「仕事帰りにまったりと焼き鳥で一杯やりたい」
「入りやすい焼き鳥屋を探している」
「1人で気軽に入れる焼き鳥屋で飲みたい」
そんな方にオススメなのが、松本市にある焼き鳥屋『鳥時代 中町店』だ。
実はこの店、私の行きつけ。無口そうだけど実はよく喋る大将が焼く焼き鳥は酒が進む。
串のクオリティはチェーン店以上、居酒屋慣れしていない人でも気軽に入店できる魅力をもった焼き鳥屋だ。
ということでこの記事では、「鳥時代 中町店」のあれこれをまとめてみる。
麺州「竹中」の隣にある焼き鳥屋
『鳥時代 中町店』は松本市中央2丁目にある焼き鳥屋。
ナワテ通りと中町通りに挟まれた『松本商工会議所中町駐車場』内にあり、目印は「麺州 竹中」(もしくは「おいも日和」)。
本店は松本市深志にあるが、現在は鉄板焼きにシフトしているようでチェーン店とは言い難い状況になっている(こちらの話は大人の事情もあるのでこの辺で)。
外観はあまり焼き鳥屋らしくないが、料理のクオリティは焼き鳥チェーン店以上なのでご安心を(人も店も見た目で判断しちゃダメよ)。それでも店内は焼き鳥店らしさが漂っていると思う。また、非常に入りやすく、コストパフォーマンスが高い。
店舗の規模は小さいけど1人飲みならカウンターで充分だし、2人以上ならテーブル席でゆったり飲食できる。
また、常連客が取り巻くような店舗ではないので、一見でも問題なく入れる(常連客は多いけど皆優しいのでまったく問題ない)。他の客からストレスを受けたくない人におすすめかな。常連さんも大将も気を遣ってくれるので、居酒屋慣れしていない人にも最適だと思うね。
また、外国人の利用率が極めて高いんだよね。
これらの写真はすべて入店した外国人観客。
そう、鳥時代 中町店は松本市に観光へやってきた外国人たちからよく選ばれる焼き鳥店なのだ。
ランチも営業している(昼飲み可)!
鳥時代 中町店はランチとディナーに分けて営業している。
ランチタイム(11:30~14:00)は「焼鳥丼」「唐揚げ定食」のほか、レギュラーメニューすべてを注文可。無論、ドリンクもすべて注文できるので、ランチはもちろん昼飲みもできるってわけだ。
また、曜日限定になるが「信州メディアガーデン」にてお弁当の販売も行っている(焼き魚などもある)。
また、マスターによると電話注文にかぎり、エリア限定で弁当の宅配も行うとのこと。あくまで松本市内での宅配になるが、大量にお弁当を発注したい企業の方にはもってこいだと思う。
ちなみに私は鳥時代 中町店でよく昼飲みしている。
個性あふれる焼き鳥の数々
鳥時代 中町店の焼き鳥は肉質が柔らかくプリプリしていて旨い。一本などあっという間に平らげてしまうと思うし、その後もノンストップで数本は行っちゃうはず。
それほどまでにここの焼き鳥はやめられない止まらない。
個人的にオススメなのは「ハツ」。
程よい柔らかさと食感が絶妙で脳が喜ぶのなんのって。固めの歯ごたえ充分なハツも魅力的だけど、鳥時代 中町店のものを食べちゃうと他のハツに浮気できなくなるぜ。
マスター一押しの「レバー」も絶対に見逃してはいけない。
口に入れた瞬間にとろけてしまうほど、プリプリで柔らかいんだよね。ハツ同様、ここまで魅力的なレバーを提供する店は鳥時代 中町店くらいじゃないかな。レバーが苦手な人でも行けちゃう魅力があるよ。
そして、「にんにくダレ」をかけて食べるとさらに楽しめるお。
あの上田市が誇る「美味ダレ」チックな食べ方もできちゃうんだよね。この場合、薄めの塩で焼いてもらって食べることをおすすめする。松本市で美味ダレ焼き鳥に近いそれを食べることができるぜ。
鳥時代 中町店の焼き鳥はハッキリ言ってどれもおすすめ。それぞれにオリジナリティがあふれているので、楽しみながら食べられるってのも魅力なんだよな(つくねはきりたんぽみたいな見た目をしている)。
個性があふれているだけでなく旨いんだからすごいよなあ。
唯一無二の「レモンサワー」と飲みやすさバツグンの「抹茶ハイ」
鳥時代 中町店の魅力は焼き鳥だけじゃない。
一部アルコールメニューが放つ個性がとんでもないのよ。
その代名詞が「レモンサワー」。
なんとソルティ・ドッグみたくジョッキの縁に塩がまぶしてあるのと、中(焼酎)がシャーベットになって出てくる。こんな個性的なレモンサワー、飲んだことないでしょ??
これには完全にハマっちゃって一時期は泥酔するまでひたすら飲み続けてたね。
このレモンサワーは言うまでもなくマスター自慢の1杯であり、鳥時代 中町店の代名詞。ということで入店したら絶対に注文するように。焼き鳥はもちろん唐揚げとの相性がバツグンだよ。
あとはいくら飲んでも酔わない(あくまで私の感覚)「抹茶ハイ」がおすすめ。
こちらは居酒屋によく置かれているメニューだが、いつまで飲んでも泥酔することがない。何ていうのかな、必要以上の甘さがないのでしつこさを感じないのね。だからずっと快適に飲める酒だと思ってる。
私の現在のトレンドはこの抹茶ハイで、いつも10杯以上平気で空けてしまう・・・(以前、飲みすぎて抹茶現役のストックをカラにしたことも)。良い子は真似しないでね!
はじめての方におすすめな「ほろ酔いセット(980円)」
鳥時代 中町店はサクっと飲んで帰りたい方・1,000円以内で楽しみたい方に向けた「ほろ酔いセット」を用意している。
「ほろ酔いセット」はドリンク1杯+おまかせ焼き鳥3本+もつ煮1杯で980円。
実は私、こちらではじめて注文したのは「ほろ酔いセット」だった。どんなお店でどんなマスターなのか?焼き鳥のクオリティはどの程度なのか調べるに最適だったから、それだけ頼んで初回は帰ったんだよね。
初回で気に入ってはいたんだけど、マスターと打ち解けてあれこれ注文したのは2回目から。以降は足が勝手に鳥時代に向かうようになり、気が付けば常連になってたなw
「ほろ酔いセット」は鳥時代 中町店を知るには最適だし、財布にも胃袋にもやさしいメニューなので初訪におすすめだと思う。
サイドメニューもウマウマ!
鳥時代 中町店のメニューラインナップは焼き鳥だけではない。鳥料理をはじめ一品料理(居酒屋メニュー)が充実しているので、焼き鳥がダメな人でも安心して入れる(まあ、鳥NGが焼き鳥屋に入るなんて稀だと思うけど)。
サイドメニューでおすすめなのは「唐揚げ」。
こちらも鳥時代 中町店の代名詞。サイズは小ぶりなのだが、アツアツジューシーでお見事な味付け。焼き鳥以外のメニュー選びで迷ったらこの唐揚げを注文してほしい。恐らくあっという間に完食すると思う。
あとは一般的なそれとは大きく異なる「フライドポテト」。
「いやいや、これのどこがフライドポテトなの?!」とツッコミたくなるよね?うん、わかるよ。鳥時代 中町店のフライドポテトはマスターがその場でじゃがいもを千切りにし、油でササッと揚げる。一般的なそれとは違い、スナック菓子のような感覚かな。
見た目のインパクトに加え、想像以上にイケちゃうメニューなので是非注文してほしい。
他にも鶏以外のメニュー(魚など)も用意されているので、居酒屋感覚で入ってもまったく問題ないよ。
マスターの人柄が良いから深酒しちまう
個性的なメニューがあふれる鳥時代 中町店だけど、特筆すべきはやっぱりマスターだね。
人柄が良くて気さく。それぞれの性格に合わせて話してくれるからホント居心地がいい。あ、それにいじりがいのあるキャラクターなんだよね(見た目とは違って)。だから是非とも可愛がってあげてほしいw
いろいろと面白いもんだから酒が止まらなくなって、気が付くとサワー系を2桁飲み干している・・・。汗
そんなマスターは飲兵衛なら間違いなく気に入ると思うし、あまりトークが得意でない方・居酒屋慣れしていない方でも安心できる存在かと。世間話はもちろん愚痴、しんみり話を聞いてほしいなんて方にはピッタリかな。
とにかく居心地が良いので長居すること間違いなしだよ。
【総括】中町通りでまったり飲みたい人に最適
鳥時代 中町店はマスターとフィーリングさえ合えば、家みたく通える焼き鳥屋。
私なんかは毎度楽しく飲んでいるけど、まったり飲むにも最適な飲み屋であることを強調しておく。その時の気分にマスターが合わせてくれるし、店内は基本的に落ち着いた雰囲気だから様々なケースにフィットすると思う。
まあ、気兼ねなく飲める焼き鳥屋だから難しく考えなくていい。
中町通りで満足できる焼き鳥屋をお探しならぜひ鳥時代 中町店へ。