塩尻市(岡谷)の心霊スポット「六角塔」の場所はどこぞ?

塩嶺に実在した心霊スポット「六角塔」 長野県のローカル情報

長野県塩尻市(岡谷市)に中信地方を代表する心霊スポットがある。

塩嶺峠に実在した「六角塔(ろっかくとう)」

 六角塔の特徴

  • その昔、塩嶺峠に実在した「結核病棟」
  • 現在は取り壊されているため存在しない
  • 現地にいくと何らかの心霊現象が起こったり事故に遭うとの噂

六角塔は今もなお多くの若者が肝試しに訪れる。
しかし、そのほとんどが場所を特定できずに撃沈していく。

かくいう私も学生時代に一度だけ場所の特定に挑んだが、たどり着いた場所が六角塔跡地だったかは不明(あくまで塩嶺峠に詳しい知人と行っただけ)。

当記事では、そんな塩尻市・岡谷市で有名な心霊スポット「六角塔」についてまとめた。

記事の信頼性

  • 筆者は長野県出身で在住歴20年の企業メディアライター
  • 長野県のあちこちで日々さまざまな経験と情報収集を重ねる(中信がメイン)
  • Twitterフォロワー:約5,800人

六角塔とは

六角塔(ろっかくとう)とは、塩尻市と岡谷市をつなぐ塩嶺峠(塩尻峠)に実在した結核病棟。現在は取り壊されているが、長野県中信地方ではあまりにも有名な心霊スポットのひとつだ。

 MAP(塩嶺峠)

そんな六角塔だが、結核病棟であったことは事実。

塩嶺峠に詳しい地元住民の話によると、少なくとも1990年代までは跡地(というよりも廃墟といったほうが適切かも)が実在していたという。

つまり、六角塔はよくありがちな噂話の一人歩きではない。

ちなみに六角塔と呼ばれていた施設は2つあり、多くの人が把握しているのは「管理棟(ニセモノ)」。ホンモノの場所を知る者は、ほんの一握りということになる。

塩嶺峠について

ちなみに塩嶺(えんれい)については以下を参照されたし。

塩嶺

塩嶺(えんれい)とは、日本のほぼ中央、長野県岡谷市と塩尻市の境にある標高999mの塩尻峠を中心とした八ヶ岳中信高原国定公園の一部を言う。中央分水嶺にもなっており、そこに降る雨は南は天竜川を経て太平洋へ、北は信濃川を経て日本海へと分かれて流れてゆく。

引用:Wikipedia

塩嶺峠は「塩尻峠」のことを指す。

六角塔はこの塩嶺峠のどこかに存在していた。

現在は完全に取り壊されている

先述したとおり、六角塔はもう存在しない。
現在はその土地に会社が建っているとの情報もある。

したがってその情報が確かならば、跡地に肝試しや凸することは不可能。所有者が管理する敷地となので、おかしな考えは起こさぬよう注意してほしい。

廃墟が「誰かの所有物」だとすれば、無断で立ち入ると刑法の住居侵入罪・建造物侵入罪に問われるおそれがあります。すると、廃墟が「誰も管理していない」あるいは相続人不在などの理由で「誰のものでもない」といった物件であれば罪にはならないと考えるかもしれませんが、それは間違いです。

誰も管理していない廃墟に立ち入った場合は「軽犯罪法」の違反になるかもしれません。

引用:廃墟や心霊スポットに行くと逮捕される? 該当する罪について解説

とはいえ、六角塔があった地は今も霊気が強いとのこと。霊感の強い人間がその周辺を通ると、高確率で心霊現象が生じるそうだ。

六角塔で起こる心霊現象

六角塔はかつて塩嶺峠に実在した結核患者を隔離するための病棟。

この”隔離”というネガティブなキーワードが物語るように、当時は結核患者が死を待つ病棟でしかなった(当時は治療法が確立されていなかった)。

日本では、昭和20年代まで死亡原因の1位を占めていましたが、第二次世界大戦後、抗生物質、BCGワクチンの普及や生活水準の向上により結核菌感染による死亡者は激減しました。

引用:かつて亡国病とも言われた結核の今

このような悲しい過去が影響してか、六角塔周辺では亡くなった患者たちの霊が今も彷徨い続けているという。

六角塔で囁かれる心霊現象は以下のとおり。

  1. 写真撮影をするとシャッターがおりない
  2. 心霊写真が撮れた(白いモヤ・オーブなど)
  3. 結核患者と思われる幽霊を見た
  4. 帰り際に交通事故にあった
  5. 病棟を取り壊す際、さまざまなトラブルが起こった

現在インターネット上には、六角塔における心霊体験がいくつも投稿されている。

私なんぞは六角塔と思われるエリアにて心霊体験をしていない。しかし、友人のうち数名は心霊現象と思われる体験をしている。

六角塔は心霊スポットなのか

六角塔は本当に心霊スポットなのか。

リサーチすれば沢山の情報を入手できるが、いずれも具体的に○○が起きた・取り憑かれたといった体験談ではない。ハッキリ言ってどれも地味だ。

がしかし、それこそがリアリティを感じさせてくれる(※あくまで個人の感想)。

塩尻峠

塩尻峠には怪しげな分岐が多い

実際のところはどうってことない土地なのかもしれないが、六角塔ばかりは事実に基づいた心霊スポットといえる。だから何らかの心霊現象が起こってもおかしくはない。

もはやアクセスできない場所ということもあって、ロマンは膨らんでいくばかりだ。

六角塔が存在しない今、心霊スポットなのかどうかは確かめようがない。

したがって、肯定も否定もできないと。

ここで何らかの心霊体験をしたという方は、是非ともコメントもしくはTwitterでご報告いただきたい。

六角塔の場所はどこなのか

六角塔は果たしてどこにあるのか?

地元住民の話によると、正真正銘の結核病棟だった施設は辿り着くのが非常に困難らしい(地元の方でないかぎり発見できない)。

がしかしだ、場所のヒントになりそうな情報を発見したのでシェアしておく。

  • ①:道路の拡大した地点
  • ②:ショートカットするための道路工事が盛んだった地点

ちなみに上記は取り壊しがスムーズに進まず、作業中にけが人が続出したとの噂がある(道路整備を行う際、六角塔の取り壊しを後回しにしたという情報も)。

それからこんな投稿も。

現在は六角塔跡に会社が建っているとの情報もあるがはたして。

まとめ

塩嶺峠の心霊スポット「六角塔」について解説した。

重要なポイントをおさらいしよう。

  • 六角塔はすでに取り壊されているため存在しない
  • 取り壊された場所には会社が建っている可能性あり
  • 場所を特定しても近辺をうろつくのは迷惑行為になるので注意
  • 六角塔はロマン
  • それ以上の詮索はNG

六角塔があった場所は、現在も強い霊気が残っていて心霊現象が起きるという。しかし、すでに管理された土地になっている可能性があるため、肝試しなどの迷惑行為はNG。

六角塔について今後語るときは、あくまで昔話やフェイクとして盛り上げたほうが幸せになれるかと(盛りすぎは注意+ネタバレは必須)。

過去でも未来でもなく、今現在を大切に生きようじゃないか。

 心霊スポットが好きで好きで仕方ない人向け


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コメント

  1. ワークめん より:

    もう何年も前に棒運送業ドライバーしてました。
    んで、ちょうど東山(塩嶺)あたりも担当エリアだったんですが、六角棟付近よりもみどり湖畔の道の方が嫌でしたね。
    怖い体験もありその時の同僚も夜間配達は嫌がってました。

    • ショギョウ(ヤタノスケ) 管理人:矢太之助 より:

      ワークめんさん、コメントありがとうございます。

      塩尻峠はあちこち不気味なところが多いですよね。全国的に見ても峠はさまざまな現象が起こりやすく目撃情報や体験談も溢れていますから・・・。

      日中でも薄暗いところはゾワゾワしますよね。

  2. 山田俊一 より:

    27年前に実際に何度か行きました!
    六角塔の由来になる六角型の塔の様な物が着いたさほど大きくない建物でした。
    学生のノリで中にも入りましたが非常に雰囲気の有る場所でした!

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