ローメンの老舗「うしお」からスタートしたシリーズ「伊那飲み歩記」。
2軒目はオシャレと和が融合した、ちょっと不思議な居酒屋「嬉楽Q(きらくキュー)」を紹介する。
オシャレと和を楽しめる居酒屋「嬉楽Q」~伊那飲み歩記#2~ https://t.co/h4bKVPU5np pic.twitter.com/vDSzxxvevE
— ショギョウムジョウ | 長野県中信メインのローカル情報ブログ (@shogyomujo_n) October 3, 2019
こちらは地酒と郷土料理を楽しめる和風居酒屋。
ちょい飲みに最適なだけでなく、あっと驚く意外性が待っている。
それでは、伊那市の居酒屋「嬉楽Q」の食レポをば。
地酒と郷土料理が楽しめる居酒屋
「嬉楽Q」は伊那市荒井にある地酒と郷土料理に特化した居酒屋。
入口の「地酒 蜂の子 ざざ虫」と大きく書かれてた張り紙のインパクトよ・・・。これは入店せずにはいられない。
店構えはやや大きめの和風な飲食店といった印象。
居酒屋「嬉楽Q」の雰囲気
- 店内は落ち着いた雰囲気
- 想像以上に広々していて快適
- 和で統一されたデザインが飲兵衛の心をくすぐる
- 座席はカウンターとテーブルのみ
- 座間は余裕があるのでゆったり飲食できる
どことなく松本市の居酒屋ゴローと似た雰囲気。
料理の系統は異なるけど、同じ系統なんだよな。
でも、嬉楽Qは意外性の宝庫。店の外観は思いっきり和なのに、洋を彷彿とさせる料理を提供するんだよね。ここまでオシャレが見え隠れする特殊な居酒屋は珍しい。
居酒屋「嬉楽Q」のメニューラインナップ
居酒屋「嬉楽Q」のメニューラインナップは、郷土料理を除けば一般的な居酒屋と大差ない。
定番の一品料理が揃っている印象。
居酒屋「嬉楽Q」のメニュー
都会の人間からすると、蜂の子やざざむしなどの珍味は興味津々かもしれない(注文には相当な覚悟が必要だと思うけど)。信州人からすればどうってことない郷土料理だけど、あえて食べてみるというチョイスも面白いかと。
事前のリサーチによると、嬉楽Qのおすすめは「唐揚げ」らしい。伊那市の常連さん情報でも、絶品と聞いていたので確かだろう。
ドリンクメニューはこんな感じ。
ドリンクメニュー
アルコールはひと通り揃っているし、ノンアルやソフトドリンクも置かれている。飲兵衛はもちろん、お酒が飲めない方でも楽しめるね。
これまた伊那市の常連さん情報だけど、嬉楽Qには料理だけを食べに来る常連さんもいるらしい。これはここの一品料理が旨い証拠だろうね。
【食レポ】オシャレなお通しと「おたぐり」「マグロ納豆」にビックリ
それでは本題といこう。
注文したメニューは次の2品。
- ①:「おたぐり」
- ②:「マグロ納豆」
飲み歩き2軒目ということで2品が最善だった。
どちらも酒が進むウマウマメニューだけど、その前にちょっとした驚きが。
それでは掘り下げていこう。
⓪:「オシャレなお通し」
まずは瓶ビールを注文。
嬉楽Qの雰囲気に浸りながらチビチビ飲んでいると・・・
外観からはとても想像できない「オシャレなお通し」がやってくるじゃあ~りませんか。
あれ?確かに和風な居酒屋に入ったよな??
ベタに頬をつねるが夢じゃない。あらためて店内を見回すも和風な空間。となると・・・やはりこのオシャレなお通しは紛れもなくリアル。
やられたよ。
完全に「嬉楽Q」ワールドにINしてしまった。
お通しは見た目も味も洋そのもの。これは一般的な和風居酒屋では間違いなく味わえないクオリティ。まるでレストランの前菜を食べているかのよう。
嬉楽Qの大将SUGEEEE
何かワケのわからん笑いがこみ上げてきて酔いがまわったぜ。
①:「おたぐり」
実はこれが「おたぐり」デビュー。
もつ煮は大好きなものの、生まれてこの方「おたぐり」は食べたことがなかった。もつにはうるさい人間だがはたして・・・。
パクリと一口行ってみる。
う、旨い!!こ、これ止まらないんですけど、どうしたらいいですか?!
口に入れた瞬間は特有のクサみが広がるけど、二口目からはまったく気にならない。もしかしてだけど、これって豚もつよりも旨いんじゃないの?(どぶろっく風になってしまった)。
完全にハマっちゃって2皿食べたのはナイショ。
想像以上の感動だった。
②:「マグロ納豆」
最後に注文したのは「マグロ納豆」。
料理は2品目だけど、アルコールは5杯以上いってる。おたぐりとは真逆の新鮮な味がほしいと思い注文したが、これは大正解だったね。
コスパ抜群だし、バクバク食えちゃう。
こってり系の料理と一緒に注文したらちょうど良いし、地酒のお供に最適。正直どうってことないシンプルなメニューなんだけど、箸が止まらなくなるんだよなあ。
こういった一品料理が旨い店は信頼できる店。
嬉楽Qには惚れる一方だ。
【総括】2品目の料理だけで酒がかなり進んだ
嬉楽Qで注文した料理は次のとおり。
- 「おたぐり」×2
- 「マグロ納豆」×1
計3品+お通しのみだけど、それぞれのクオリティが想像以上に高くてビックリ。まあ、一番のビックリはお通しだったけど(笑)。とにかく酒が異常に進んだ。
酒は正確に覚えていないけど、多分こんな感じかと。
- ジョッキを4杯(ビール・サワー系)
- 地酒を2杯
居酒屋「嬉楽Q」がもつ世界観はとんでもないしスゴイと感じた。
これぞ伊那市ならではの居酒屋だともね。
酔ってて絶品の唐揚げを食べ忘れたので、次回は長居せねば。
大満足でしたよっと。
馬ホルモンを自宅で食らう
居酒屋「嬉楽Q」
- 営業時間:17:00~23:00(L.O.22:30)
- 定休日:日曜日
- 住所:長野県伊那市伊那荒井元町3386
- TEL:0265-72-4660
- 座席:-
伊那飲み歩記シリーズ記事一覧
コメント