我が家は以前より洗い物(食器)の生乾き臭に悩まされていた。
あれこれ対策はするもののどれをやってもダメ。このままでは心身それぞれに悪影響…ということで、「食器乾燥機」を購入する賭けに出た。
言うまでもなく食器乾燥機は購入も使用も人生初。どこまで効果が見込めるかわからなかったので、失敗しても諦めがつく1万円以下の機種をリストアップ。
それらから比較・検討した結果、三菱のキッチンドライヤー「TK-TS7S-H」を購入した。
はたして三菱「TK-TS7S-H」によって不快なニオイは解消されたのか。包み隠さずレビューしまっせ。
増税前の駆け込みで購入(ギリギリ)
増税前日の9/30、私は急いでヤマダ電機松本本店へ向かい、お目当ての三菱「TK-TS7S-H」を購入した。
購入する前は「みんな他の家電は購入しても食器乾燥機なんて買わないだろう。在庫切れなんてまずない。」と高を括っていた。しかし、いざ専用コーナーに行ってみると、ほとんどの食器乾燥機が売り切れ。残っているのは奇跡的にも三菱「TK-TS7S-H」のみだった(出来過ぎな話しだけど大真面目)。
増税前セールなのか何なのかわからないが、端数はすべてカットしてくれて8,000円ジャストで購入できたのは嬉しい誤算だったな(サンキュー、ヤマダ電機)。
本来であれば安く購入できるネット(Amazonなど)を利用するが、今回は早急に欲しかったためにヤマダ電機を選択。それが功を奏し、Amazonよりも安く購入できた。
たまには家電量販店で購入するのも良いまんだね。常に柔軟な発想ができる大人でありたいものだ。
安っぽい作りだけど驚くほど軽い三菱「TK-TS7S-H」
三菱「TK-TS7S-H」は数ある食器乾燥機の中でも価格が安く、レビューも評価も上々だった。
が、デザイン性はドイヒー。とは言っても、食器乾燥機のエントリーモデルはすべてほぼ同じような作りとデザイン。いわゆる食器カゴを扉で開閉し、乾燥する簡易な機械なので仕方ないんだけどね。汗
で、想像していたよりもサイズが大きい。
354×488×426mmなので、設置スペースに余裕がないと大変なことになる。
重さは見た目ほどではなく軽量かな。それでも4.5kgはあるので女性は注意。
まあ、なんというか食器洗浄機と乾燥機が、一体型になっているエントリーモデルなわけだから、食器乾燥機のみのモデルと比べるときわめてダサいわけよ…。
が、そんなことどうでもいいわけ。食器の生乾き臭を改善できればそれでいいんだから。
だからデザインなど二の次三の次。
でも不思議なんだよ。店頭で確認したときは「やっぱりデザイン性はないな…まあ、仕方ないか…」と残念な印象だったけど、いざ帰宅してから開封してみると、思っていたよりも安っぽさを感じずむしろオシャレな印象だった。
うーん…これはヤマダ電機の店内が暗めだったからか??
思いのほかダサいながらもオシャレだったのでデザイン性は合格点をあげていいかな。
安っぽさは消えないけど。
気になる性能は…?
さて、本題の三菱「TK-TS7S-H」のレビューと行きましょうか。
まずは「容量」から。
上の写真は愛用のキャンプ道具(食器)を乾燥した直後の様子。ご覧のように沢山の食器を収納できるんだよね。
ちなみに写真は6割ほどの容量。上手に詰め込めば沢山の食器を収納できるので、大家族が使ってもそれなりに耐えるんじゃないかな。
続いては肝心の「性能」。
早速ツマミをフルテン(60分)にして乾燥スタート。適当に時間をつぶしたりして60分待つ。
結果は・・・
全然臭わない!!毎回不快だった生乾き臭がどの食器からもしない!!!
エントリーモデルだからと舐めてたよ。だってさ、見た目は食器カゴに毛が生えたようなもんだったから…。
いや、スゲーわ。さすがキッチンドライヤーってだけある。
どこまで高温乾燥しているかはわからないけど、しっかり殺菌されていることは確認できた。
三菱「TK-TS7S-H」は外部が熱くならないよう徹底されている。だからしっかり乾燥できているか不安になるが、内部ではキッチリ仕事をしている模様(同製品の感想温度は約90℃の仕様)。
また、排水ホースがついているので、取り付ければ排水もできて便利(よほど水浸しにしないかぎりは不要だが…)。
いや、これで8,000円なら大満足だわ。性能から見てもコスパいいんじゃないかな。
こうして我が家はほぼ毎日のように悩まされていた生乾き臭を解消することができた。今では手放せない家電のひとつとなっている。
とは言えね、デメリットあるのよ…汗
デメリット
これはあくまで私が食器乾燥機・初心者だからこそ感じたことかもしれない。
包み隠さずデメリットを言わせて頂くと、思っていたよりも乾燥に時間がかかるなと。
わずかな食器なら数十分で乾燥できるけど、目一杯詰め込んだ場合は60分乾燥でも足りないケースが目立ったね。つまり、キッチリ乾かせたいなら収納する食器はほどほどにし、十分な乾燥時間を設定しなければならない。
さらに細かな点を指摘するなら、動作音は決して無音ではない。が、決してうるさいと感じるレベルではない。人によって聞こえ方や感じ方は異なるので何とも言えないけど、限りなく無音を求めている方には不向きかも。
また、サイズは十分に注意しなければならない。354×488×426mmなので設置できるスペースがないことには宝の持ち腐れとなってしまう。
実際、私のキッチン環境では少々の余裕を残すくらいで設置できたので…汗
【総括】場所はとるけど買ってよかった
私が三菱「TK-TS7S-H」に求めていたのは、“生乾き臭をゼロにすること”。
それが見事に解決されたので本当に購入してよかった。
今まで設置していた食器カゴがそのまま食器乾燥機になったと思えば、スペース問題も納得できるだろうし、買って損はないと思うね。
私のように食器の生乾き臭に悩まされている方は是非ご検討あれ。
三菱 食器乾燥器 ウォームグレーMITSUBISHI TK-TS7S-H
売り上げランキング: 20,785