待ちわびた小坂田池のバス釣り解禁(その他の釣りも含む)だが、今年はいつものようにウキウキしたスタートとならなかった。
その理由は耐震工事によって水が大幅に抜かれたため。
2018年冬頃にはすでに池の水が抜かれていたようで、「減水状態がとんでもない・・・」といった情報がネット上に拡散していた。
この記事ではそんな悲惨な小坂田池の現状についてあれこれまとめてみる。
これまでとは比較にならないほどの減水・・・
2019年の小坂田池は見るに無残な姿をしていた。
これから開始される「耐震補強工事」によって水が大幅に抜かれていたのである。
私なんぞは小坂田池でバス釣りをはじめてまだ数年程度。とはいえ、通いつめた数は相当なものだと自負しているので、池のコンディションや変化に対しては敏感(のつもり)だ。
小坂田池の減水はこれがはじめてじゃない。これまでに何回か経験してきたけど、2019年春の大減水はここ数年のなかでもっともドイヒーである・・・・。
2019年4月現在の小坂田池はこんな感じだ。
ご覧のように苦笑いするしかないほどの大減水っぷり。これによってルールで定められている桟橋からのバス釣りはきわめて困難な状態。
まあ、これだけ悲惨なわけだから暗黙の了解として桟橋付近からのキャストは良しとすべきだろうね。
とはいえ、投げようにも魚の気配は一切ナシ。
まだ4月なので魚影を目視できない状況は自然ではあるが、ここまで状況が一変すると今年の釣りは容易でないなあ・・・。
池の水量は魚たちが生きられる程度は確保されてるっぽいけど、魚たちは水深が減ったことで最深部に集い窮屈な生活を余儀なくされているに違いない。
そもそもとして小坂田池の魚たちはこんな悲惨な水量のなかで越冬できたのだろうか・・・?
バス釣りをおっぱじめたものの反応は一切ナシ…
小坂田池の変わり果てた表情にショックを受けながらも私は2019年の初投げを行った。
桟橋からは投げられないし逆に危険なのでその付近からのキャスト。さまざまなアプローチを30分程度仕掛けまくったものの反応は一切ナシ。おまけに強風という最悪のコンディションが乗っかってじっくり攻めることができなかった。
まあ、こんな最悪な状態じゃ釣れるものも釣れないわな・・・。
がしかし、池の周囲には人間の靴跡がビッシリ。これはすなわちアングラーがそれなりに来ている証拠(池を管理する人や近隣住民の足跡という可能性もあるけど)。そりゃあ待ちに待ったバス釣り解禁なんだから足を運ぶに決まってるわな。
なお、私が釣りをしているときは他に誰ひとりいなかった。
まだ爆釣が期待できる時期に達していないので何とも言えないけど、今回の大減水がバス釣りへ与える影響はとんでもなさそうなんだよね。おみくじで言ったら間違いなく“凶”だと思うし・・・。
この先、吉になるよう祈るしかない。
【追記】2019年9月現在、小坂田池が釣り場として機能しない状態まで悪化
小坂田池は2019年9月現在、釣り場としての機能を完全に失ってしまった。
水がほぼない状態に加えて魚も一切確認できない状態となっている。
一言で表現するなら
小坂田池が死んだ
と。
私はいてもたってもいられず小坂田池が今後釣り場として継続できるのか塩尻市役所に問合わせた。
その詳細はこちらの記事にアップしている。
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本当に残念でならない。
ハッキリ言って希望の光はわずか。本当に終了するかもしれない。
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