松本のカレー店「デリー」が恋しくて…




衣・食・住

嘘だろ…松本市のカレー店「デリー」が閉店

投稿日:2018年11月25日 更新日:

子供の頃、親に連れられてよく訪れたカレーの名店が閉店したという信じられない情報を耳にした。

何から何までがレトロで温もりを感じる「デリー」だ。

数年前まで東京に暮らしていたこともあって、まったくもって松本市の近況を把握していなかった。が、まさかデリーが閉店してしまうなんてショック過ぎてもう・・・。

この記事では私とデリーの思い出なんぞを少しばかり語れればと。

随分と都会化していた松本市

久しぶりに松本に訪れたときは、東京の八王子市に似た感覚を覚えた

 

数年前に帰郷してから久しぶりに松本市を訪れた時の衝撃は今も忘れない。

「な、なんだ・・・松本が都会化している・・・」

10年ほど東京に暮らしていたので都会には慣れているが、まさか松本がここまで都会化するとは想像もできなかった。

あくまで私が知る松本は高校時代に見た松本でストップしており、現状のように飲食店やオシャレなショップに溢れる街中ではなかったのですよ、ええ。

とはいえ、松本市が持っている雰囲気は大好きで特に松本城付近、縄手通り付近は愛してやまない。

そんな良くも悪くも変化してしまった松本市で、大好きだったカレー店「デリー」が閉店していることを知ったのは数日前のことだった。

 

カレーの名店「デリー」が閉店…

レトロなデザインがたまらない松本のカレー店「デリー」のマッチ

 

中信に帰ってきたはいいものの、なかなか目的がないと松本駅前はいく機会がなく、カレー店「デリー」も同様に食べたい欲はあるものの、「機会があれば」と行かずにいた。

 

そんな中でのデリー閉店は本当にショックで、ただただ後悔しかない・・・。

 

蔵構えのいかにも松本らしい外観に、レトロなんだけどモダンな要素を感じずにはいられないオシャレな店内が本当に心地よく、優しさにあふれた味のカレーは絶品。

きっとカレーの旨さはもちろんのこと、お店の居心地の良さでよく入店する方は少なくなかったはず。

私のお決まりはカニコロカレー。
もう、それはそれは大好物で何度食べたことか。

デリーのカニコロカレー(700円)。もうこの味を食べられないのか・・・

 

何もかもが優しさに包まれているかのような味で、どちらかというと家庭的なカレー(というよりも元祖カレーと表現すべきか)に近いかもしれない。

そのため、現代的なカレーに舌が慣れてしまっている人からすると、デリーがもつカレーの魅力がわからないかと。

と、こんなことを書いたところでもうデリーは閉店してしまっている・・・。

今となってはあの頃魅了されまくった味をもう二度と口にすることができない。

 

なぜ閉店してしまったのか?

デリー

今は亡き旧デリーの建物

 

さて、松本市のカレー店では代名詞と言っても過言ではなかったデリーが閉店した理由だけど、店舗には「この度体調不良により閉店させて頂くことになりました 創業以来四七年にわたり皆様のご厚情を頂き心より感謝申しあげます」との貼紙が。

このように閉店理由は店主の体調不良によるものとのこと。

この閉店のメッセージを読んだとき、目頭が熱くなった。そして、もうデリーのカレーを食べられないという絶望感、またひとつ味のある店がなくなってしまう寂しさに胸が痛くなってブルーに・・・。

当時からデリーを知っている方ならここまでの悲報ってないわな。

そりゃさ、カレーなんて今やどこでも食べられるよ。
でも、そうじゃないんだよね。

 

デリーのカレーに限っては唯一無二だったし、他店ではけっして真似のできない味だった。

 

いつだって松本には行けたのに。
後悔先に立たず。

今はただショックでずっと保管していた上記のデリーのマッチを眺めている。悲しいかな、かつてはヘビースモーカーだったけど、現在は一切タバコを吸わない身体になった。

もっともデリーのマッチは使用せず大切に保管するが。

私は一生、デリーのカレーを忘れることはない。
後悔の念が強くて夢にデリーのカレーが出てきて、なつかしいあの味を堪能できたほど思い入れが強い。

 

デリーの店主さん、あなたのカレーがもう食べられないことは非常に残念で仕方ないですが、1日でも早いご回復をお祈りいたします。

 

【追記】旧デリー建物が市登録文化財に!(2019/9/27)

旧デリー市登録文化財に

市民タイムス2019/9/97号より

 

旧デリー建物(壱の蔵)が松本市制定の「市登録文化財制度」の第1号に認定されたと、市民タイムスが報じた。

同制度は松本市における近代遺産に認定された歴史的建造物を保存活用することが目的。

なお、今後旧デリー建物は管理保存の新しい財政支援制度を活用し、建物が「松本市の民芸」を発信する拠点として改修される見通し。

どのように改修されて活用されるのか具体的なイメージが浮かばないが、現状のように放置された状態よりはいいのかもしれない。が、思い入れが詰まっているだけに、間違った魅せ方だけは決してしてほしくはない。

 

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