塩尻市と言えば山賊焼き発祥の地。
駅前には独自の山賊焼きを提供する店舗があふれているが、今回紹介するのは「正和食堂(しょうわしょくどう)」。
御夫婦が営業されている昔ながらの食堂で、看板メニューの山賊焼きをはじめ様々な定食と丼ものを提供している。
ここのシンプルながらもボリューム満点の山賊焼きを食らったらヤミツキになること間違いなし。それに店内は昭和の雰囲気がただようのでレトロやディープな店舗を好む方におすすめなのよ。
ということで今回は塩尻市にある「正和食堂」の山賊焼き定食を食らって感動した話をまとめてみる。
塩尻市役所近くの住宅地にひっそり佇む昔ながらの食堂
正和食堂(しょうわしょくどう)は塩尻市大門七番町、塩尻市役所もしくはレザンホール近くの住宅地にある昔ながらの食堂。
店舗の外観は見るからにして昭和の良い雰囲気が漂う。まさに店名(しょうわ)どおりの食堂といったところ。
店名の由来は同店が昭和時代にオープンしたこと(昭和41年(1966年)2月21日)と、大将の名前が「正一(しょういち)」さんであることから「正和(しょうわ」としたのだそう。
店舗は御夫婦で営業。看板メニューはボリューム満点の「山賊焼き」。その大きさはかつてSBCで放送されていた番組「3時はららら」でも紹介されたほど(現ずくだせテレビ)。
店内はレトロ厨にはたまらない空間となっていて、昭和に回帰したような懐かしい気分に浸れる。
どう?カウンター席座って1杯やりたくなるでしょ??
ホントたまらんのよ。私なんぞは一目惚れしちゃった。
座席はカウンター席(4名くらい)と座敷席(4名席×4)の2種類。想像していたよりも広く、座間に余裕もあるのでストレスなく飲食できるね。
駐車場は玄関前と店舗前のそれを利用可。
立地はややわかりづらい場所にあるが、「レザンホール」の信号を目印にすれば難なく辿りつけると思う(周辺にいくと正和食堂の建物が見えるはず)。
正和食堂は住宅地にひっそり佇んでいる印象なので、人によっては「え?ここなの?!」と不安になるかもしれない。が、入店して看板メニューの山賊焼きを食べれば即効で幸せになれるお。
正和食堂のメニューラインナップ
正和食堂のメニューラインナップはかなーりシンプル。
上の写真を見れば一目瞭然なんだけど、基本的に看板の山賊焼きと、定食、丼もの、ドリンクのみの提供となっている。
うん、このシンプルさが昔ながらの食堂って感じでまたたまらんのよなあ。
山賊焼きメニューはこんな感じ。
・山賊焼 大・・・1000円
・山賊焼 中・・・900円
・骨抜き唐揚げ・・・700円
山賊焼きはテイクアウトにも対応している。そういやクリスマスの日に正和食堂へ行ったんだけど、そのとき山賊焼き注文の電話が鳴り止まなかったな。ここ塩尻市におけるクリスマスのチキンは七面鳥じゃない、山賊焼きなのさw
定食メニューはこんな感じ。
・山賊焼定食 大・・・1,300円
・山賊焼定食 中・・・1,200円
・ポークカツ定食・・・1,100円
・エビフライ定食・・・1,200円
・ポークソティ定食・・・1,100円
・唐揚げ定食・・・900円
・チキン塩焼定食・・・900円
・チキンカツ定食・・・900円
・チキンソティ定食・・・900円
丼・ご飯ものはこんな感じ。
・カツ丼・・・1,000円
・チキンカツ丼・・・850円
・親子丼・・・750円
・玉子丼・・・700円
・ポークカツカレー・・・1,200円
・チキンカツカレー・・・1,100円
・オムライス・・・900円
・カレーライス・・・800円
・チキンライス・・・800円
※すべて味噌汁付き
ドリンクはこんな感じ。
・ビール・・・650円
・二級酒・・・350円
・チューハイ・・・500円
・ジュース類・・・200円
メニューラインナップは飯のデパート「SS食堂」と比べたら当然少ないけど、これだけの数があれば十分かなと。それに正和食堂の看板メニューは「山賊焼き」なので、まずは迷うことなく山賊焼き定食を注文してほしいね。
山賊焼き定食(中)のボリュームがやばすぎるのよw
さて、山賊焼き定食の食レポといこうか。
写真ではわかりづらいかもしれないが、正和食堂の山賊焼きはなかなかのボリューム。
成人男性の手のひらサイズはあるね(これでサイズは“中”だからな?)。
もはや山賊焼き単品だけでも腹パンになる勢いなのだが、定食にはご飯・味噌汁の他にやっこ、漬物が付属するだけでなく、サラダとナポリタンも敷かれているのよ。
このように見た目の圧がとんでもない山賊焼き定食だが味も品質も抜群に良い。
正和食堂の山賊焼きはタレに付け込まずくぐらせ、片栗粉につけてサッと揚げている。その味わいはきわめてシンプルで塩味ベース。何かと好みが分かれやすい山賊焼きだが、ここのそれは良い意味で癖がないので誰もが食べられる味わいだと思うね。
それに鶏肉がプリップリなの。
ここまでウマウマで食べやすい山賊焼きは正和食堂しか思い当たらない。
なかなかのボリュームがあったものの、あっという間にたいらげてしまったしねw
ランチだったら定食。飲みのお供として選ぶなら単品が良いと思う。
いや~大満足。こりゃハマるわ。
山賊一品だけで酒を数杯飲めそうだな、うん。
【総括】食べやすくウマウマな鶏肉を堪能できるぞッ!
正和食堂は立地からして隠れ家的な食堂といえる。
そのため人の出入りはゆるい。
だからこそ当ブログはここを“穴場”として大プッシュしたいのだよ。
看板メニューの山賊焼きは癖がないし食べやすいしウマウマだしね。
私なんぞはここの山賊焼きが塩尻市内ではもっとも好みかな(店内の昭和感も大好き)。
山賊焼きが苦手な人にもおすすめできる食堂なので、気になった方は一度足を運んでみてほしい。
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