「市民タイムス」2019/1/17号の記事より。
塩尻市は小坂田池の耐震補強工事に着手する模様。
記事によると小坂田池の耐震補強工事は2020年からスタートするとのこと。2019年は地質調査や測量、設計のみを進行させるようで、工事期間は2020年度までを予定。総事業費は約1億3500万円らしい。
なお、耐震補強工事が行われるエリアは小坂田池堤防の外側にある斜面(下の写真を参照)。
小坂田池によく足を運んでいる方ならお分かりだと思う。
いわゆる堤防の上を通る車道を挟んだ外側の斜面だね。ここに土を盛って堤崩れを防止するみたい。
この度の耐震補強工事は安全性を考えれば着手して当然のこと。がしかし・・・
懸念されるのは釣りへの影響だね。
報道によると現時点での決定事項はこんな感じ。
1)池の内側はノータッチ(あくまで外側斜面のみ)
2)池の水を空にはしない
3)工事期間中は池の水量を耕作に支障のない範囲で減らす
まずホッとしたのは池の内側は工事をしないということ。これが事実なら工事によって生じる騒音は最小限で済みそうなので釣果への影響はあまりなさそう。でも、池の水量を支障のない範囲で減らすって項目がかなり引っかかる。
2017年度小坂田池のバス釣り釣果でも書いてたけど、ここは以前にもかなり減水して釣果が悪化しまくりだったんだよなあ。とはいえ、2017年の減水はむしろプラスに働いたけども。
2018年度のバス釣りにおける釣果は非常に悪かったし、2019年もわずかに楽しめたレベルだった。
本格的な耐震補強工事は2020年からなので、2019年は特にバス釣りなどへの影響はないと思う。だけど、今後を考えるとちょっと気が重くなるなあ・・・。
無論、小坂田池周辺に暮らす方にとっては非常に重要な工事となる。それを考えると釣りなんて二の次三の次になるわけだが、小坂田池をメインフィールドにしているアングラーからする不安なニュースでしかないよね。
ちなみにかつてバス釣りのメッカだった「沓沢湖」は耐震の問題からすべての水が抜かれ、湖としての機能を終えた(現在は埋め立て工事中)。
小坂田池はそのような段階じゃないしまだ安心だろうけど、そもそもとして釣り人のマナーが悪すぎて釣り禁になる可能性が高いんだよなあ(小坂田池の釣り人はただでさえマナーが悪い)。
いずれにしてもプラスに傾いてくれることを祈るばかりだ。
【追記】2021/5/01
現状の小坂田池は見るも無残。かつての項目とは大きく異なり、水はすべて抜かれ今現在も工事は終わっていない。
詳細はこちらから⇒【悲報】小坂田池、ほぼ魚全滅で釣り場として終了か・・・
引用:
市民タイムス 2019/1/17号【1】
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