長野県中信地方には自然があふれる市町村が溢れているが、中でも“優しさ”だったり“温もり”だったりがストレートに感じられる村が「東筑摩郡朝日村」だ。
冬は「あさひプライムスキー場」、春から秋にかけては「あさひプライム野俣沢林間キャンプ場」に多くの人々が訪れ賑わう。
当記事はそんな朝日村にある冬の「あさひプライム野俣沢林間キャンプ場」を散策したレポートである。誰もいない営業期間外のキャンプ場をこっそり覗いてみたい方はぜひチェックしてみてほしい。
あさひプライム野俣沢林間キャンプ場の特徴
あさひプライム野俣沢林間キャンプ場は、長野県東筑摩郡朝日村古見にある自然が満載のキャンプ場だ。
同村には毎年多くの人々が全国から訪れるが、あさひプライム野俣沢林間キャンプ場こそもっとも集客効果の高い施設と言っていい。
MAP
人気の理由はすぐ傍を清流が流れているため。
清流が隣にあるキャンプ場は全国的に見ても極めて珍しいケースなのだ。
無論、魅力はそれだけではない。
奥に進めば美しい滝があるし、軽いハイキングや釣りも楽しめる。
また、テント泊はもちろん、バンガローが数棟設置されているため、ソロキャンパーからファミリーまで誰もが楽しめる柔軟性をもつ。
すぐ近くにはゲストハウス「かぜのわ」もあるので、デイキャンプと施設宿泊を実現したい方にもおすすめだ。
初冬のあさひプライム野俣沢林間キャンプ場を散策
あさひプライム野俣沢林間キャンプ場は、私が小さな頃によく連れてこられた思い出の場所。
だからこそ魅力は理解しているつもりだが、最近はソロキャンプやトレッキングに目覚めたこともあって、同キャンプ場がどれだけ贅沢な存在なのかわかった気がする。
営業期間中を堪能するのもよいが、今回は初冬の誰もいない様子を窺うことにした。
寂しげで枯れた雰囲気がたまらなく良き
あさひプライム野俣沢林間キャンプ場に訪れたのは2018年11月下旬(冬目前)。いうまでもなく営業期間外で誰もいない。
辺りは寂しげで枯れた雰囲気を醸し出している。
営業期間中の元気な顔とは真逆だ。
管理棟前の道はゲートで封鎖されている状態。
朝日村の山間部の冷えは尋常でない。
雪が降ろうものなら、凍えながらの散策になっていただろう。
とりあえず、敷地をぐるりと回ってみることにした。
どことなく漂う「サイレントヒル」っぽさ
秋まではキャンプをはじめ、バーベキュー、釣り、コテージ(正しくはバンガロー)利用で賑わうこの場所も、冬になると人気がなくなり哀愁漂う別の表情を見せる。
その様子はまるで「サイレントヒル」のようだ。
霧がかっていたら間違いなくそれ(笑)。
この枯れた・乾いた感じが実にたまらない。
これって廃墟探訪の魅力と通ずるものがあるのかな?(やったことないけど)
周囲の自然もまたステキな表情をしている。
子供のころはこの広場で何度も遊んだ。
当時の思い出と共に散策すると、楽しさと切なさがごっちゃになって何ともいえない心境になった。
でも、たまらない。
この哀愁ただよう表情を見ながら頂くホットココアは至高なんだようん。
実際の散策動画
あさひプライム野俣沢林間キャンプ場を散策した動画はこちら。
初冬のキャンプ場にアクセスするなんて一部の人のみだろうけど、営業を終えて生気を失った(良い意味で)状態を見るのもけっこう面白い。
興味がある人はぜひ。
まとめ
初冬のあさひプライム野俣沢林間キャンプ場の散策レポートは以上。
輝かしい姿を見られる春から夏とは異なり、寂しげで枯れた雰囲気を醸し出すその風貌は一部の人にはたまらないかと。誰もいないキャンプ場が気になる人は、ぜひアクセスしてみてほしい。
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あさひプライム野俣沢林間キャンプ場
- 営業期間:4月下旬~9月下旬
- 住所:長野県東筑摩郡朝日村古見7−1
- TEL:0263-99-3700
- フロント受付時間:AM9時~PM4時まで
キャンプサイト:チェックインはPM4時、チェックアウトAM11時
バンガロー:チェックインPM2時、チェックアウトAM10時 - オートサイト:40区画
- フリーサイト:15テント、日帰り利用が可能
- グループバンガロー:1棟 トイレ・洗い場つき
- プライベートバンガロー:3棟(定員4名) 周辺にテントも張れます。シャワールーム、シャワートイレ、台所、寝具付き
- URL:あさひプライムのHP
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