塩尻市はユニークな飲食店がとにかく多い。
なかでも大門商店街は、昭和回帰できる飲み屋の宝庫だ。
今回紹介するのはそんな大門商店街で一人焼肉ができる飲み屋「味楽食堂(みらくしょくどう)」。
ちょい飲みそして帰宅。
良いひと時をあざーす。#味楽食堂 pic.twitter.com/hwxAuMlvMz— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) April 13, 2021
ディープすぎる外観、昭和で満ち溢れた店内、そして一人焼肉+呑みに最適なスタイル。
ここはかつて大門商店街で呑む人々の〆に利用されていた名店。塩尻駅が移転して以降は寂しさが増していったが、それでも常連とコアな飲兵衛を魅了していた。
そんな唯一無二な飲み屋の味楽食堂だが、残念なことに2022年7月に閉店。
残念なことに味楽が閉店した。
大将の病気が大きな要因だ。かけがえのない店舗がまたひとつなくなっちまった…悲しすぎる。
思い出が涙でにじむ#味楽#塩尻市 pic.twitter.com/7UN8WZMrSn
— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) August 1, 2022
当記事は、営業していた頃の味楽食堂についてまとめている。
大門商店街で呑んでいて「味楽」というキーワードを聞き、それが気になった方はぜひ参考にしてみてほしい。
塩尻市・大門商店街にある”ディープすぎる焼肉店″
味楽食堂(みらくしょくどう)は、塩尻市大門七番町(大門商店街)にある昔ながらの食堂。とはいっても実際は”小さな焼肉店”であり、一人焼肉に特化した飲み屋である。
MAP
店舗の規模は小規模の飲み屋サイズ。
風貌はかなりディープで、初訪を受け継ないオーラーがただよう。
そう、どこまでも上級者向けの飲み屋だ。
店内はどこまでも昭和に満ち溢れた空間。
昭和回帰はハッキリいって余裕すぎる。
レトロでディープと言えば伊那の飲み屋街が真っ先に浮かぶが、味楽食堂もその一部といっても過言ではないくらい魅力的。
この雰囲気と空間は真似をしようと思ってもできない。
これまでの歴史が積み重なった極上の産物だ。
座席はカウンター席(4名程度)、テーブル席(4名)、お座敷(4名席×2)の3種類。基本的にお一人様~2名くらいの理由がメインの店舗だ。
テーブル席
お座敷
このように味楽食堂は、店内もなかなかディープ。
とはいえ、疲れているときやしっぽり飲みたいときには最適なんだよね。
この一人焼肉専用のプレートは、見ただけで癒されるというか。
それに店舗は非常に落ち着いた空間。
もっといえば、大将は人間味にあふれていて愉快な人なので呑みが進む。
【衝撃】味楽の大将、元バーテンダー
もともとはバーでやってくつもりだったらしい。やっべえ※写真はご本人の許可を得て掲載しております。 pic.twitter.com/aiG5SLfYHk
— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) April 5, 2022
「昭和な空間のなかで贅沢な時間を堪能できる店」
味楽食堂はそんな至極の飲み屋だと思ってる。
味楽食堂のメニューラインナップ
味楽食堂のメニューラインナップは極めてシンプル。
次の3点によって構成されている。
- ラーメン
- 焼肉
- 飯モノ・サイド
具体的なメニューラインナップはこんな感じ。
ラーメンメニュー
- 「ラーメン(醤油・味噌)」600円
- 「チャーシューメン(醤油・味噌)」750円
- 「ワンタンメン(醤油・味噌)」750円
- 「餃子ラーメン(醤油・味噌)」800円
- 「タンメン」800円
- 「ソース焼きそば」600円
焼肉メニュー
- 「カルビ」1000円
- 「豚バラ」900円
- 「ジンギスカン」800円
- 「牛ホルモン」1000円
- 「牛タン」1200円
飯モノ・サイドメニュー
- 「チャーハン」600円
- 「中華丼」600円
- 「餃子」500円
- 「野菜炒め」600円
- 「ライス」300円
- 「みそ汁」200円
- 「豚汁」400円
- 「キムチ」400円
ドリンクメニュー
- 「ビール」700円
- 「お酒」500円
- 「チューハイ」600円
- 「コーラ」400円
- 「ジュース」400円
- 「ウーロン茶」400円
味楽食堂は食堂としても利用できるが、メインは焼肉と呑み。
それは上記メニューを見れば明白かと。
したがって、食堂として利用するとガッカリする可能性があるので注意してほしい。
【食レポ】極上の昭和空間で味わう一人焼肉と酒はたまらねえッ!!
味楽食堂の魅力は、何といっても昭和回帰ができること(レトロ厨感涙)。
この雰囲気だけでもメシと酒がウマくなる。
それにこの雰囲気を作り出している大将もまた最高なのよ。
大将は話し出すと止まらなくなり、タバコやお酒もおっぱじめちゃうw
そんでもって独特のタレで味付けされた焼肉がたまらんのよね。
昭和の焼肉屋って感じです!メニューは極めて少なく、全て合わせても10品くらいしかありません(^◇^;)いわば玄人向けの焼肉が食べられる飲み屋と言ったところでしょうか。
以前の動画貼っときます!(ジンギスカン) pic.twitter.com/TDIZrJ3iYh
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) March 3, 2021
味付けの系統としては「亀八」かな?
味はけっして酷似しているわけではなく、個性的なタレという意味で。
これがハマっちゃうと抜け出せなくなるんだわ。
そんなウマウマな焼肉を食らいながらのアルコールは至高。
味楽食堂での飲食は、他店で味わう「贅沢感」や「幸福感」とは大きく異なる。レトロ厨飲兵衛にはたまらない癒しをくれるのよ。
おすすめのメニューは「カルビ」と
「牛タン」かな。
常連さんからすると「豚バラ」がマストっぽい。
私なんぞはカルビ・牛タンでビールごくごくパターン。
そして、〆にラーメン。
本日の〆は味楽の醤油ラーメン!
素朴で甘味のあるスープが面白い。これは〆に最適だわ。、#味楽食堂#ラーメン pic.twitter.com/7sqCSCeyaR
— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) August 2, 2021
昭和がここまで香りまくっていて一人焼肉が楽しめる飲み屋は滅多にない。
ここは本当に貴重な店だと思う。
【まとめ】味楽食堂は塩尻市内でディープな飲み屋を探している方におすすめ
味楽食堂は昭和回帰が余裕なたいへん貴重な飲み屋。
特に私のようなレトロ厨飲兵衛には唯一無二の存在である。
レトロ+ディープをどう捉えるかによるが、こういった風貌と空間が好きなら至福の時間を味わえると思う。
とはいえ上級者向けではあるので、一定以上のコミュ力は必須かな。
気になった方は是非アクセスしてほしい。
一人焼肉を心から楽しみたい人向け
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