塩尻市広丘郷原にソロキャンプにおすすめの穴場がある。
「奈良井川リバーサイドパーク(堅石)」だ。
奈良井川沿いにあるここは、けっしてキャンプ場ではない。
しかし、知る人ぞ知るキャンプにも使える公園(のような河川敷)なのだ。
そんなリバーサイドパーク堅石に異変。
なんと生い茂っていた雑木がキレイに伐採されてしまったのである・・・・。
奈良井川リバーサイドパーク堅石とは
奈良井川リバーサイドパーク堅石は、塩尻市広丘郷原・奈良井川沿いにある河川公園。
特徴は次のとおり。
- 奈良井川の河川敷が降りていける
- 砂利の駐車スペースが広大
- 芝生スペースはあるものの遊具は一切ない
- 入口付近に仮設トレイがひとつ
- 周囲は畑(でも交通量はわりと多い)
河川公園とはいうものの、実際は奈良井川沿いにある大きな駐車場といったところ。
入口付近に遊べる芝生スペース、河川側にキャンプに最適な雑草スペースがある。
ぶっちゃけ、ここに訪れる人のほとんどはサボリーマンか昼寝目的。
キャンプやBBQで訪れる方は稀かな。
たまにラジコン倶楽部の人々が専用スペースに訪れる。
2019年夏、雑木林がほぼ伐採される・・・
いまだキャンプを実現できずにいた2019年夏。
久しぶりにソロ飯をしようと思い、奈良井川リバーサイドパーク堅石へと車を走らせた。
しかし、到着すると変わり果てた姿に驚愕する。
そう、奈良井川河川敷に生い茂っていた雑木がほぼ伐採されていたのだ…。
心当たりはあった。最近は奈良井川をはじめ、鎖川、田川などで雑木の伐採が目立っていたから。案の定リバーサイドパークも犠牲になったのか・・・・。
以前は下の写真の位置に立てば、雑木が生い茂っていた。
しかし、現在は何もない。
雑木があったからこそ、キャンプに最適だったわけで。
それに私は雑木が伐採されたエリアにて、ソロ飯やキャンプを起こっていた。
これはかなりショックである…。
無論、雑木が伐採されただけでキャンプができなくなったわけではない。
とはいえ、木々の緑がなくなったことで、なんとも味気ない姿になってしまった。
雑木が伐採されたのは奈良井川河川敷エリアのみ
奈良井川リバーサイドパーク堅石の雑木伐採について。
雑木が伐採されたエリアは、あくまで奈良井川河川敷部分のみ。
入口付近の石ベンチが設置された広場は木々が残っている。
はたしてどのタイミングで設置されたのか不明だが、入口付近には仮設トイレが設置された。
これは朗報と捉えるべきか。
いずれにしても、あの頃の奈良井川リバーサイドパーク堅石はもう戻ってこない。
リバーサイドパークの雑木が伐採された理由
なぜ雑木は伐採されたのか。
それは市民タイムスがとうに報道していた。
記事によると、奈良井川リバーサイドパーク堅石河川敷の雑木伐採は、国の「防災・減災・国土強靭化のための3ヵ年緊急対策」によるもの。平成30年度から奈良井川の支障木の伐採や護岸工事に着手しているらしい。
ちょっとだけ嬉しかったのは、市民タイムスも我々と同じ立場になって記事を書いてくれたこと。同記事では「リバーサイドパーク堅石の雑木は樹液を出す若い柳の木が多数自生し、ノコギリクワガタがよく捕れただけに残念な結果になった」と強調している。
キャンプはまだできるものの、虫捕りを楽しみにしていた子供からするとひとつの楽しみを破壊されたに等しい。
ガッカリしながらもソロ飯を楽しんだぜ・・・・
何とも言えない心境になったものの、私はひさしぶりのソロ飯を奈良井川リバーサイドパーク堅石で楽しんだ。
あらためてキャンプの素晴らしさを知る。
やっぱり外で食うメシはウマいよ。
焚き火のストレス緩和効果は想像以上だしね。
ソロ飯としては満喫できたけど、うーん…どうしたって雑木をキレイに伐採ってのはいただけないな。。
ということで奈良井川リバーサイドパーク堅石は、緑あふれる環境でののんびりキャンプができなくなった。自然を満喫したいなら牛伏寺キャンプ場がベストかと。
国が決めたことだから、もう雑木林が生い茂ることはないだろう。
諸行無常。
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