【松本市】手打ちそば&郷土居酒屋「和利館」を愛してやまない話

【松本市】手打ちそば&郷土居酒屋「和利館」を愛してやまない話 食レポ
ショギョウムジョウ

ここ長野県と言ったら「信州そば」よね。

松本市界隈には数え切れない程のそば屋があり、それぞれ独自のこだわりを持っている。その営業スタイルは多種多様。そばのみを提供するところもあれば、居酒屋としての側面を持ったところもある。店舗の特長を把握するだけでも十分楽しめる、それがそば屋の魅力かもしれない。

今回紹介するのは松本駅前に手打ちそば&郷土居酒屋「和利館」

優しい雰囲気で険が一切ない店内で味わう手打ちそばは繊細で風味がよく、味わい深いつゆとの相性がバツグン。ボリューム満点のランチ(そば以外の料理も)も人気メニューのひとつとなっている。

てなわけで私が「和利館」を愛してやまない記事のはじまりはじまり。

松本駅前にある手打ちそばと郷土料理を楽しめる居酒屋

外観

手打ち蕎麦&郷土居酒屋「和利館」

 

「和利館(わりかん)」は松本市1丁目、マクドナルド松本店裏路地にある手打ちそばと郷土料理が楽しめる居酒屋(そば屋)。昭和63年創業。ご家族で切り盛りされていて、昼の部(ランチ)はそば屋、夜の部(ディナー)は居酒屋として営業している。

店構えは非常に独特。外観は観光客の目に止まる郷土居酒屋といった風貌だが、店内は非常に和やかで昭和時代のそば屋といった印象。一部のそば屋に見られる険のある雰囲気はゼロで、アットホーム的雰囲気のなかゆったりと飲食できる

カウンター席

趣のあるカウンターとイケメンの若旦那

 

この味のあるカウンターがたまらないんだよなあ。

古き良き要素が程よいバランスで含まれる空間なので居心地がとても良い。店内にある家具ひとつひとつが訪れる人々に安心感を与えているんだろうよ。テーブルや椅子が呼吸をしてオーラを纏っているかのようなイメージね。

席はカウンターとお座敷のみ。

奥は座敷

奥は昔ながらの雰囲気がただようお座敷

 

どこに座ろうともストレスなく飲食できるね。

私はいつも汗だく状態(なぜか和利館に行く時はそれなりの距離を歩く・走ってくるケースが多い)でカウンター席端に座り、アルコールを呑みながら若女将とべしゃる&べしゃる&べしゃる

ホント人柄の良いご家族が切り盛りしているから、会話も酒も両方進んじまうのよw

で、店内にはあれもこれも食べたくなる誘惑がいっぱい。

和利館はそば屋でもあり郷土居酒屋でもあるので、そばはもちろん郷土料理、一品料理が揃っている。

誘惑メニューの数々

とことん誘惑してくるわあ

 

残念ながら私はまだ昼の部(ランチ)しか足を運べていないので、郷土料理と一品料理を堪能できていないのだが、そのウマウマLVは記述するまでもない。気になるなら是非とも観光客が書いたここの口コミを参考にしてちょうだい。

とにかく和利館はそばと居酒屋の単なる二刀ではなく、雰囲気も味も素晴らしいガチな二刀なのさ。

 

ランチとディナーで変わるメニューラインナップ

メニュー

味のあるこのメニューがたまんねえのよ

 

先述したように和利館は昼の部(ランチ)はそば屋、夜の部(ディナー)は居酒屋として営業している。そのため、メニューラインナップはランチとディナーとで大きく異なるのだ。

昼の部(ランチタイム)に提供されるメニューはシンプル

メニュー1

冷&温そばメニュー

メニュー2

セット&どんぶりメニュー

メニュー3

定食&一品メニュー

ドリンクメニュー

ドリンクメニュー

 

これらのレギュラーメニューに加えて、大人気の「日替わりランチ(定食)」もある。

 

日替わりランチのバリエーションが豊富すぎて、ツイートを見ているだけでも楽しめちゃうのよ。毎日違うランチを楽しみたいって人には最適なんじゃないかな?むしろ和利館のランチを1週間まるまる食べたとしても飽きは来ないと思う。

続いて夜の部(ディナータイム)のメニューだけど、信州の郷土料理である「山賊焼き」「馬肉料理」「山川の幸(川魚など)」「珍味(イナゴなど)」がラインナップに加わる他、一品料理がより充実する。

夜の部メニュー

激アツな「夜の部」メニュー

 

こりゃ飲兵衛にはたまらんわな。ウマウマ一品料理を堪能できるうえに、これまたウマウマな手打ちそばで〆られるんだから。それにアルコールメニューがこれでもかってくらい充実しているから、酒好きの人も是非行ってみて欲しい。料理だけでなく酒の誘惑からも逃れることはできないぜ。

 

瓶ビールからはじまって蕎麦を楽しむ

瓶ビール

和利館でまずはじめに行う儀式

 

和利館に来たら速攻で「とりあえず瓶ビール」

店内の雰囲気を味わいながら、もしくは若女将といろいろ話しながら呑むのが毎度のお決まり。一緒にそばを注文することもあるけど、まずは和利館という店を楽しみながら1杯やってほしいかなと。

ビールが空いたらお次は「緑のやつ(緑茶割り)」をひたすら飲み続ける。

緑のやつ

私が愛してやまない通称「緑のやつ」

 

ここの緑茶割りはホントにウマい。ガチガチの緑茶なので普段からニセモノを飲んでいる人には不向きかな。それでも提供される料理すべてにマッチすると思うし、飽きが来ない味わいだから是非そばのお供に注文してほしい。

かる~くアルコールが回ってきたところでこれまたウマウマのそばが到着。

もりそば

和利館のそばは風味と食感が絶妙

 

そばは繊細なもののしなやか。程よくツルッとしていて風味が良い。のど越しもGoodで鰹だしのつゆとの相性がバツグンなんだよね。

なかには「そば屋と居酒屋がセットなんでしょ?だとしたら相応の味なのでは??」と疑問を抱く人もいるだろう。が、それは本当にしょうもない自己判断でしかなく、食べればそのクオリティに納得するはずだ。

大盛りだったとしてもスルスルっと食べられるそばなので、松本駅前で呑みながらそばを食べたいなら第一候補に加えて欲しいね。

で、和利館はそばだけでなくその他メニューもウマウマなんだ。まだ夜の部メニューは堪能できていないけど、ランチタイムなら「日替わり定食」か「どんぶりセット」をおすすめしたい

写真は「たまご丼と半もりそばセット」なんだけど、ウマウマなのはもちろんボリュームも半端ないのよ。

たまご丼セット

たまご丼&半もりそばセット

 

どんぶり系もウマいってもう反則だろ?

さらに郷土料理と一品料理まで置いているんだから恐るべしだわな。

蕎麦屋・居酒屋としての利用だけでなく、信頼できるメシ屋としても利用できるので、おかしな決めつけなんざ止めてとにかく店に行って食べてみてくれ。食べるほどハマって行くたびに欲張るようになるからw

 

信州の恵みを大切にして提供する和利館、大すこ

こういう配慮って本当に素晴らしいよね

 

和利館は店の雰囲気も素晴らしいし料理も文句なしにウマいし、プレスリーじゃないけど「Can’t Help Falling In Love」なわけね。

でも、和利館のどの部分にもっとも惚れたかって、「あらゆることに感謝する姿勢」「信州(松本市)の恵みを大切にして私たちに提供しているところ」なのよ。

わかるかい?

これ、簡単そうに見えてそうじゃないんだわ。数日くらいだったらどこもできそうだけど、ずーっと継続して営業するって本気でないと無理。はじめて訪れたとき、その姿勢に心を打たれたんだよね。なんて丁寧で思いやりのある店なんだろうって。

ここまで信州の恵みに愛を持って提供する店は珍しいと思ってる。

 

確かな姿勢を持っている飲食店が提供する料理には“気”のようなものが載ると思うんだよね。だからウマウマを超えた他社が真似のできない旨さになる。

こういう飲食店は本当に大切にしないと。あって当然と思ってはいけないよ。私たちも飲食店に感謝しなければならない。

 

【総括】松本駅前におけるそば居酒屋の定番!

和利館は誰でもウエルカムな飲んで食べれるそば居酒屋の定番といっても過言ではない。店の雰囲気も料理の質も文句なしな上に、愛をもって営業しているのが魅力なんだよね。

松本市界隈にはウマい蕎麦屋はたくさんあるけど、和利館ほど感謝の気持ちが伝わってくる店はないかな。

観光客の方はもちろん市民だけどまだ行っていないという方は是非。

いつも美味しいそばと緑のやつをありがとう、和利館!!!

 

手打ち蕎麦&郷土居酒屋「和利館」

営業時間

ランチ:11:30~14:30(L.O14:00)
ディナー:17:00~23:00(L.O.22:00)

定休日:日曜日

住所長野県松本市中央1-3-2

TEL0263-33-7960

座席:36席(お座敷30席、カウンター6席)

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