人口1000人あたりの居酒屋の数が全国でもトップクラスの伊那市。伊那北駅~伊那市駅エリアは所狭しと多くの居酒屋・スナックが密集しており、どこの店舗もどこか懐かしくディープな面持ちをしている。
飲みが好きな人にはもちろん、レトロでディープな風景が点在しているためにカメラマンにもおすすめなエリアだ。
この記事では伊那市にある飲み屋街と商店街を歩いたときに撮影した写真の数々をアップしていこうかなと。
とにかく私は伊那市が好き、ホント好きすぎてヤバイ。
自ら「レトロな街」と名乗る伊那市にニンマリ
写真は飲み屋街からやや離れた場所で撮影した1枚。
お分かりのように「ようこそレトロな街 伊那へ」といった看板を掲げ、堂々とレトロ宣言しているあたりが何とも微笑ましい。
イマドキさ、どこの街もモダンかつアーバンな雰囲気にする風潮だけど、その逆を行って町並みを変えようとしない生き様に惚れ惚れする。
本当に伊那市に観光もしくは飲みへ行くと昭和の香りを感じるし、威張ってる感がまったくない。背丈にあわないことをしないからこそ、観光客も飲兵衛も居心地がいいんだろうな。
絶妙な笑いを誘うこれらの看板がたまらない。
自らさりげなく言っちゃうスタイル、悪くないぜw
ディープな風景が至るところに
駅付近である飲み屋街・商店街を歩くと、至るところにディープな風景が転がっている。
商店街は昭和で時代が止まったかのような落ち着きがあるし、良い意味で真新しい店舗が少ない。小さい頃ってこういう商店街が溢れていたのになと、どこか切ない感情がこみ上げてくる。
味がある住居も多く、写真を撮らずにはいられない。
モダンなデザインの素晴らしさもあるけど、レトロなデザインの素晴らしさが堪能できるのが伊那市かなと。
観光をすればするほど魅力が増して好きになってしまうんだよなあ。
こんなディープでレトロに感じたところって、以前住んでた東京の千歳烏山か、長野県では上田市の飲み屋街くらい。
飲み歩きも満喫できるけど、ぶらりと歩いているだけでも楽しめるのが伊那市。
飲み屋街が目を覚ますまでの間は純粋に観光を楽しむのがベストかな。
味ある飲み屋街には誘惑がいっぱい
飲み屋街は広範囲に及ぶ。
そして居酒屋・スナックの数も尋常ではない。
だから真剣にどこへ入ろうか迷うし、歩けば歩くほど興味深い店舗が顔を出すので一向に決まらないw
夜になってしまうと心構えが飲酒一本になってしまうので、このような味のある風景を写真に収めたいなら断然飲む前の明るい時間帯がおすすめ。
夜になってもまた違った魅力を味わえるが、全体的に薄暗いなので写真に収めてもその良さが伝わりにくい。
明るい時間帯に散策すれば居酒屋の選定にもなるしおすすめかな。
とにかく伊那市の飲み屋街は誘惑がいっぱいなので、焼鳥なら焼鳥店、スナックならスナックと限定しないかぎり一向に飲めない可能性もある。
まあ、それもまた伊那市の楽しみ方のひとつかもしれないが。
夜の伊那市は人々の笑顔であふれている
驚いたのは伊那市民があまり深酒をしないことだ。
私は決まって深酒をしてしまいハシゴして当たり前の人間だが、伊那市民の多くは適度に飲んで帰宅しているように感じた。
そして、居酒屋で飲んでいる人もまたディープな人が多く、笑顔であふれていたかな。
まだ居酒屋しか行っていないので未確認だけど、スナックとか行ったらさらにディープな出会いが待っているんだろうなと。
次に伊那市へ飲み歩きするときはどこへ行こうか。
そう考えるだけでもワクワクとドキドキが止まらない。