松本市高宮にピッツァの観念を教えてくれた名店がある。
ナポリピッツァ専門店「pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)」だ。
店舗は完全に日本の一軒家。されど出てくるピッツァはどこまでも本格的。
そんな独特の雰囲気を持っているのが松本市高宮にあるナポリピッツァ専門店「pizzeria alto palazzo」。
ウマウマよ。
該当記事を更新しましたよっと#pizzeriaaltopalazzo#ピッツェリア#松本市https://t.co/CSgzH2Bx7q
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) April 15, 2020
私はこれまで本格的なピッツァを食べたことがなく、ピッツァとピザの違いすらわからない人間だった。むしろ、ピッツァもピザもジャンキーな上に高い食べものと思っていたレベルである。
しかし、アルトパラッツォのピッツァを食べた瞬間に考えが変わった。
Pizzeria alto palazzoの特徴
- ①:本格的なナポリピッツァを味わえる
- ②:ピッツァとピザの違いを心から理解できる
- ③:店主・ヤギさんの腕は間違いなし
- ④:胃袋も脳もよろこぶウマウマ感
- ⑤:店舗は日本の一軒家というギャップ
専用の石窯、そして腕の良い寡黙な店主。かなり独特な雰囲気が漂うものの、ここまで本格的なナポリピッツァ専門店はない。ここのピッツァを食べたら、もう浮気することはできないだろう。
当記事は、松本市高宮にあるナポリピッツァ専門店「pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)」の食レポをまとめる。
松本市高宮にある風変わりなナポリピッツァ専門店
pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)は、松本市高宮北1丁目にあるナポリピッツァ専門店。
外観は完全に日本の一軒家。
住宅街に位置することから隠れ家と言っていいかもしれない。
ちなみにアルトパラッツォは、SBC信越放送「SBCスペシャル」の隠れ家特集で紹介されている。
SBCスペシャルにヤギさん登場!
ピッツァ好きならアルパラは絶対に行ってくださいまし。ガチウマでやんす。#sbcスペシャル #アルトパラッツォ pic.twitter.com/OJFf6Nintp— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) December 15, 2021
店舗はどう見たって日本の一軒家なので、「本当にピッツェリアなのか?」と疑ってしまう。しかし、間違いではない。正真正銘のナポリピッツァ専門店だ。
アルパラに来ておりまーす!! pic.twitter.com/Dbgj7nw5yQ
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) November 27, 2020
見た目は「和」そのものだが、入店してみると良い感じのイタリア要素が混ざっている。まさにバランスの妙。日本家屋の良さを生かしつつ、ピッツェリアとして仕上げているのだ。
アルトパラッツォの店内
ユニークなのは床を畳にしていること。
座椅子も和で統一されている。
されど、カウンターから奥はイタリアンな雰囲気がのぞく。
店内の規模は小さめで、座席はカウンターとテーブルの2種類。席数に余裕はないものの、座間には余裕がある。雰囲気は非常に落ち着いていて、ストレスを一切感じない。
客層は20~40代の女性がメイン。
あとは子連れ、カップルが多い印象。
イタリア系の専門店は入店しづらい特徴をもつが、アルトパラッツォは気軽に入店できる。子供だろうと大人だろうと誰でもウェルカムな落ち着いたピッツェリアだ。
アルトパラッツォがもつ3つの魅力
pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)は、3つの魅力をもっている。
- ①:店主・ヤギさんのピッツァへのこだわりがハンパない
- ②:ナポリピッツァ専用の窯を置いている
- ③:ガチでピッツァとピザの違いを体感できる
アルトパラッツォはただウマウマな店舗ではない。ピッツァへの並みならぬ情熱が感じられるホンモノのピッツェリアだ。
その要素となっているのが上記3点。
これらが成立しているからこそ、pizzeria alto palazzoがある。
それでは、それぞれの魅力を掘り下げて行く。
①:店主・ヤギさんのピッツァへのこだわりがハンパない
店主のヤギさん(青柳さん)は開業前、東京でピザ・ドルチェの修業を積む。その後は松本市に戻り、カフェやホテル勤務を経て「pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)」を独立開業。瞬く間に人気店の仲間入りを果たした。
そんな凄腕をもつヤギさんだが、見た感じは非常に寡黙な男性。
されど、実際は愉快な人である(笑)。
ヤギさんと私なんぞは、年齢も出身地も近いことがあってよく飲みに行く仲。どこか怖そうなイメージを抱かれる彼ですが、実はその真逆なんです(笑)。
しかし、ピッツァへのこだわりは尋常ではない。「そこまでするの?」とこちらが心配になるくらい。彼は儲けよりも確かなピッツァを作ることに命を懸けている。
素材の厳選は当たり前。
理想の生地が完成しなければ作り直す。
私は彼ほどピッツァに情熱を注ぐ人物を見たことがない。
②:ナポリピッツァ専用の窯を置いている
昨今はピッツァ提供店がそれなりに見られる。しかし、ナポリピッツァ専用の窯を置いている店舗はめずらしい。
pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)は、ガチのナポリピッツァ専用の窯を置いている。これを凄腕の店主があやつれば、それはもう本格的なナポリピッツァが完成するというわけだ。
アルトパラッツォのナポリピッツァ専用窯
ピッツァは450度〜500度の輻射熱で一気に焼き上げる。これにより、外はサクサク中はモチモチ、さらに食感と素材の旨味を堪能できるのだ。
アルトパラッツォのピッツァは胃袋も脳も喜ぶ。
③:ガチでピッツァとピザの違いを体感できる
pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)最大の魅力は、「ピッツァとピザの違いを体感できること」だと思う。
それは視覚と味覚それぞれで確実にインプットされる。
視覚はピッツァの見た目を指しているわけではない。店内に置かれた「ピッツァの食べ方や豆知識」カードのことだ。これが実にありがたい存在で良い勉強になるのだ。
ピッツァとピザの違いが書かれたカード
このカードを確認すれば、あっという間にピッツァとピザの違いを把握できる。世間一般に浸透しているジャンキーなピザはアメリカンなのだ。
さらにイタリアンの豆知識も学べて感涙。
こういう配慮は本当にステキ。
ヤギさんと奥さんの人柄が現れている。
こりゃ人気店になるってもんよ。
pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)のメニューラインナップ
pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)のメニューラインナップは、ランチとディナーで大きく異なる。
基本的にランチタイムは一部ピッツァのみを提供。
ディナータイムはピッツァをはじめ、一品料理、アルコールが提供される。
ランチメニュー
pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)のランチタイムメニューはシンプル。
トマトベース、チーズベース、和風ベースのピッツァからお好みのものを選択する。
ランチタイムメニュー
アルトパラッツォのランチタイムは激混み必至。
さらに生地がなくなるとクローズになるので注意すべし。
それから駐車への配慮も検討しよう。
アルトパラッツォの駐車場は数台しか駐車できない。
確実に入店したい場合は、事前予約することをおすすめする。
ディナーメニュー
ディナータイムはラインナップが充実する。
ピッツァはもちろんパスタ、一品料理など、ヨダレが止まらないメニューが追加されるので見逃せない。さらにアルコールを楽しむことができる。
ピッツァメニュー
アルコールメニュー
ワインメニュー
ちなみにパスタや一品料理は日替わり。
それらメニューはカウンターのブラックボードから確認できる。
【食レポ】「マルゲリータ エ サラーメ」「フンギ」とテイクアウト
それでは本題。
当記事でレビューするメニューは次のとおり。
- ①:「マルゲリータ エ サラーメ」
- ②:「フンギ」
- ③:テイクアウト各種
結論から言うと、どれもウマウマで感動の嵐。
本格的なナポリピッツァは、ヘルシーかつジューシーなのだと痛感した。
それでは上記3点をレポートしていく。
①:「マルゲリータ エ サラーメ」
アルトパラッツォには魅力的なピッツァがあふれているが、個人的に大好物なのは「マルゲリータ エ サラーメ」。
定番のマルゲリータにサラミというシンプルな組み合わせだが、ここのそれは一味も二味も違う。まずサクサクもっちもちの生地に惚れ惚れし、ジューシーなトマトソースに心を掴まれる。
旨さはもちろんヘルシーなのよ。
アメリカならではのジャンキーなピザとは大違い。
はじめてこのピッツァを食べたとき、衝撃が走ったもんね。これが本場のナポリピッツァなんだって。むしろ本物のピッツァは、とても健康的で素材そのものの美味しさを堪能できる食べ物なのだと。
今でもあの衝撃は鮮明に覚えている。
②:「フンギ」
「フンギ」もまた鉄板メニューのひとつ。
こちらはチーズベース。
きのこをメインにした風味を楽しめるピッツァだ。
絶妙な塩梅での味付けがクセになる。
見た目とは違ってあっという間に完食できるライトさ。
マルゲリータもウマウマだが、個人的にはフンギが好み。さまざまな食材の旨味が混ざり合った中心部は、食べた途端に昇天する。
普段チーズをあまり食べたない私が感動するんだから間違いない(と思う)。
③:テイクアウト各種
アルトパラッツォはテイクアウトも対応している。
イートインではなく自宅で本格的なナポリピッツァを味わいたい方は、テイクアウトの利用をおすすめしたい。無論、そのクオリティは変わらない。
けふはアルパラのテイクアウト!
文句なしのクオリティと味。これぞ正真正銘のピッツァである!!・カプリチョーザ
・クワトロ パンチェッタ
・窯焼きチキン
・ソーセージ&ポテト
・生ハムのサラダ食べたことない人は絶対食べておくんなまし pic.twitter.com/SrySuyTjti
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) January 21, 2021
サイドメニューも文句なしの旨さ。
食卓が秒でピッツェリアに変わる。
【総括】アルトパラッツォはナポリピッツァはガチです。
pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)は、誰もが気軽に利用できるナポリピッツァ専門店である。
ぶっちゃけ、ウマすぎるので情報をあまり拡散したくないけど、この本物のピッツァはひとりでも多くの方に食べてもらいたい。そして、サイドメニューもぜひ注文してほしい。
↓は賄い料理としてヤギさんが作ってくれたチキンなんだけど、とても賄いレベルじゃない(笑)。ウマーウマーなメニューがあふれているのだ。
けふのランチはアルパラ!
特別に賄いチキンやってもらいました(T ^ T)これがめちゃくちゃウマい!!賄いのレベルじゃないわw#アルパラ pic.twitter.com/fIAX4wdFvR
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) February 26, 2021
ヨダレが出た?
だったらアルトパラッツォ行きは決まり。
本格的なナポリピッツァをご堪能あれ。
ナポリピッツァ専門店「pizzeria alto palazzo(ピッツェリア・アルトパラッツォ)」
- 営業時間:
ランチ11:30〜14:30(L.O14:00)
ディナー18:00〜22:00(L.O 21:30) - 定休日:火曜と月曜のディナー+不定休
- 住所:長野県松本市高宮北1−16
- TEL:0263-55-7983
- 座席:-
- 駐車場:あり
- テイクアウト:可
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