【松本駅前】翁堂喫茶室のナポリタンのボリュームがとんでもない件

【松本駅前】翁堂喫茶室のナポリタンのボリュームがとんでもない件 松本市
ショギョウ
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喫茶店のナポリタンはなぜ旨いのだろう?店内の雰囲気がノスタルジックなほどウマウマに感じる。

ナポリタンは言うまでもなく喫茶店の定番メシ(軽食)。店舗によって使用される食材は異なるが、赤ウィンナー・ピーマン・たまねぎが入ったオーソドックスなタイプは至高である。

今回ご紹介するのは、そんなオーソドックスなナポリタンを山盛りで提供する松本駅前の喫茶店『翁堂 喫茶室(2F)』

翁堂喫茶室のナポリタンは並盛りにもかかわらず、そのボリュームは大人2人がシェアしてちょうどいいレベル。その圧倒的な姿はSBCスペシャルでも紹介された。

 翁堂喫茶室の特徴

  • ①:店舗は昔ながらの雰囲気がただよう
  • ②:名物はボリューム満点のナポリタン
  • ③:ナポリタンの大盛りは想像以上のボリューム
  • ④:そのインパクトの強さからSBCスペシャルで取り上げられた
  • ⑤:松本駅前の昼飲み(ちょい飲み)にもGood

当記事では翁堂 喫茶室の特徴や名物・ナポリタンの食レポについてまとめる。

記事の信頼性

  • 筆者は長野県出身で中信在住20年のWebライター
  • 長野県のあちこちで日々さまざまな経験と情報収集を重ねる(中信がメイン)
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松本市の老舗菓子店『翁堂』が営業する喫茶室

翁堂喫茶室(入口への階段)

翁堂 喫茶室の階段

翁堂 喫茶室は松本駅前にある老舗菓子店『翁堂』が営業する喫茶店。店舗は2Fに設けられており、1Fは菓子店となっている。

店舗の規模はそこそこ。
店内は昭和のエッセンスがあふれ、レトロで落ち着いた空間だ。

 店内の雰囲気

翁堂喫茶室の店内

レトロな雰囲気がただよう店内

 歴史を物語る木製のテーブル

テーブル

味のあるテーブル

翁堂喫茶室の魅力のひとつはこういった使い古された家具と床。これらの影響なのだろうが、ここで時間を過ごしていると昭和時代にタイムスリップしたかのような感覚になる。

座席はテーブル席・半ソファー席の2種類。
席は全部で10カ所で座間には余裕がある。

客層は常連客をはじめ、40代以降の人々がメイン。松本駅前という立地から観光客も訪れるが、あまり若い子たちは見かけない。もっとも彼らはモダンなカフェがファーストチョイスだろう。

翁堂喫茶室は同じく松本市にあるTHEノスタルジックな喫茶店「八十六温館(やとろおんかん)」や「珈琲美学アベ」とは異なる。

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あくまで昭和の懐かしい雰囲気がいまも残る喫茶店といったところ。その空間の素晴らしさに浸りながら、静かにゆったりとお茶や食事を味わう。これが翁堂喫茶室の楽しみ方である。

翁堂喫茶室の代名詞は並盛りなのに大盛りサイズのナポリタン

翁堂喫茶室のナポリタンはとにかくデカイ

人間の顔とほぼ同サイズのナポリタン(並盛り)【1】

翁堂喫茶室は雰囲気を楽しむことに特化した喫茶店。
しかし、常連客から愛される理由は他にもある。

そう、並盛りなのにも関わらず大盛りサイズの『ナポリタン』があるからだ。

ハッキリ言うが、小食の方には厳しいボリューム。
大人2人がシェアしてちょうどいいサイズなのだ。

おそらくテキストではその大きさが伝わらない。もっと言えば写真でさえも伝わらないと思う。

並盛りが一般的な大盛りサイズ。
では、大盛りサイズを注文したらどうなるか・・・。

それがよくわかる写真がこれ。

翁堂喫茶室のナポリタン並盛りと大盛りの比較

ナポリタン並盛りと大盛りの比較【1】

も、もう笑うしかない・・・。

大盛りは一般的な特盛り以上のボリューム。
大人3~4名がシェアしてちょうど良いサイズだ(5~6名でちょうどいいレベルかも)。

翁堂喫茶室のナポリタンは並盛りでさえ話題性がたっぷり。さらにその上をいく大盛りはローカルテレビ局が放っておくわけがない。その圧倒的ボリュームはSBCスペシャル『信州のB級グルメ』で放送され、大きな反響を呼んだ。

規格外のボリュームで提供され続ける理由

ショギョウ
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ずっと気になってたけど、翁堂喫茶室のナポリタンはなぜ規格外のボリュームで提供されるのだろう?

その理由はとてもシンプルなものだった。

翁堂喫茶室は開店した当時、客のほとんどが学生だったらしい。店主は空腹な彼らを見て「お腹いっぱい食べてもらいたい」という思いが強くなっていく。そして、メニューのボリュームが徐々に増えて行き、現在に至っているようだ

翁堂喫茶室のナポリタン

翁堂喫茶室の代名詞「ナポリタン」【1】

ちなみに現状のボリュームが提供できる限度の量とのこと。

なるほど。当時から変わらないスタイルで今も営業しているわけか。これはウルっと来ちゃう。この背景を知るまでは話題作りのための提供だと思っていたけど、思い出がたくさん詰まったナポリタンだったのな。

それを今も食べられるなんて幸せモンだね、私たちは。

【食レポ】デカ盛り「ナポリタン」は優しさが詰まった味わい

翁堂喫茶室の看板メニュー「ナポリタン」は、開店当時から食材と味付けが一切変わっていないと言う。

まず注目せずには入れないのがそのボリューム。
並盛りに使用するパスタの量はなんと500g超

そこに赤ウィンナー、ベーコン、ピーマン、玉ねぎを入れ、ケチャップベースで味をつけていく。

そうして完成するのがこれ。

翁堂喫茶室のナポリタン(並盛り)

翁堂喫茶室のナポリタン(並盛り)

味わいは懐かしさを想起させる昔ながらのそれ。ケチャップソースの甘さに、食材がほどよく主張している。絶妙のバランスが保たれたオーソドックスなナポリタンだ。

風味から感じる優しさには涙腺が崩壊すんぜ、おい。

パスタの茹で加減はちょうどいい硬さ。
ソースと絡んだ際にベットリしないよう工夫されている印象だ。

ナポリタンは通常ベットリする仕様だけど、翁堂喫茶室のナポリタンは冷めてもパスタが緩くならない。

私はこれまでに数々の喫茶店ナポリタンを食らってきたが、今のところ1位は文句なしでここのナポリタン。味付けも食感もバランスもすべてにおいて好みだ。

ボリュームだけでなくクオリティも確かなのよ。
人気はけっして一過性のものじゃないからね。

とはいえ、ボリュームがえぐいのでランチにこれを食べたらもう1日の食事は終了。酒すら飲めなくなるので、大食い以外の方はご注意を。

翁堂喫茶室のメニューラインナップ

最後に翁堂喫茶室のメニューをば。

メニューラインナップはきわめてシンプル。
レトロ喫茶ならではの軽食・ドリンク・デザートから構成されている。

 軽食メニュー

翁堂喫茶室の軽食メニュー

軽食メニューはスパゲッティ・カレーライス・ピザの3種類がメイン。そこにトースト・サラダ・スープが用意されている(※季節限定メニューもあるので普段食べられない料理と出会える可能性アリ)。

ドリンクメニューもまたレトロ喫茶店のそれ。

 ドリンクメニュー

翁堂喫茶室のドリンクメニュー

パフェなどの定番メニューも揃っているし、アルコールもいくつか置かれているので様々な楽しみ方ができるかと。

現代的なカフェやレストランと比較するとラインナップは少ないが、レトロな喫茶店としては平均以上。喫茶店として利用するなら何の問題もないはずだ。

【まとめ】翁堂喫茶室のナポリタンはボリュームだけじゃない

翁堂喫茶室のナポリタンは圧倒的なボリュームにくわえて味も食感もバツグン

「どうせボリュームだけで客寄せしてんだろ?」と思っている方にこそ食べてほしいスパゲッティだ。

普通に考えてボリュームだけのナポリタンならここまで愛されるわけがない。数えきれないリピーターが何よりの証拠と言えよう。

それから翁堂喫茶室は松本駅前の居酒屋が動き出すのを待つに最適な場所でもある。瓶ビールをゆっくり飲み干せば、やがて外は店舗の灯りで満たされるだろう。

昼飲みもできるので、ナポリタンだけでなく店舗が気になった方はぜひ翁堂喫茶室へ足を運んでいただきたい。

 

 ナポリタンが好きで好きで仕方ない人向け

 

出典:
【1】SBC信越放送「SBCスペシャル~うまい!安い!懐かしい!信州ご当地B級グルメ」

翁堂 喫茶室


 

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