伊那市飲み歩記3軒目は、ウマい串がズラリと並ぶ焼き鳥屋「むさし」。
伊那飲み歩記 第3弾は絶品のやきとりがリーズナブルな値段で食べられる「炭火焼鳥むさし」。
人柄の良いハキハキした性格の女性店主が、たった1人で切り盛りする焼き鳥屋。味付けのデフォが塩ってのがポイントな?
該当記事を更新しましたよっと。#炭火焼鳥むさし#伊那市https://t.co/tWHxwefvbR
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) March 29, 2020
私が伊那市の焼き鳥屋に求めることは次の3点。
- ①:「肉質の良さ」
- ②:「最適な値段」
- ③:「店主の人柄」
むさしはウマウマで上品な味わいの肉を取り揃えている。それでいて値段がリーズナブルで、女性店主の人柄が素晴らしい。
当記事はそんな独自の基準を余裕で突破した炭火焼鳥「むさし」についてまとめる。
昭和が香る伊那市飲み屋街の炭火焼き鳥店
炭火焼鳥『むさし』は伊那市坂下にある焼き鳥屋。
この日はぶっちゃけると入舟周辺で呑みたい気分だった。ところが1軒目がなかなか決まらない。そなんときは焼き鳥店にするというマイルールがある。
そこで見つけたのが炭火焼鳥「むさし」だった。
店舗の雰囲気はこんな感じ。
炭火焼き鳥「むさし」の雰囲気
- 見た目はよくあるこじんまりタイプの焼き鳥屋
- 看板こそ真新しいが店内はいい感じのレトロ
- 人柄の良い女性店主と常連さん
- 飲兵衛とレトロ厨の心を鷲掴みにする空間
- 座席は縦長カウンターのみ(シブい)
飲兵衛が間違いなく好むであろう空間。
そこにステキな常連さんが集まっている。
私なんぞはどんな焼鳥屋でもカウンターに座る。理由は店主と焼き鳥や界隈の話をしながら呑みたいからだ。つまり、焼き鳥屋にテーブル席など必要ないと思っている人間である。
だからこそ「むさし」の店内はドンピシャだった。
入店した時刻は18時くらいだったかな?
常連さんが2組ほど飲んでいて、会話に花を咲かせている。
ここの焼き鳥は間違いなく一定ラインを超えてくるだろう。私はワクワクしながらメニューに手を伸ばした。
炭火焼き鳥「むさし」のメニューラインナップ
炭火焼き鳥『むさし』のメニューラインナップはシンプル。
一般的な焼き鳥店が提供するラインナップとさほど変わらないが、「味噌だれ」や「ゆず胡椒」といったオリジナリティがあふれる串を置いている。
焼き鳥メニュー
焼き鳥をこよなく愛する人間ならこれだけで十分。いや、逆に多いくらいだ(普通にもも、ハツ、つくねがあれば満足)。
なお、ここの焼き鳥は“塩”がデフォルト。
塩で提供する店は“本物”の証。
これは期待しちゃうよね。
ドリンクメニューは焼酎の品揃えに優れている。
店主が焼酎にこだわっているのだろう。
ドリンクメニュー
焼酎メニュー
さらにこういった軽飲みコースも用意されている。
これは長居しそうな予感。
メニューラインナップを見るに、個性のある焼き鳥屋とみて間違いない。
人柄の良い女性店主にウルっときちゃった・・・
炭火焼き鳥『むさし』の魅力は、女性店主の人柄かもしれない。
店主はハキハキした性格で非常に手際が良い。こんなこと言っちゃ失礼だが、男に近い性格の方なので話しやすいんだよね。
おそらくここの常連さんは店主に心をつかまれていると思う(良い意味で)。
店舗はこじんまりとしているものの、1人で切り盛りするには大変な容量。しかし、店主はひとりで捌いている(後に聞いた話では、たまにお母さんがヘルプで加わるらしい)。
店主にウルっと来ちゃったポイント
- 串の説明が明確でわかりやすい
- 気配りがゴイスー
- トイレの場所に困っていたらそれは丁寧に教えてくれた
真の居酒屋ってのは料理の味だけじゃダメなのよ。店主をはじめスタッフの人柄も合わさって素晴らしい店になる。
炭火焼き鳥「むさし」は間違いなく、真の居酒屋である。
【食レポ】焼き鳥はすべて味よし値段よし文句なし!
さ、肝心の焼き鳥を食べようじゃないか。
まずは店主のお任せでやきとりを数本注文する。
生中を片手に店内の雰囲気、店主の人柄に浸っていると注文した焼き鳥が届いた。
早速、モモを口にすると・・・
やっべ・・・
想像以上に旨いッッッッッ!!!
デフォルトが塩だと把握した時点で、旨い焼鳥が出てくることは想像していた。しかし、炭火焼鳥「むさし」の焼き鳥は私の想像をはるかに超えてきたのである。
炭火焼き鳥「むさし」が提供するやきとりの特徴
- ①:肉質は一般的な焼き鳥屋よりも上
- ②:塩加減(味付け)が絶妙
- ③:焼き加減も絶妙
素材をどこまでも輝かせることがコンセプトなのだろう。これだけ旨い串なのに1本200円以下。もうね、文句のつけようがないわ。
良いところの焼き鳥店にせまるクオリティがあってリーズナブルとは・・・・。
正直こっちが心配になるレベル。
個人的おすすめは「せせり」と「味噌だれ系」
個人的に絶品と感じたのは「せせり」と「味噌だれ系」。
塩味の焼き鳥も申し分ないが、むさし独自の味噌だれは魅了されまくった。
味噌だれのハツ
絶品の焼き鳥はやめられない止まらない状態を生み出した。
さらに店主こだわりの焼酎が加わると、最後まで突っ走れ状態に。「もうハシゴする必要はない」との決定が脳内にて言い渡されると、私は最後まで「むさし」で飲み続けるのだった。
【総括】伊那市でウマウマな炭火焼き鳥を食らいたいなら「むさし」がおすすめ
炭火焼き鳥『むさし』は想像以上のクオリティだった。
店主の腕が良いからこそ成立している焼き鳥屋とみて間違いない。
伊那市には焼き鳥屋がいくつかあるけど、絶品の焼き鳥をリーズナブルに食べたいなら『むさし』をおすすめする(昭和の雰囲気にどっぷり浸かりたいなら伊那北の「昭和軒」がおすすめ)。
いや~、やっぱり伊那は面白い。
ちょっと歩くだけで名店に出会う確率が高いんだから。
次回の伊那飲み歩記をお楽しみに。
自宅でウマウマなやきとりを楽しんでみる
伊那飲み歩記シリーズ記事一覧
コメント