長野県のラーメンチェーン「みんなのテンホウ」は、中南信地方に暮らす人にとって絶対的な存在。
テンホウの魅力は何かって言うと、ジジやババが友達同士でやって来て、あれこれ喋りながら好きなメシを食らい、シメに仲良くソフトクリームを頼むところにあるんだぜ。
それだけ地域に密着し愛されてるってこと。
メニューばかり注目してはいけない。店そのものの色も観察すべし。#テンホウの魅力 pic.twitter.com/9cADR3e90w
— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) February 6, 2020
なかでも看板メニューの「タンタンメン」と「餃子」は、中南信のソウルフードと言える。
筆者はテンホウを月3~4回利用するが、注文するメニューはほぼ固定。愛してやまない「肉揚げタンタンメン」にライス(気分によっては餃子もプラス)をつけて楽しんでいる。
やっぱり肉揚げタンタンやで
肉味噌だけでもライス進むし
肉揚げだけでもライス進むし
スープでもライス行けるし
麺ともライス行けるし酢を加えると味変してさらに楽しめるし
好きやでテンホウ pic.twitter.com/Z4pwbU1NkV
— ショギョウムジョウ | 信州の飲兵衛ブロガー/ライター (@shogyomujo_n) April 6, 2023
ある日のこと。
筆者はふと「この味を自宅で食えないものか?」と思った。
そう、ありがたいことにテンホウは、通販商品として「冷凍ラーメン(タンタンメン)」と「餃子」を販売している。
当記事では、そんなテンホウの通販商品「冷凍ラーメン(タンタンメン)」と「餃子」が実店舗の味(クオリティ)と大差ないのか比較してみた。
けっして意地悪記事ではないので、そこんとこヨロシク。
まずはテンホウの通販サイト「オンラインストア」で注文すっぞ
まずはテンホウの通販商品を購入できる「オンラインストア」にアクセス。
通販されている商品のラインナップは以下のとおり。
- タンタンメン
- ラーメン(しょうゆ)
- 台湾ラーメン
- バンバンチーメン
- 餃子各種
- 肉揚げやチャーシューなどの単品メニュー各種
- その他
テンホウの看板メニューを一挙に楽しみたいなら、冷凍ラーメンや餃子がセットになった「ギフトセット」の購入をおすすめする。
テンホウのギフトセット
テンホウファンはもちろん、テンホウが気になる県外の方に最適な内容。
ラーメンとタンタンメンをはじめ、餃子各種、チャーシュー、肉揚げ、メンマ、てんつる君なるとを自宅で楽しめるのは非常にありがたい。
それでは同セットを購入し、実店舗の味と比較してみる。
テンホウの通販商品「ギフトセット(冷凍)」は2日ほどで到着
テンホウのオンラインストアで注文した「ギフトセット」は2日ほどで到着した。
通販商品は諏訪の工場から配送されるようなので、地域によっては1日で届くこともあるだろう。
通販商品はすべて冷凍の状態。
良い鈍器になるんじゃないの?ってくらいカッチカチ。
梱包は非常に丁寧。
調理法を明記した紙も付属している点に感動した。
それでは冷凍状態の通販商品をそれぞれチェックしてみる。
冷凍ラーメン(タンタンメン)
冷凍ラーメン(タンタンメン)は、いずれもやや小ぶりな印象。
冷凍状態なのでそう見えるだけかもしれないが、実店舗の一般的なラーメン量と比較するとボリュームはやや不足しているかもしれない。
個人的には1袋(2食分)1人前でも問題ない印象だ。
また、ちなみにタンタンメンに付属するのは「スープ」「ごまだれ」「肉味噌」、ラーメンには「スープ」「チャーシュー」のみとなる。
冷凍餃子
餃子は実店舗で提供されているボリュームと大差ない印象。
先の冷凍ラーメンと比較すると、ガッカリしない通販商品といえる。
おまけにテンホウ餃子と野沢菜餃子を一度に楽しめるのはありがたすぎる。
チャーシュー
テンホウの各店舗レジ横でも売られている「チャーシュー」も、実店舗と比較して差は感じられない。塊になっているので、好きな分だけ食べることが可能。
冷凍なので解凍する手間はかかるものの、冷蔵庫に数日ほど保管しておけば自然に食べられる。
肉揚げ
肉揚げに関しても実店舗で販売されているものと大差ない印象。
ただし、肉揚げに関しては解凍が必要なうえに揚げる手間がかかる。
これをデメリットと捉えなければ嬉しいメニューのひとつだが、手間とコストを考えると実店舗の肉揚げを食らった方がお得かもしれない。
メンマ・てんつる君なると
メンマとてんつる君なるとも実店舗と変わりなし。
というよりも、自宅でなら自分が食べたい量をいちどに食らえるのでメリット尽くしかも。
てんつる君、サイコー。
メンマはアルコールのお供におすすめ。
冷凍ラーメン(タンタンメン)と餃子を調理してみる
ここでは冷凍ラーメン(タンタンメン)と餃子にフォーカスをあてて調理してみる。
いずれも付属の調理方法(焼き方)をチェックしながら実行。変にアレンジしたり時短するような調理は行っていない。
ありのままの調理の様子をお届けする。
冷凍ラーメン(タンタンメン)の作り方
冷凍ラーメン(タンタンメン)の作り方は、大前提として自然解凍を済ませなければならない。
したがって到着後すぐには食べられないので、解凍期間を設ける必要がある。
しかし、作り方に関してはかなりラク。
料理がどれだけ苦手な人でも、カップラーメンを作れるスキルがあるなら無問題かと。
ラーメン(タンタンメン)の作り方
- 湯を沸騰させて麺をいれる
- 丼にスープを入れ、沸騰したお湯をいれる
- 麺が茹であがったら湯切りをして丼にいれる
- 付属のチャーシューやお好みの具をトッピング
- 完成
冷凍餃子の焼き方
冷凍餃子は先のラーメンとは異なり、自然解凍する必要はない。冷凍のまま付属の「餃子の焼き方」を確認しつつ焼くだけでOKだ。
餃子の焼き方
最初は面倒だと思ったのだが、冷凍のまま焼けるのでわりと簡単。
焼き方の手順どおり進めれば、まず失敗することはないので安心してほしい。
こんな感じで誰でもキレイに焼ける。
なお、餃子の焼き方はテンホウが公式で動画と記事をアップしている。
実店舗の味に近づけたい場合は、ぜひ参考にしてほしい。
美味しい餃子の焼き方のコツ(お店編)
餃子を“パリッ、カリッ、ガリッ”っと焼くコツ!
通販商品の「タンタンメン」と「餃子」を食らう!
それでは実食。
まずはいい具合に焼けたテンホウ餃子からいただこう(いや、若干焦がしてる)。
パクリ。
ん?んん??
店舗で出される餃子とまったく一緒じゃないかッ!!!
味、食感すべてが毎度食べているそれだった。
なるほど。今後はいつでも好きなときにテンホウ餃子を自宅で味わえるわけか。こりゃあ通販で大量購入しておくべきだな。
続いてはタンタンメン。
見た目が何とも寂しいタンタンメンだけども、こっちもこっちで味に関しては実店舗のそれに近いクオリティだった。
さすがに餃子ほどの再現性はできなかったしムリだったけど、麺と肉味噌は間違いなく一緒。
唯一違うと感じたのは「スープ」。
7~8割くらいは実店舗のそれだが「これは実際の味とやや違う」と感じた。
それでも自宅でこのクオリティなら大満足かも。
ここにセットで付属する「肉揚げ」を載せたら、実店舗の味に近づくかもしれない。
ボリュームに関しては、やはりやや少なめに感じた。
とはいえ、これは筆者の感覚なので断言できるものではない。
そこそこ食べられる人なら、1人で2食分は余裕かと。
全体評価としては「A」判定。
このクオリティなら全然アリだと思った。
テンホウ通販に関するQ&A
テンホウ通販に関するQ&Aをまとめた。
これから通販の利用を検討している方は、参考にしてみてほしい。
Q1:テンホウのグッズは通販で購入できますか?
A:現時点ではテンホウのオリジナル丼がセットになった「テンホウオリジナル丼とラーメン・タンタンメンセット」が販売されている。
その他グッズに関しては、公式ルートでの販売は見当たらない。
Q2:テンホウの実店舗メニューは長野だけでしか食べれませんか?
A:テンホウの実店舗メニューは、今のところ長野だけでしか食べられない。
オンラインストアで購入できないメニューに興味がある方は、ぜひ長野県の実店舗にアクセスを。
テンホウの店舗情報
Q3:テンホウのカップラーメンは販売されてる?
A:かつては全国のローソンで「テンホウメン」が販売されていた。
こちらのカップラーメンは、テンホウとサンヨー食品のコラボ商品。
現在はカップラーメンではないものの、以下のタイプのテンホウメンを「麺のマルニ」オンラインショップで購入できる。
まとめ
テンホウの通販商品は、実店舗とほぼ同様のクオリティだった。
特に餃子は実店舗の味をそのまま自宅で食べられる印象。したがって、テンホウの通販を利用する価値は大いにある。
長野県民も県外の方も、興味をもったならぜひ利用してみてほしい。
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