【松本市】中華蕎麦「日暈(ひがさ)」の煮干しそばを食らう

中華そば店「日暈(ひがさ)」 食レポ
ショギョウムジョウ

信州随一の厄除け観音「牛伏寺」は四季を問わず多くの人が訪れる。

私なんぞもよく利用する(キャンプ場を)ひとりなのだが、その入り口に注目すべきラーメン店がある。

中華蕎麦「日暈(ひがさ)」だ。

県道63号から「JA松本ハイランド ファーマーズガーデンうちだ」に入るとその上の敷地に位置しているのが同店。「鶏100%スープ」「鶏と煮干しスープ」の2種類の中華そばを堪能できる。

ということでこの記事では松本市「牛伏寺」の道中にある中華蕎麦「日暈(ひがさ)」の食レポをば。

記事の信頼性

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実は「らあめん寸八」の系列店

中華そば店「日暈(ひがさ)」

中華蕎麦「日暈(ひがさ)」

 

中華蕎麦「日暈(ひがさ)」は松本市内田「牛伏寺」の道中にあるラーメン店。

特長は2種類の無化調の清湯スープを用いていること。

ひとつは国産の鶏ガラ・信州福味鶏のむね肉から作られた「鶏100%スープ」。もうひとつは鶏スープに煮干しを含んだ「鶏と煮干スープ」の2種類。これらに隠し味として「リンゴ酢」や「発酵調味料」などを加え、繊細な味わいを表現している。

確かなこだわりが感じられるラーメン店なんだけど、それもそのはずで実は「らあめん寸八」の系列店なのよ。

寸八といえば横浜家系をベースにした豚骨太麺で有名だけど、「日暈(ひがさ)」はその真逆とも言えるシンプルな中華そばで勝負している。

ほら、本家の寸八って麺の固さをはじめ、味の濃さ、油の量などを細かくカスタマイズできるじゃない?でも「日暈(ひがさ)」はカスタマイズ不可。メニューラインナップも限定されていて、1杯にかけるこだわりが非常に強い店舗なんだよね。

つまり、系列店でありながらシステムもスタイルもまったく異なるってわけ。

 

店内はこじんまりとしているもののストレスを感じない

日暈(ひがさ)の店内

日暈(ひがさ)の店内

 

日暈(ひがさ)の店内は木を基調とした程よい和が感じられる空間

店舗の規模はこじんまりとしているものの、けっして窮屈な印象はないしストレスも感じない。むしろ狭さを有効活用しているように思うね。

座席はカウンターとテーブル席があり、キャパは意外にも結構ある。カウンター席はだいたい8人くらいが座れて、テーブル席は4人まで座れるて3~4つあったと思う。座間は余裕なしだけどギュウギュウ詰めになることはない(テーブル席に座ればゆったり飲食できる)。

客層は実に幅広い。ラーメン通はもちろんお一人様、カップル、ファミリー、ジジババ、観光客など老若男女が訪れる。

ラーメン店特有の入店しがたい雰囲気はゼロ。女性ひとりでも気軽に入店できるお。

 

メニューラインナップは極めてシンプル

日暈(ひがさ)のメニュー

日暈(ひがさ)のメニュー

 

日暈(ひがさ)のメニューラインナップはシンプルそのもの

「鶏100%スープ」と「鶏と煮干しスープ」の2種類からお好みのメニューを選ぶカタチ。味はそれぞれ醤油と塩が用意されており、次のようなトッピングも注文できる。

・味玉のせ
・ワンタンのせ
・チャーシューのせ
・スペシャル(全部のせ)

 

中華蕎麦のラインナップは以上。

続いてご飯モノはこんな感じ。

・白飯
・ネギ飯
・肉飯
・わさびチャーシュー丼

 

見ての通り、これらは中華そばのお供としてプッシュしている印象。

ドリンクメニューは瓶ビールと大雪渓のみ

本家の寸八はメニューが多すぎて困るけど、こちらのラインナップはシンプルなので自ずと食べたいものが決まるね。

 

優しい味わいがクセになる「煮干しそば(醤油)」

煮干しそば(醤油)

煮干しそば(醤油)

 

私が今回注文したメニューは「煮干しそば(醤油)」

日暈(ひがさ)と言ったら間違いなくこれ。鶏100%スープもウマウマなんだけど、そこに煮干しが加わるとさらにウマウマなのよ。

あの味わい深いスープを早くすすりたい・・・

あれやこれや妄想していると「煮干しそば」が到着。

煮干しそば(醤油)

見た目は「THE 中華そば」

 

この子、見た目はシンプルな中華そばなんだけど、スープを飲んだら只者でないことがわかるのよ。

スープは鶏の旨味と煮干しのダシ・風味も薫る上品な仕上がり。それでいて味わい深さがある。

優しい甘さというのかな、それがクセになるのよ。ケミカル感なんてゼロだし身体も心も大喜びだっての。

ややビックリするのは意外にも脂は多めってこと。それでいて濃いめの味わいなので一般的な中華そばと比較するとスルスル行ける感じじゃないかな。うーん、こってりとはまた違う気もするんだけど、スープがまとわりつくような醤油ラーメンと言ったところかな。

麺はストレートの細麺。非常に食べやすくスープとの相性は良き。チャーシューもこだわり抜かれていて安定の旨さ。

中華そばだけでも幸せになれるけど、肉飯やわさびチャーシュー丼をお供に加えるとさらに幸せになれるぜ。

 

【総括】牛伏寺に行くなら「日暈(ひがさ)」はマストよ!

「日暈(ひがさ)」が提供する中華そばは、改良されたモダンなそれといった感じかな。

どこまでも素材にこだわり、スープを大事にしている点はお見事としか言い様がない。それでいて無化調ってんだから文句なしよ。

まあ、一般的な中華蕎麦とはちょっと違うけど、ここのこだわりスープは是非とも味わってほしいね。

あ、そうそう、店員さんのひとりが元サッカー日本代表の丸山さんにクリソツだったけどまだいるんだろうか?

 

「日暈(ひがさ)」

営業時間:9:30~15:00(L.O.14:45)

定休日:月曜日(※祝日の場合は営業、翌日休み)

住所長野県松本市内田792-7

TEL0263-88-5408

座席:-

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