  • 長野県のあちこちで日々さまざまな経験と情報収集を重ねる(中信がメイン)
  • Twitterフォロワー:約5,800人

松本店は都内で多店舗展開している「キッチン南海」の暖簾分け店

キッチン南海 松本店は、松本市中央4丁目にある昔ながらの洋食店(カレー・とんかつ専門)。すぐ隣にはイオンモール松本がある。

キッチン南海は東京都で他店舗展開する洋食店。
その多くは本店の神保町店から暖簾分けされた店舗だ。

 キッチン南海 神保町からの暖簾分け店舗

  • 都内・・・11軒
  • 関東圏・・・3軒
  • その他エリア・・・・松本店の1軒のみ

つまり「キッチン南海」は、チェーン展開ではなく暖簾分けをゆるされた独立店のみで構成されているのだ。

なお、松本店のみ関東圏外になるが、その理由は本店の親族が経営しているため。

ほんとね、松本店の大将とお母さんがやさしいのなんのって。初訪のときに物凄く優しく接してくださったことを覚えている。

ステキな御夫婦が営業している店舗は自然と客がつく。
言うまでもなく松本店は、市民から愛され続ける名店だ。

店内は昭和の雰囲気がただよっている

キッチン南海 松本店の店内は、レトロな雰囲気がただよっている。

昔ながらの洋食店のそれといったほうが適切かもしれない。けっして古すぎず新しすぎずな絶妙なバランスを持っている感じかな。それでいて気軽に入店できるし居心地が良い。

キッチン南海松本店の店内

店内は昔ながらの洋食店といった雰囲気

この昭和感がたまらない。
それはエントランスからはじまっている。

お迎えしてくれる緑と絵画たちが、懐かしさと優しさを連れてきて包み込んでくれる感じ。

キッチン南海のエントランス

観葉植物と昭和な玄関マットがいい味出してる

レトロ厨にはたまらない空間。
家具や置かれているアイテムすべてが愛おしい。

この昭和を感じずにはいられない床も、癒しをあたえてくれる。

昭和の雰囲気がただよう床

昭和を感じさせる床

このフロアマットが真新しいものだったらどうだろう?

おそらく現状のキッチン南海松本店はないかと。

そして、見所と言っても過言ではないカウンター。

キッチン南海松本店のカウンター

これまた昭和な雰囲気で個性的なカウンター

レトロ厨の私なんぞは、このカウンターの雰囲気だけで2時間以上はいられる。

S&Bの缶、山の風景画、調味料の数々、メニュー、積み上げられた皿。どれかひとつが欠けると、この空間はきっと生み出されないだろう。

座席はカウンター席とテーブル席のみ。
それぞれ座間に余裕があるので、落ち着いて飲食できる。

客層は40代以降の常連さんがメインだが、名店のカレーを求めて老若男女が数多く訪れる印象だ。

キッチン南海 松本店のメニューラインナップ

キッチン南海 松本店のメニューラインナップは「カレー」と「定食」のみ。

カレーとトンカツを専門にしているだけあって、人気メニューは「カツカレー」。しかし、定食メニューも用意されており「しょうが焼き」や「エビフライ定食」なども味わうことができる。

 キッチン南海 松本店のメニュー

キッチン南海松本店のメニュー

メニューラインナップとしてはカレーが9品、定食が8品(上写真)。大盛りは一律+150円となっている。

ドリンクメニューは次の4種類のみ。

  • ビール(中びん)
  • コーラ
  • オレンジジュース
  • コーヒー

なお、カレーメニューは充実しているのだが、ビーフメニューに関しては辛口仕様になる。

キッチン南海松本店のメニュー2

ビーフのみ辛口仕様

キッチン南海松本店に訪れた方のほとんどがカレーを注文するが、実は定食メニューの注文率も高い。まだカレーしか食べたことがない方は、ぜひ定食メニューも注文してほしい(ウマー)。

テイクアウトも可能

キッチン南海 松本店は、テイクアウト(お持ち帰り)も対応している

 キッチン南海松本店のテイクアウトメニュー

キッチン南海松本店のテイクアウトメニュー

出典:城町バルTOGO

このように定番メニューはすべてテイクアウトできるので、キッチン南海のカレーを自宅で堪能することも可能だ。

ただし、パック代が50円かかると共にとん汁はつかない

とん汁はキッチン南海には欠かせない存在なので、すべてを味わいたい場合はテイクアウトではなくイートインを選択しよう。

【食レポ】昔ながらのシンプルな味わいのカツカレーに涙しちまったぜ…

キッチン南海 松本店のカレーは、昔ながらのカレーそのもの。

現代的なカレーの多くは、調味料をあれやこれやと入れて食べやすく仕上げる。一方でキッチン南海のカレーは、余計なものを一切入れない。

つまり、どこまでもオーソドックスで真っ向勝負のカレーなのだ(味付けはマイルド)。

キッチン南海松本店のロースカツカレー

ロースカツカレー(1050円)

特に感動したのは、甘みに頼っていない点。絶妙な塩味とスパイスの加減が成立しており、カレーという料理の奥深さを教えられたような気がした。

それに食べれば食べるほど、懐かしさと優しさを感じるんだよね。

これはきっと大将とお母さんの人柄から来ているかと。
いや、店内のレトロな雰囲気も影響しているのかな。

何というかすべての要素が一杯のカレーに吸収されて唯一無二の料理になっているみたいなね。

食べ終わったときの満足感が、その他カレーとは大きく違うのよ。

初訪したときはすべてに感動しちまって涙目で食べたことを覚えてる。

こうして私はキッチン南海の虜になった。

【まとめ】キッチン南海松本店はいつまでも大切にしなければならない貴重な店舗なんだぜ

カレーはもちろん、店の雰囲気、御夫婦の人柄など、すべてが尊い「キッチン南海 松本店」。

やっぱり昔ながらの洋食店って替えがきかないね。

一度行っただけでここまで魅了された飲食店は、キッチン南海 松本店がはじめてかもしれない。ここのカツカレーはそれほどまであらゆる熱(情報)が詰まっていた。

カフェ深山の100年前のライスカレーとはまた別の何たるかを考えさせられたね。

いつまでも大切にしなければならない貴重な飲食店だなと。

ということで、キッチン南海 松本店はそんじょそこらのカレー店とは一緒にできない。まだ足を運んだことがない方はぜひ。

 

 カツカレーを愛してやまない人向け

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キッチン南海 松本店


 

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