紅葉を楽しむにおすすめのスポットが松本市内にある。
「牛伏寺(ごふくじ)」だ。
正確にいうと、牛伏寺ではなく「牛伏川(うしぶせかわ)フランス式階段工」。整備された歩道を歩くだけで、感動すること間違いなしの美しい紅葉を楽しめる。
牛伏川フランス式階段工の魅力
- 松本市内では紅葉の名スポット
- 自然美をオールシーズン楽しめる
- フランス式階段工の美しさも堪能できる
- マイナスイオンに満ちた最高のリラックス空間
- 映えスポットが多いのでカメラマンが多く訪れる
筆者としては、紅葉といったら牛伏寺か清水高原の2択。
特に牛伏寺の紅葉は映える美しさなので、写真撮影をしたい人にはおすすめだ。
当記事では、そんな秋の牛伏川フランス式階段工を散策したレポートをまとめている。
松本市内で紅葉スポットを探している人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
牛伏寺とは
牛伏寺(ごふくじ)とは、長野県松本市内田にある真言宗の名刹。
鉢伏山(はちぶせやま)の中腹にあり、標高はおよそ1,000ⅿ。参道を進むと、山門・庫裏・如意輪堂があり、さらに階段を登っていくと楼門造の仁王門・観音堂・太子殿などがある。
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そんな牛伏寺は四季を楽しめる寺院としても有名で、付近の山や牛伏川では美しい自然を楽しむことができる。
また、厄除祈願の殿堂としても有名。
毎年1月に開催される「厄除縁日大祭」には、界隈から多くの参詣客が訪れる。
無病息災を願い…長野県松本市の牛伏寺で厄除け縁日 https://t.co/eBcYBGXrX9#SBCニュースワイド #信州 の #ニュース を身近に詳しく#SBC #ニュースワイド #信越放送 #sbc_news
— SBCニュースワイド (@newssbc) January 9, 2023
以降は紅葉や自然美を楽しめる「牛伏川」と「牛伏川フランス式階段工」を紹介する。
牛伏川
牛伏川(うしぶせがわ)は、長野県松本市を流れる信濃川水系の一級河川。
水源は鉢伏山で、活断層「牛伏寺断層(ごふくじだんそう)」に沿って流れる。
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川は最終的に松本市並柳で「田川」と合流する。
牛伏川フランス式階段工
牛伏川フランス式階段工(うしぶせがわ フランスしきかいだんこう)は、長野県松本市を流れる牛伏川に設けられた、フランス式の砂防施設。
延長141メートルの石張りの水路に、19段の段差が構築されている。
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周辺にはキャンプ場や遊歩道などが設置され、人々の憩いの場となっている。
【レポート】牛伏川フランス式階段工の紅葉を楽しむ
牛伏川フランス式階段工の紅葉を楽しんだのは2018年11月上旬。
ワクワクしながら車を牛伏寺へと走らせると、すでに周辺は美しい赤黄色に染まっていた。
駐車場の時点ですでに映えるとは、さすが人気の紅葉スポット。
以降は牛伏川フランス式階段工における紅葉レポートになる。
牛伏川フランス式階段工を目指す
当日は混雑を避けるため。平日午前をチョイスした。
しかし駐車場にはすでに5台ほどが停車。
これはおそらく紅葉が目当ての人だけだなと。
まずは牛伏川の概要図をチェック。
その後、遊歩道をのぼっていくと高価なカメラを手にしている方の多いこと。
そう、牛伏川フランス式階段工は市内でも有名な”映えスポット”。紅葉ともなれば、カメラマンたちが黙っているわけがない。
いや、もっと言えば、これみたさに全国から多くの人がやってくる。
私が訪れたときはやや早かったが、それでもこの光景にはいつも感動させられるね。
最初は紅葉や自然美にうっとりするのだけど、次第にフランス式階段工の繊細さに魅了されてしまう。
フランス式階段工の造形技術にうっとり
牛伏川フランス式階段工の魅力は、石積みからなる階段が非常に繊細な構成になっていること。
これには毎度うっとりしちゃう。
案内板によると、牛伏川はこれまでに数々の工事および施工が実施されたという(地質・地形から大きな水害が多かった)。現在とほぼ変わらない姿になったのは、大正5年(1916年)とのこと。
ちなみにリファレンスは、フランスの「サニエル渓谷」に施工された階段工らしい。
牛伏川フランス式階段工の造形技術
- ①:階段工は下流から上流に向かって勾配が急になるよう設計
- ②:水路の平面形状はやや湾曲(下流から確認すると右側へ曲がっている)している
- ③:大きな落差のある水叩きには2ないし3つの小段差を設けている
とにもかくにも様々な技術が詰め込まれているわけだが、私たち素人が注目すべきはすべて石積みで造られていることかもしれない。
この繊細さこそが、素晴らしい風貌を生み出している。コンクリートで建設された水路とは比べ物にならないクオリティだ。
牛伏川フランス式階段工は特有の雰囲気がある。
これに四季の表情が加わるからこそ至高なのだと。
芸術的な雰囲気が強めってところも、注目すべきポイント。
桜色に染まった春、緑に染まった夏も実に美しい。
遊歩道も紅葉をたのしめる
牛伏川フランス式階段工周辺も、紅葉を存分に楽しむことができる。
ぶっちゃけ遊歩道をあるくだけでも、その自然美を堪能できてしまう。こんな贅沢スポットが無料で開放されているなんて、ホントありがたいことだなと。
遊歩道に覆いかぶさる木々は、さまざまな表情をみせてくれる。
ありがたいことに遊歩道はしっかりと整備されている。
そのため、利用者はリスクを背負うことなく紅葉を楽しむことが可能だ。
紅葉を楽しめるほか、リフレッシュもできるなんて・・・。
日本に、いや長野県に生まれて本当によかった。
牛伏寺の紅葉はいつ見ても素晴らしい。
キャンプ場も自然がいっぱい
牛伏川フランス式階段工の遊歩道を上っていくと、やがてキャンプ場が姿を現す。
牛伏寺キャンプ場は一般的なそれと比べるとかなり小規模だが、限りなく山に近い環境なので山キャンプをしたい人に最適かと。
場内には最低限の施設しかないので、初心者向けではない。
とはいえ、誰もが利用しやすいよう「洗い場」や「竈」が用意されている。
私はヒヨっ子キャンパーではあるが、度々ここを利用して経験値をつんでいる。
ここで食うメシはほんと美味いのよ。
最終地点は鉢伏山へと続く「トレッキングコース入口」
キャンプ場を後にすると、その先は鉢伏山へと続くトレッキングコースになる。
ここからはガチ山道になるので、山登りが好きな人向け。
私はいつも写真の地点で引き返していたが、キャンプに目覚めてからはトレッキング欲も高まってしまい、一度だけ鉢伏山まで登った。
牛伏川フランス式階段工からは、さまざまな誘惑(良い意味で)を受けたなと。
昔も今も感謝しきれない。
牛伏川フランス式階段工に関するQ&A
牛伏川フランス式階段工に関するQ&Aについてまとめた。
情報収集や問題の解決にどうぞ。
Q1:牛伏川フランス式階段工のクチコミはどこで調べればいいですか?
A:牛伏川フランス式階段工のクチコミは、以下のGoogleマップ情報がおすすめ。
クチコミ評価は上々で、2024年1月の時点では☆4.2である。
Q2:牛伏寺キャンプ場は無料で利用できますか?
A:無料で利用できる。
特に手続きもする必要がなく、いつ利用しても問題がすべて自己責任になる。
また、トイレは設置されているがキャンプ場から離れていることと、水洗ではないので人は間違いなく選ぶと思う。
Q3:牛伏川は釣りをしてもOKですか?
A:牛伏川流域ダムは釣り禁止となっているが、その他流域に関しては不明。
釣りに関しては、松本市に問い合わせてほしい。
まとめ
秋の牛伏寺は本当に感動する。
紅葉に牛伏川フランス式階段工に、映えるものばかりだ。
その美しさを知ると、自然への感謝が”自然”と芽生えてくる。
松本市内で紅葉や自然美を堪能したい人は、ぜひ牛伏寺周辺にアクセスしてみてほしい。
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