松本市の楽しみ方は無限大といっても過言ではないが、特におすすめしたいのは城下町の風情や佇まいを感じながらの食べ歩き(飲み歩き)。特有のデザインがたまらない店舗での1杯は格別だ。
なかでも私が普段からよく利用しているのは、松本市大手4丁目にある「しづか」。
【新記事】「趣のある居酒屋「しづか(松本市)」のおでんを食らう」をup!
松本レトロ満載の店構えに、名物のおでんがあなたをお出迎え。上品なそれと酒の組み合わせはたまらないぜ。
さらに馬刺し、やきとり、おたぐりもおすすめ!昼飲みもできるから見逃すな!#しづかhttps://t.co/c44UWwVoQD
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) July 7, 2020
店舗はもはや文化財レベルの激シブな店構え。そんな極上の空間のなかでいただく名物おでんはハマること間違いなし。
ということでこの記事では、趣のある居酒屋「しづか」についてまとめてみる。
文化財レベルのシブ〜い表情をした居酒屋
しづかは松本市大手4丁目、上土通りにある趣のある居酒屋。
出店は昭和20年、店名の由来は若山牧水の歌“酒はしづかに飲むべかりけり”と、初代おかみ「シヅ」さんから。昭和37年に現住所に移転。松本市の飲兵衛はもちろん、有名人、観光客など様々な人々に癒しを与えている。
MAP
しづかの特長はなんと言っても『店構え』。その姿はもはや文化財に匹敵するレベルであり、言葉では表現できない極上の建物となっている。
店内は松本レトロが感じられるうっとり空間。
珈琲まるもやおきな堂のそれとよく似た雰囲気を醸し出しており、ゆったり時間が流れると共に店名どおり静か。他人を気にすることなくマイペースに呑める居酒屋だ。
座席はカウンター、テーブル、座敷、個室など幅広く、かなり多めの団体でも利用できるキャパ。こんな味わい深い空間でワイワイ呑んだらさぞ楽しいことだろうね。
客層はさまざまだけど、多くは常連客。次いで観光客もしくは出張で松本に滞在している人かな。長野県民じゃないのにしづかの常連という県外の人は少なくない。
そりゃそうだ。極上のレトロな空間にこれまた極上の一品料理と酒を楽しめるんだから。松本民芸家具が大好きな人なら空間と酒のダブルで酔えるめっさ貴重な居酒屋と言っていいかも。
あ、でも雰囲気としては居酒屋というよりも上品でレトロなお食事処といったイメージ。ま、ランチもやってるし(というか通し営業)、ご飯ものや定食も置いてるからそう捉えても間違いんだけどね。
とにかく歴史を感じる素晴らしい店舗だよ。
豊富なメニューラインナップにニヤニヤ
しづかのメニューラインナップはかな~り充実している。
居酒屋料理(一品料理)はもちろん、松本市(長野県)ならではの料理、ご飯もの、定食と、食べたいものはすべて揃う。
グランドメニューはこんな感じ。
居酒屋に置かれているメニューは一通り揃っている印象。しづかならではの料理もあるのでワクワクドキドキが止まらんのよね。
さらに旬の素材を生かした『旬のお献立』メニューもある。
旬の食材に目がないという人にはたまらないんじゃないかな。松本市ならではの野菜も食べられるので見逃せないぜ。
それからアルコールラインナップも充実。城下町で昼からずーっと呑んでいたいならしづかオンリーで問題ない。松本市のウマウマがここに凝縮されているしね。
そして〆にも最適なご飯もの・定食メニュー。
このようにしづかは居酒屋なんだけどお食事処でもあるわけ。多くの人は飲み屋として活用するけど、食事目当てのランチやディナーとして活用してもまったく問題ない。
上記メニューを把握してあなたなりの楽しみ方を見出してほしいね。
メニュー眺めてるだけでニヤニヤするし、瓶ビールなら一本あけれるw
しづか名物『おでん』にハマる!
しづかには魅力的な料理が沢山あるが、もっとも注目すべきは看板料理の『おでん(900円)』。
松本駅前においてここのおでんはあまりにも有名であり、訪れた者はこぞってそれを食らい感動する。
味付けはどちらかというと薄味。具材を最大限に活かすべく余計な味付けは一切加えていない。いわば玄人向けのおでんと言っていいかもしれない(関西風に近いともいえるかな?)。
そんな薄く味付けされたおでんは、非常に奥深い仕上がり。上品なので自動的にひと口ひと口味わって食べるようになる。
そこでわかるのが各具材の旨味。
だしですべてを決めている現代食がいかにごまかした料理であるかがわかる。
嗚呼、しづかのおでんから沢山の知恵をもらってる気分だ。
このクオリティ、人気になって当然だわな。ビール、焼酎、日本酒それぞれに合うのもまたニクイねぇ〜。こんなことされたら惚れるに決まってんじゃん。
さらに極上の松本レトロが広がる店内で飲食できるわけだからね。こんな贅沢、他では味わうことができない。
しづかに訪れたら必ず『おでん』を注文してくれよな。至福は約束されたも同然だぜ。
『やきとり』も『馬刺し』も『おたぐり』もウマウマだお
しづかの魅力は『おでん』だけではない。その他メニューもウマウマなので、呑むんなら是非とも数皿は違うものを注文してほしい。特におすすめしたいのは以下の3品。
- ①:やきとり
- ②:馬刺し
- ③:おたぐり
やきとりは肉質が柔らかいモダンなそれとは異なり、歯応えと味わいを楽しむ仕上がり。
盛り合わせの内容は日によって異なるが、どれも香ばしくどこか懐かしさを感じる。これがまた酒との相性バツグンなんだよねぇ。
これだけでアルコール数杯はいけるはず。
馬刺しは薄くスライスされているものの、旨味が詰まっていて新鮮。
肉質は赤身寄りだが適度なサシが幸せを運んでくる。しつこくなく食べられるのでこれがベストなんじゃないかって思うね。
あと、生姜とニンニクがそれぞれついてくるのでお好みで食べられるのもGOODかな。
おたぐりはややクセが残った仕上がりになっているが物好きにはたまらないと思う。
私はいつもレモンサワーと注文して味わうようにしている。意外な組み合わせかもしれないが、結構マッチするんだぜ?
と、こんな感じでしづかにはウマウマな料理が沢山ある。まだ網羅はできていないが、行くたびにメニューを変えて注文しているので、いずれ本記事さ充実したものにできると思う。
次はランチに定食メニューを狙う予定。
【まとめ】松本市でおでんが食べたいなら『しづか』へGO
しづかはこんな人におすすめ。
- おでんが好き(旨いおでんが食べたい)
- 松本レトロが好き
- 趣のある店舗で飲みたい
- 静かに飲みたい
とにかく上品なおでんが食べたいならアクセスすべき。ただし、濃い味付けやコンビニおでんに慣れている人からすると評価は変わってくるかも。
とは言え、しづかは店舗の雰囲気も堪能できる名店なので、松本家具に囲まれながら呑みたい人はぜひ暖簾をくぐってみてほしい。
おでんをご自宅で味わい人向け
「しづか」
- 営業時間:12時00分~21時30分
- 定休日:日曜日
- 住所:長野県松本市大手4丁目10−8
- TEL:0263-32-0547
- 座席:-
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