松本駅前で飲んだら『鳥きん』のラーメンで〆とくれ

松本駅前には様々なラーメン店が散在しているが、今回紹介するのは松本呑みの〆に選ばれる老舗『鳥きん』。

と言っときながら、シメは…何だかんだで『鳥きん』やで！

ここの味は何年経ったってわすれられん味！

御馳走さまでした！ pic.twitter.com/TqqYinfN7N

— ショギョウムジョウ | 長野県中信地方のローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) January 3, 2020

鳥きんの特徴はこんな感じ。

鳥きんは今も変わらない味で松本呑みする人々の胃袋を掴み続けている。

当記事ではそんな『鳥きん』の食レポや魅力についてまとめた。

松本駅前で飲んだ後の〆に選ばれる老舗ラーメン店

鳥きんは松本市中央1丁目、松本駅からすぐ近くにある昔ながらのラーメン店。

鳥きんは松本駅前をメインフィールドとする飲兵衛にとってかけがえのない存在。その理由は飲んだ後の〆に最適なラーメン店だから。

ここのラーメンをすすれば、帰宅までのモチベーションを維持できる。そう、鳥きんのラーメンは飲兵衛たちの精神的支柱なのだ。

松本駅前で〆のラーメン屋を選べと言われたら、きっと多くの飲兵衛が『鳥きん』か『ラーメン藤』の名を挙げるだろう。両者は甲乙つけがたいが、まだ飲める気力があって昭和な雰囲気に浸りたいなら鳥きんで決まりかと。

そんな鳥きんの規模はひと昔前の食堂くらいの大きさ。
店内は昭和が香る昔ながらのラーメン屋と言ったところだ。

 鳥きんの店内（カウンター席）

心地よい古臭さ（褒め言葉）に満たされた店内

座席はカウンター席（10数名くらい）とお座敷の2種類。4名以上でない限りは基本的にカウンターに通される。客層は常連さんがメインだが、松本駅前で呑んだ男女がひっきりなしに訪れる。

とにもかくにも私のようなレトロ厨の飲兵衛にはたまらない空間。入店したら即カウンターに座って『とりあえず瓶ビール』と言わずにはいられなくなる。

鳥きんのメニューラインナップ

鳥きんのメニュー

鳥きんのメニューラインナップは極めてシンプル。というよりも、オーソドックスなラーメンとチャーハン、餃子のみを置く老舗ラーメン店の典型と言っていい。

ラーメンのメニューは次のとおり。

これだけ揃っていれば十分。
どれも瓶ビールとの相性がバツグンだ。

その他メニューは次のとおり。

鳥きんはラーメンに加えてチャーハンと餃子も用意されている。気分によってはラーメンでなく、餃子とチャーハン、もしくは餃子とライスと言った変化球注文も可能だ。

ドリンクメニューは次のとおり。

飲んだ後の〆に利用することを考えれば、ラインナップはこれで十分かと。

このように鳥きんのメニューラインナップは控えめ。しかし、どこまでも昭和の雰囲気に浸れるラーメン店なので、物足りなさを感じることはないだろう。

【食レポ】「味噌ラーメン」「塩ラーメン」「チャーハン」

食レポするメニューは次のとおり。

どれも〆にピッタリで癒し効果がバツグン。
胃袋に余裕があるなら是非ラーメンとチャーハンをセットで注文してほしい。

それではレポートしていく。

①：「味噌ラーメン」

〆に最適なメニューは正直なところ醤油ラーメンだ。しかし、寒い季節には体が温まる「味噌ラーメン」がおすすめ。

鳥きんの味噌ラーメン

鳥きんは言うまでもなく人気のラーメン店であるが、とびっきり旨いかと言われるとそうではない（Disってない）。昔ながらの味付けを堪能できるからこそ選ばれるのだ。

そんな鳥きんの味噌ラーメンは調味料や脂まみれのそれと大きく異なる。

味付けは“シンプルで薄め”。
されど味噌の風味と野菜炒めのコンビネーションが幸せを運んできてくれる。

恐れずに言うならこの薄い味付けだからこそ〆のラーメンに最適なのだ。

私はいつも味噌ラーメン。
余裕があればチャーハンと瓶ビールも注文する。

これらを食べれば不思議と二日酔いにならない。

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②：「塩ラーメン」

さっぱりした味わいを求めるならダントツで「塩ラーメン」。

飲んだあとの〆に最適な「塩ラーメン」

飲んだ後の〆には醤油よりも塩がベストかもしれない。

味わいはあっさりとしていて優しい印象。
イメージとしては酔った身体をやさしく介抱してくれる感じ。

この感覚を味わえるラーメン屋は松本駅前には数少ないかも。

トッピングはチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギとシンプル。ほぼスープのような感覚で飲み干せるので、優しい味わいを求めているならファーストチョイスになるだろう。

③：「チャーハン」

鳥きんのチャーハンは松本市界隈でトップクラスのウマー。

鳥きんのチャーハンは激ウマです、ええ

ぶっちゃけチャーハンだけでも大満足できる（爆）。

あの松本山雅FCを指揮した名将・反町康治 元監督も絶賛したほど（反さんはグルメで有名）。

◆画像◆松本山雅監督を退任した反町康治氏が晴れやかな表情 https://t.co/hIvoO3PZlW pic.twitter.com/KssQwol6OQ

— デジサカ⚽️ (@digital_soccer) December 17, 2019

味付けはラーメンと同様でシンプルだが、不思議と旨味を感じる。余計な調味料は使用せず塩味をベースなのに・・・・この疑問もドハマりするエッセンスかもしれない。

これぞシンプルの極み。
これぞガチのチャーハン。

現代のチャーハンはあらゆる調味料をぶち込んでいるけど、本物はシンプルなんだよね。鳥きんは「旨さとはなんぞや？」と言った感じで食の観念を改めさせてくれる。

とにもかくにも鳥きんのチャーハンは至極なので、入店した際はかならず注文すべし。

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【総括】松本駅前で呑んだら鳥きんでの〆はマスト

鳥きんのカウンター

鳥きんはラーメンの味を堪能する店舗ではない。
ラーメンと店が放つオーラを堪能するための店舗だ。

これをテキストにすることは非常に難しい。しかし、古き良きが好きで味つけで判断しない人なら何となく感じ取ってくれるんじゃないかと。

何というか「行けばわかるさ、食べればわかるさ」なのよ。

だから飲兵衛もそうでない人もぜひ鳥きんのラーメンをすすってほしい。

初訪では鳥きんの魅力を感じ取れないかもしれないが、利用するたびに気づきが得られるかと。

ということで、松本駅前でしこたま飲んだら鳥きんで〆ておくんなまし。

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