長野県民はどんなカメムシ対策をしているのか気になります。定番はガムテープに引っ付けてポイですけど、それ以外の具体的な方法が知りたいです。
当記事は、こんな悩みを抱えている方が対象。
筆者も長きにわたってカメムシと闘ってきた長野県民だが、ヤツらを完全に対策するには自宅に侵入させないことが重要になる。
もはや言うまでもないが、ガムテープに引っ付けてポイは単なる対処でしかない。
だからこそ、根本的なカメムシ対策となり得る以下の方法がおすすめ。
- ①:虫よけスプレーを使う
- ②:自宅の隙間を専用テープでふさぐ
- ③:ハーブ系の植物を置く
筆者はこれまでに様々なカメムシ対策を試みてきたが、その中でも効果的だったのは上記の3つ。
無論、環境や条件によっては効果を期待できないかもしれないが、自宅への侵入を防ぐという目的であれば一定の効果は得られると思う。
当記事は、長野県でのカメムシ対策についてまとめた。
長野県民におすすめしたいカメムシ対策
長野県民におすすめしたいカメムシ対策は以下のとおり。
- ①:虫よけスプレーを使う
- ②:自宅の隙間を専用テープでふさぐ
- ③:ハーブ系の植物を置く
いずれもパーフェクトな効果を期待できるものではない。
それぞれの特徴を把握して併用したり、環境や条件にあわせたりして最適なものを選ぶことが重要だ。
ここでは上記3つのカメムシ対策について紹介する。
①:虫よけスプレーを使う
長野県におけるカメムシ対策のなかで、もっとも直接的な方法は「虫よけスプレー」を使用することだ。
ポイントは殺虫タイプでなく”虫よけ”タイプを選ぶこと。
殺虫スプレーは対処でしかなく、根本的なカメムシ対策にはならない。一方で虫よけスプレーは効果が得られれば、カメムシをはじめ他の害虫の侵入を防ぐことができる。
自宅への侵入を防ぐことが目的なら、専用のスプレーを購入して玄関や外壁に噴射しよう。
定番の虫よけスプレー(アース製)
虫よけスプレーの特徴
- 種類: 天然成分由来のものや化学成分のものまで多種多様
- 使い方: カメムシが見られる場所や、侵入しやすい場所(窓やドアの周囲など)に直接吹きかける(※ 取り扱いについてよく確認すること)
- 注意点: 人体に有害なものもあるので成分に注意して使用する
カメムシがよく侵入する場所に噴射したところ、完璧とまではいきませんでしたが侵入する個体の数が減少しました。個人的にはおすすめです。
②:自宅の隙間を専用テープでふさぐ
カメムシ対策で重要になるのは、自宅の隙間をできるだけ減らすことだ。
そこで重宝するのが「隙間テープ」。
さまざまなタイプが販売されているので、状態や形状にあわせて最適なものを購入できる。隙間さえ埋めてしまえば、カメムシは侵入を断念するほかない(スプレーとの併用が効果的)。
定番の隙間テープ
隙間テープの特徴
- 種類:さまざまな素材と長さの商品が販売されている
- 使い方: 隙間にテープを使用して、カメムシが侵入できない環境をつくる
- 効果: カメムシの侵入を防ぐだけでなく、断熱効果も期待できる
しっかりとした素材の隙間テープを選べば、たしかなカメムシ対策ができる印象です。侵入しそうな隙間をテープで埋めたところ、以前よりも数が少なくなりました。なお、安い商品は粘着力がかなり弱いのですぐ剥がれます。
③:ハーブ系の植物を置く
「ハーブ系の植物」を置くことも、カメムシ対策には有効。
ハーブはカメムシなどの害虫を遠ざける効果があるので、庭に植えたり鉢を置いたりすることで侵入を防げる。
ハーブの苗
ハーブ系植物の特徴
- おすすめのハーブ: ラベンダーやローズマリー、ミントなど
- 配置: 家の周りや庭、ベランダにハーブを置く
- 効果:カメムシ対策になるだけでなく、人には癒しを与えてくれる
ハーブの鉢を窓の近くに何個か置いたのですが、そのスペースだけ面白いくらいにカメムシが寄りません。中にはおかまいなしの個体も見られますが、ハーブ系はカメムシ対策に有効だと思います。
カメムシ対策が効果ナシならプロに頼る
カメムシ対策をこころみても、状況が改善しない場合もある。
ありとあらゆる方法を試して効果が得られなかった場合は、素人が自力でカバーできない状態といってもいい。したがって、そんな状況下ならプロの害虫駆除業者に依頼しよう。
プロの害虫駆除業者はカメムシの侵入源を特定し、効果的な対策を行ってくれる。
害虫駆除サービスを利用するメリット
メリット | 説明 |
---|---|
たしかな駆除をしてもらえる | 害虫駆除業者はカメムシの種類や生態、対策に関する専門知識と技術を持っている。つまり、効果的な害虫駆除が可能。 |
ペットを飼っていても安心 | 害虫駆除業者は人やペットに対して、安全な方法で害虫駆除を行ってくれる。 |
長期的な解決につながる | 害虫の再発を防ぐための予防策をはじめ、害虫の侵入源を特定して実施してくれるので、長期的な害虫駆除が実現できる。 |
保証がある | 信頼できる害虫駆除業者は、サービスに保証を提供してくれる。つまり、問題が解決されなかった場合には再処理を要望することが可能。 |
財産を保護できる | カメムシなどの害虫は家や庭、そして貴重な資産を悪化させる可能性をもつ。しかしプロの害虫駆除を利用することで、これらの財産を保護できる。 |
プロの害虫駆除業者は、数えきれないほど存在する。だからこそ、それぞれを比較して納得できる業者を選ばなければならない。
そんなときは、長野県で信頼と実績のある駆除業者を紹介してくれる【害虫駆除110番】がおすすめ。全国3,300社の加盟店と24時間営業のコールセンターを構えているので、長野県からでも気軽に依頼できる。
もし打つ手がなくて困っているなら、プロの害虫駆除業者を検討してみるといい。
カメムシの基本情報
カメムシは、その特徴的な臭いから別名「臭虫」とも呼ばれる。
ここではそんなカメムシにおける以下の基本情報をまとめた。
- カメムシとは
- 長野県に生息するカメムシの種類
- カメムシが臭い理由
カメムシにおいてインプットしたい方は、このまま読み進めてほしい。
特に必要ないという方はスルーでOK。
カメムシとは
カメムシは体長約1cmほどで、緑や茶色の体を持つ昆虫。
日本では寒い季節になると、暖かい場所を求めて民家に侵入してくる。
カメムシの特徴と生態
特徴 | 体色と形状 | 体長約1cm、緑色や茶色、灰色の体色。平たくて盾形の体形、背面は半透明で硬い殻で覆われている。 |
臭い | 危険を感じると背中の腺から特有の臭いを放つ。これは捕食者を寄せ付けない防御メカニズムである。 | |
飛行能力 | 飛ぶことができ、活動範囲は広い。 | |
生態 | 食性 | 植物の汁を吸い、果実や葉、花などを食べる。特に果樹や野菜を食害し、農作物に被害をあたえる。 |
生息地 | 自然の中で生活し、草むらや樹木に生息。冷たい季節には暖かい場所を求めて民家に侵入する。 | |
繁殖 | 春から夏に繁殖活動、1回に数十個の卵を産む。卵から孵化し、数回の脱皮を経て成虫となる。 |
長野県に生息するカメムシの種類
カメムシの種類は豊富だが、長野県では主に「チャバアカカメムシ」と「クサギカメムシ」の2種類が多く生息している。
果樹を加害するカメムシ類の種類は多いが、チャバネアオカメムシ、クサギカメムシ、ツヤアオカメムシが主体である。長野県では前2種が主体で、県南部ではチャバネアオカメムシが、北部ではクサギカメムシが優占種になる傾向がある。また、県東北部の一部で、ツノアオカメムシが大発生したことがある。
カメムシが臭い理由
カメムシが放つ強烈なニオイは、捕食者から身を守るための防御メカニズムとして出される「分泌液」によるもの。
分泌液を出す要因は、外敵に対する威嚇や防御。
しかし、仲間に危険を知らせる役割をもつ。
長野県のカメムシ対策に関するQ&A
長野県のカメムシ対策に関するQ&Aをまとめた。
情報収集など役立てていただければ幸い。
Q1:草刈りはカメムシが増えるので禁止と聞きましたが本当ですか?
A:草刈りはカメムシの生息環境を変える可能性がある。つまり、場合によってはカメムシの増加につながる可能性があるのだ。
草刈りとカメムシの関連性については、長野県病害虫防除所が公表している。
畦畔及び周辺の雑草は斑点米カメムシ類の発生源となるため除草を徹底する。ただし、出穂前後に畦畔の草刈りを行うと、畦畔雑草に生息する斑点米カメムシ類を水田内に追い込む恐れがあるので、出穂2週間前までに行う。また、登熟期間中(特に乳熟~糊熟期)も同様であり、出来るだけ控えた方がよい。実施する場合には薬剤防除の直前に行う。
Q2:長野県病害虫防除所とは何ですか?
A:長野県病害虫防除所は、地域の害虫問題を解決するための専門機関。害虫に関する情報提供や対策方法のアドバイスを提供している。
Q3:カメムシが洗濯物につきやすいのはなぜですか?
A:カメムシは暖かい環境にくわえ、白い色好む傾向がある。
したがって洗濯物はそれぞれの条件を満たすため、カメムシがつきやすい。
カメムシが洗濯物に付くのは、洗濯物の色と温度が関係しています。カメムシは白い色を好む傾向にあります。そのため、シャツや靴下、シーツ、肌着など白い洗濯物を干していると寄って来やすくなります。またカメムシは暖かいところを好むため、日干しをして暖かくなった洗濯物は、カメムシにとって最適な温度になっており、寄って来るようになります。
まとめ
長野県のカメムシ対策について解説した。
まずは以下の方法を試してみてほしい。
- ①:虫よけスプレーを使う
- ②:自宅の隙間を専用テープでふさぐ
- ③:ハーブ系の植物を置く
もし、いずれも効果がない場合はプロの害虫駆除業者への依頼を検討しよう。
彼らを頼れば、たしかなカメムシ対策ができると共に精神的ストレスから解放される。さらには長期的な予防も実施できるので、コストパフォーマンスは良いかと。
興味がある方は【害虫駆除110番】に問い合わせてほしい。
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