松本市界隈には蕎麦の名店が溢れており、それぞれ独自のこだわりを持って営業している。
その営業スタイルは多種多様。そばのみを提供するところもあれば、居酒屋としての側面を持ったところもある。
今回レポートするのは、そんな居酒屋としての顔をもつ松本駅前の名店・長野の郷土料理と地酒 手打ち蕎麦「和利館」だ。
和利館さんでお蕎麦呑み。
ご丁寧に対応いただき誠にありがとうございます!!ウマウマな蕎麦でやんす。
生き返るよ、普段家から出れんので。。 pic.twitter.com/7PpAFPpquH— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) April 2, 2020
長野の郷土料理と地酒 手打ち蕎麦「和利館」の特徴
- 絶品の手打ち蕎麦を堪能できる
- 長野県の郷土料理がズラリ
- 優しい和の雰囲気に包まれた空間に癒される
- ボリューム満点のランチ(そば以外の料理も)が大人気
- 県外観光客からのクチコミも好評
松本駅前で美味しい信州そばと郷土料理を堪能したいなら、第一候補といっても過言ではない店舗だ。
当記事では、さまざまな魅力をもつ手打ち蕎麦の名店「和利館」の食レポをまとめる。
松本駅前にある手打ち蕎麦と郷土料理を楽しめる居酒屋
長野の郷土料理と地酒 手打ち蕎麦「和利館(わりかん)」は、松本市1丁目、マクドナルド松本店裏路地にある蕎麦屋&居酒屋。
昭和63年創業。ご家族で切り盛りされていて、昼の部(ランチ)は主に蕎麦屋。夜の部(ディナー)は蕎麦屋&居酒屋として営業している。
MAP
そんな和利館の店構えは非常に独特。
外観は観光客の目に止まる郷土居酒屋といった風貌だが、店内は非常に和やかで昭和時代のそば屋といった印象をうける。
一部のそば屋に見られる険のある雰囲気はゼロで、アットホーム的雰囲気のなかゆったりと飲食できる。
店内の写真
座席はカウンターとお座敷(小上がり)のみ。
宴会にも対応しているので、大人数での利用も問題ない。
なお、お座敷は半個室タイプ。
自分だけの空間を楽しみながら、ゆったりと飲食できる。
客層はさまざま。
常連も観光客もバランスよく利用するイメージだ。
クチコミは好評で料理と接客それぞれのクオリティが高いと話題。また、女将と若女将の素晴らしい人間性も人気の要因といっていいだろう。
長野の郷土料理と地酒 手打ち蕎麦「和利館(わりかん)」のメニューラインナップ
長野の郷土料理と地酒 手打ち蕎麦「和利館(わりかん)」のメニューラインナップは豊富。
昼の部(ランチ)と夜の部(ディナー)でメニューラインナップは変わるが、昼の部からでも呑むことが可能だ。
一般的なメニューは以下のとおり。
これらに加えて、大人気の「日替わりランチ(定食)」も用意されている。
7/1
今日の
“ぶっかけミニ蕎麦付き日替わり定食”
煮込みハンバーグがメインです^ – ^#そーゆーすいか
もお付けします!美味しいものをみんなで食べるともっと美味しいですね♫#農家さんありがとう pic.twitter.com/cOr9qm5BOR
— 和利館 手打ち蕎麦&郷土居酒屋 (@warikansobaya) July 1, 2020
今日の
“ぶっかけミニ蕎麦付き日替わり定食”
・イワシと鳥唐揚げ〜きのこと野菜たっぷりカレー餡掛け〜
がメインです^ – ^ pic.twitter.com/kOpoOK6nWS— 和利館 手打ち蕎麦&郷土居酒屋 (@warikansobaya) June 26, 2020
日替わりランチのバリエーションは、こちらが予想できないほど豊富。詳細は和利館の公式アカウントで投稿されるので、ぜひチェックしてみてほしい。
続いて、夜の部(ディナータイム)のメニュー。
信州の郷土料理「山賊焼き」をはじめ、「馬肉料理」「山川の幸(川魚など)」「珍味(イナゴなど)」がラインナップに加わる他、一品料理がより充実する。
このように夜の部になると飲兵衛にはたまらない空間になるので、ウマウマな肴も食らいたい場合はディナーを攻めるべし。
【食レポ】「手打ち蕎麦」「たまご丼」「桜肉ユッケ」
和利館に来たら速攻で「とりあえず瓶ビール」。
店内の雰囲気を味わいながら、もしくは女将・若女将といろいろ話しながら呑むのが毎度のお決まり。和利館に訪れたなら、まずは空間を楽しみながら1杯やってほしいかなと。
そして、以下のメニューに注目してほしい。
- ①:「手打ち蕎麦」
- ②:「たまご丼」
- ③:「桜肉ユッケ」
上記は私ショギョウが必ず注文する鉄板メニュー。
いずれもウマウマかつこだわりを感じる。
それではレポートしていく。
①:「手打ち蕎麦」
もはや説明するまでもないが、和利館に訪れたなら手打ち蕎麦はマスト。
蕎麦は繊細でしなやか。
程よくツルッとしていて風味が良い。
のど越しもGoodで鰹だしのつゆとの相性がバツグン。
大盛りでもスルスルっと食べられるので、呑みながらでも余裕だ。
②:「たまご丼」
和利館は丼もウマウマ。
ランチタイムに訪れるなら是非とも「どんぶりセット」をおすすめしたい。
特に「たまご丼」はシンプルながらも反則的にウマい。
ふわとろで甘い味付けの玉子と、大量の玉ねぎが脳と胃袋をしあわせにしてくれる。
「嗚呼、生きていてよかった」と思える味なのよ。
写真のように半もりそばセットにすると、至極の手打ち蕎麦も同時にあじわえるのでおすすめ。がっつり食らいたいならファーストチョイスかもしれない。
③:「桜肉ユッケ」
和利館で引っかけるなら、絶対に注文してほしいメニューがある。
「桜肉ユッケ」だ。
こちらのメニューは和利館の裏看板メニューといっていい。
絶妙なバランスで味付けされた馬肉の風味と食感。
贅沢をどこまでも味わえる1品なので、飲兵衛でもそうでなくても絶対に注文してみてほしい。
ホントに幸せになれる。
【番外】「緑のやつ」
アルコールでのおすすめも付け加えておこう。
個人的におすすめしたいのは「緑のやつ(緑茶割り)」だ。
ここの緑茶割りはホントにウマい。
ガチガチの緑茶なので本物志向の方には突き刺さるはず。
提供される料理すべてにマッチ点もGood。
永遠に呑み続けられるので、シブい系が好きな人はぜひ。
【まとめ】信州の恵みを大切にして提供する和利館、大すこ
長野の郷土料理と地酒 手打ち蕎麦「和利館(わりかん)」は、店の雰囲気も料理も文句なしで素晴らしい。これらの要素だけでも十分に惚れ込んでしまうのだが、それだけじゃないのよねここは。
和利館の何に惚れたかって、「あらゆることに感謝する姿勢」と「信州(松本市)の恵みを大切にして私たちに提供しているところ」なのよ。
正直なところ、ここまで信州の恵みに愛を持って提供する店は珍しい。
先週末に完売した“ネマガリダケ”が、先程小谷村より届きました(^O^)
ホイル焼きでお出しします! pic.twitter.com/7kRiBgOyZY— 和利館 手打ち蕎麦&郷土居酒屋 (@warikansobaya) June 15, 2020
先週末に完売した“ネマガリダケ”が、先程小谷村より届きました(^O^)
ホイル焼きでお出しします! pic.twitter.com/7kRiBgOyZY— 和利館 手打ち蕎麦&郷土居酒屋 (@warikansobaya) June 15, 2020
確かな姿勢を持って営業している飲食店は、提供する料理に“気”のようなものが載ると思う。だからこそ、ウマウマを超えた旨さを提供できるのだと。
観光客の方はもちろん、松本市民だけどまだ行っていないという方は是非。
自宅でウマウマな蕎麦を食べたい人向け
長野の郷土料理と地酒 手打ち蕎麦 和利館(わりかん)の詳細
- 営業時間:
ランチ:11:30~14:30(L.O14:00)
ディナー:17:00~23:00(L.O.22:00) - 定休日:日曜日
- 住所:長野県松本市中央1-3-2
- TEL:0263-33-7960
- 座席:36席(お座敷30席、カウンター6席)
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