長野県民をはじめ県外からも多くの観光客が訪れる安曇野市堀金の「国営アルプスあずみの公園」。
春から秋にかけては広大な自然を、冬は色鮮やかなイルミネーションを楽しむことができる。
そんな人気の公園近くに絶品の鳥もつを食べられると話題の食堂がある。
「須砂渡(すさど)食堂」だ。
はたして評判の良い「鳥もつ」の味はどれほどのものなのか。
食レポをまとめるとしよう。
国営アルプスあずみの公園近くにある地元民ご用達の食堂
「須砂渡(すさど)食堂」は安曇野市堀金烏川にある地元民ご用達の食堂。国営アルプスあずみの公園からオートキャンプ場へ向かう道中にあり、辺りは緑に囲まれている。そのため、店舗は堂々と構えているというよりはひっそりと佇んでいるという表現がふさわしい。
外観は山小屋の雰囲気を若干持ち合わせた印象。規模は見た目以上に大きい。店内は清潔感があり、木のぬくもりが感じられるあたたかい空間。
座席はテーブル、座敷、カウンターそれぞれをあわせて46席。天井が高く設定されている影響か、テーブルとカウンター席は非常に快適。ちなみにカウンター席は地元住民(常連客)の特等席と言った感じで、酒を飲みながらワイワイするスペースだね(できることなら私なんぞも混ざりたい)。
客層はさまざまだが年齢層は高め。ジジババは多めだし、ファミリーがこぞって利用する印象かな。
あ、そうそう、レジ付近の壁には著名人のサイン(色紙)がビッシリと飾られている(人気店である証拠だし、ロケでよく利用される食堂ってことだな)。
須砂渡食堂のメニューラインナップ
須砂渡食堂のメニューラインナップは充実している。
一般的な食堂に置かれているメニューは網羅しているし、オリジナルメニューもあるので注文に苦労するかもw
麺系はこんな感じ。
・ラーメン
・ニンニクラーメン
・チャーシューメン
・ニンニクチャーシューメン
・味噌ラーメン
・味噌チャーシューメン
・ざるそば
ラーメンは醤油と味噌の2種。そこに「ざるそば」というシンプルなラインナップだね。
定食・丼メニューはこんな感じ。
・とりもつ定食
・かつ定食
・煮かつ定食
・その他定食(店内のホワイトボードに記載)
・チャーハン
・ライス
・かつ丼
・親子丼
・玉子丼
看板メニューの「とりもつ」は単品でも注文可。また上記以外にも季節や期間限定メニューが用意されている。
その他メニューは「刺身」「焼き物」「揚げ物」がズラリ。これらは店内に設置されたホワイトボードから確認できるぞ。
また、ドリンクメニューもそれなりに充実しているので、ハンドルキーパーがいればとことん呑める。
鳥もつが絶品すぎて激ハマりしたんですけど?
私が須砂渡食堂の「鳥もつ」を知るキッカケは、鶏肉嫌いな父の「須砂渡の鳥もつはどこよりも旨い」という一言だった。
いや~あの一言がなかったら私はいまも同店のそれを知らずに生きていたと思う(父グッジョブ)。
鶏肉が苦手な人でも食べられる鳥もつなんて存在するのか?と半信半疑だったけど確かに存在するんだよ、安曇野市堀金にw
これが旨いと評判の“鳥もつ”だ。
「鳥もつ」と聞くと山梨県で有名な煮込んだタイプを想像されるかもしれない。がしかし、ここのそれは塩などのシンプルな調味料だけで炒められているだけなのよ。そのため、なかには「いや~それって臭みがキツいんじゃない?」とか「ウマウマな未来を想像できない」と言ったネガティブなイメージを抱く人がいると思う。
だけどね、
須砂渡食堂の「鳥もつ」は臭みが一切ないの。それでいて食材の味わいがギュッと詰まっていて上品な雰囲気すら抱いてしまう。とにかくウマウマなメニューなのさ。
余計な調味料を使わずしてここまで味わい深いとは・・・・。
これまでに数多くの鳥もつを食べてきたけど、文句なしにここのそれが一番旨い(塩尻市の絶品鶏料理屋「やまもと」の鳥もつも旨いけど)。
大抵の鳥もつメニューは若干の臭みを許容して食べるものなんだけど、須砂渡食堂の鳥もつはホント臭くないんだよなあ。そりゃあ人気メニューになるってもんよ。
「程よい塩気」と「食材が持つ甘さ」が極上の旨味を生み出しているのかもしれない。
もうね、これ食べだすと2人前じゃ足りないし酒も進みまくるのよ・・・。
私は初訪でここの鳥もつの虜となり、その後も禁断症状と闘い続けている。
【総括】「とんかつ」や「カレー」もウマウマな食堂だお
須砂渡食堂の鳥もつはガチで絶品だった。
こんなウマウマな料理を食べられる食堂が安曇野市堀金にあるとは思いもしなかったよ。
あ、でもね鳥もつ以外のメニューも注目してほしい。「とんかつ」系と「カレー」もウマウマだから是非とも併せてオーダーしてほしいなと(私なんぞは「鳥もつ」+「カツカレー」+「ビール」が定番)。
嗚呼、近所だったなら毎日足を運びたいくらい。
堀金に行く機会は滅多にないけど、ここの鳥もつが食べたくなったら車走らせちゃうし。
安曇野市の皆さんが羨ましいぜお。
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