【閉店】松本市村井町の「麺屋一樹」は貴重すぎる味噌ラーメン専門店だった

麺屋一樹(閉店) 食レポ

松本市村井には独自性のある飲食店があふれているが、なかでも味噌ラーメンを専門とする麺屋「一樹」はかなり独特といってもいい。

今でこそ松本市内には味噌ラーメンを専門とする店舗がいくつか存在するが、麺屋「一樹」は当時からゴーイングマイウェイな店舗だった。

しかし、残念ながら2022年5月ごろに閉店。
現在はラーメン信長の店舗となっている。

当記事は麺屋「一樹」が営業していた当時の食レポをまとめたものである。

本文は麺屋「一樹」が営業していた当時のレポートになる。店舗はすでに閉店しているので、ご注意いただきたい。

記事の信頼性

  • 筆者は長野県出身で在住歴20年の企業メディアライター
  • 長野県のあちこちで日々さまざまな経験と情報収集を重ねる(中信がメイン)
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松本市村井にある味噌ラーメンの専門店

こだわり味噌工房「麺屋一樹」は、松本市村井町にある味噌ラーメンの専門店。国道19号線沿いに店を構えているほか、向かいには「村井イオンタウン」がある。

 MAP

店舗の規模は一般的な食堂くらいのサイズ感。

外観は味噌樽がエントランスとなっており、非常にユニークな風貌をしている。

店内は想像以上に広々。
シブい和の空間といったところかな。

座席は全部で39席。
カウンター、テーブル、お座敷が用意されている。

麺屋一樹のカウンター席

カウンター席

麺屋一樹の座敷

座敷

客層は30代以上の男性が多い印象を受ける。とはいえ、ファミリーや2人組、飲み目的の人々も訪れるので、これといった規則性はないと思う。

そして麺屋一樹の特長だが、信州味噌をはじめ各県の有名味噌を使った味噌ラーメンが食べられること。一般的なラーメン店とは違い、ガチの味噌ラーメン専門店なので味噌ラー好きにはもってこいの店舗である。

こだわり味噌工房「麺屋一樹」のメニューラインナップ

こだわり味噌工房「麺屋一樹」のメニューラインナップは、想像以上に充実している。

主なラインナップは以下の4種類

  • 「信州味噌」
  • 「九州味噌」
  • 「仙台味噌」
  • 「北海道味噌」

それぞれ「野菜」「ネギ」「チャーシュー」などのメニューが用意されている。

麺大盛りは+100円。
麺特盛りは+200円という設定だ。

「九州味噌」と「仙台味噌」メニュー

「九州味噌」と「仙台味噌」メニュー

「信州味噌」と「北海道味噌」のメニュー

「信州味噌」と「北海道味噌」のメニュー

上記のグランドメニューにくわえて、各県の味噌をブレンドしたオリジナル「金の味噌」「銀の味噌」が用意されている。

金の味噌と銀の味噌

金の味噌と銀の味噌

ご覧のように麺屋一樹は、とにもかくにも味噌尽くし。こりゃあ味噌ラーメンをこよなく愛する者にはたまらないというわけ。

トッピング&サイドメニューはこんな感じ。

トッピング&サイドメニュー

トッピング&サイドメニュー

ラーメン店ではお馴染みのトッピングをはじめ、ご飯ものがいくつかラインナップされている。

また、お得なランチサービスも。

ランチサービスメニュー

ランチサービスメニュー

ドリンクメニューはアサヒの生中と中瓶、日本酒のみ。

といった感じで、麺屋一樹のメニューラインナップは一般的なラーメン店と比較すると少ないかもしれない。しかし、味噌にこだわっている点からすれば、十分すぎるラインナップといえるだろう。

【食レポ】数種類の味噌をブレンドした「銀の味噌」を食らう

今回食レポするのは、数種類の味噌をブレンドしたコクのある一杯「銀の味噌(1200円)」。

銀の味噌

銀の味噌(1200円)

中央には大量のネギが乗っかり、それを囲むようにメンマ、コーン、海苔、分厚いチャーシューが盛られたビジュアル。見るからにボリュームは満点だ。

結論から言うとウマウマ。

スープは味噌の風味と旨味が凝縮されているし、麺は程よい太さで弾力があって食べ応えがある。

それでも銀の味噌の何が反則かってチャーシューが分厚くてプルプル&ウマウマなこと。

柔らかく極厚のチャーシュー

チャーシューが分厚くプルプルなの

こんなん虜になるに決まってる。

とはいえ、見た目ほど強いインパクトは感じなかった。というよりも、それぞれの素材が主張しまくっててやや渋滞していたように思う。

ウマウマなことに間違いはないが、色々と盛りすぎちゃって疲れちゃう感はあったなと。

もっとライトな味噌ラーメンを置いてもいいのかな~と感じた。

「ミニ豚マヨ丼」はサイドメニューにおすすめ

銀の味噌とセットで注文した「ミニ豚マヨ丼」の食レポも。

こちらはぶっちゃけ想像していた味と異なった(良い意味で)。

ネーミングからして濃厚なそれを想像していたが、実際は塩とマヨネーズの味が主体のシンプルな味付わい。一般的な豚マヨ丼は特製ダレの味が強めでごはんが進む君だが、麺屋一樹のそれは真逆だった。

ミニ豚マヨ丼

ミニ豚マヨ丼

濃厚な味噌ラーメンにはこれが最適解だな、うん

ラーメンだけでは物足りないという方は是非お供にしてやってくださいな。

【まとめ】麺屋一樹は味噌ラーメンが好きなら一度は行くべし!

こだわり味噌工房「麺屋一樹」の味噌ラーメンは、店主の強いこだわりが感じられた。

ただ、私個人としては頻繁に通うラーメン店ではないという印象。もっと言えば、数ヶ月に一度のペースなら同店のラーメンの魅力をより堪能できるのではないかと。

しかし、濃厚こってりを愛する人には毎日でも通える味噌ラーメン専門店だと思う。

価格設定が全体的に高めな点はネックといえるが、味噌ラーメンが好きなら一度は行くべき店舗である。

 味噌ラーメンが好きで好きで仕方ない人向け

【閉店】こだわり味噌工房「麺屋一樹」の詳細


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