『プリンに醤油かけたらウニの味』とか『たくあんに牛乳でコーンポタージュの味』に代表される、意外な食べ合わせによる発見ってあるじゃない?
いつものように『ずくだせテレビ』を観ていると、すぐにでも試したくなる食べ合わせ(というより組み合わせ)がオンエアされた。
それは『ミートソース+ガラムマサラ=カレー』。
早い話がミートソースにスパイスを混ぜるとカレーになるってこと。
まあ意外というわけではなくイメージできそうな組み合わせだが、面白い特集だったので備忘録がてらまとめておく。
目次
久野アナも私もビックリだあ
『ずくだせテレビ』今回の特集は夏の登山。
別に意外な食べ合わせがメインだったわけではない。普通に夏の登山の楽しみ方・ハウツー的な内容だった。本編の一部として「山岳ガイドが教える山ごはん」が紹介され、その中で『ミートソース+ガラムマサラ=カレー』が登場したというわけ。
私はそれを知らなかったので純粋に驚いたけど(久野アナも)、アウトドア好きの間では当たり前の組み合わせなのかもしれない。
とまあ、ガラムマサラはスパイス。混ればカレーに近づくイメージはできる。
でも、どこまでカレーになるのか興味がわいたわけよ。
用意する材料も少ないし、かんたんに実験できる。なんか小学生の時に理科の実験で感じたワクワクドキドキが押し寄せてきたのさ。
旨かったらなお嬉しいし。
では、『ずくだせテレビ』紹介のレシピをば。
用意するものとレシピ
用意するものは次の3点。
ミートソース(市販のもの)✖1
ガラムマサラ✖1
しょうが(チューブ)✖1
スーパーに行けばすべて揃う材料なのでどうってことはない。むしろガラムマサラを除いてはどこの家庭にもありそうなもんだ。
いやー揃えるものがシンプルって素晴らしいね、うん。
でも…
本当にこれだけでミートソースがカレーになるのかね…?
なんか怖くなってきたわ…。
確かにスパイスは味の決め手になるし、それっぽい雰囲気に近づく。けど、ガラムマサラなんてスパイス聞いたことなかったし、使うのもはじめてなんだよね。汗
既にこの時、ガラムマサラによってミートソースがカレーに変貌するというワクワクドキドキはどこかへ吹き飛び、『不味いもの出来上がらないよね…?』という不安に押しつぶされそうになっていた。
まあいいさ…とりあえずレシピを把握しよう。
まずはミートソースを温める。こんなのサルでもできるはずだ。
次は温めたミートソースの中に、しょうがとガラムマサラを適量加える。これもどうってことない。
そして、かき混ぜる。どんなに料理が苦手な人間でも挫折することなく作れる。いや、これは作るとは言わないな。カップラーメンを食べるまでのフローと変わらない。
ま、そもそもとしてこれは山岳ガイドさんのアイデアを紹介したようなもの。登山の精神は余分な物を持たずゴミを出さないこと。これなら材料も少ないしゴミもわずか。簡単に疲れておすすめというわけだ。
あとはご飯にかけるなりそのまま食べるなり自由。
いよいよ本題の味だな。
はたしてミートソースはカレーになったのか?
いいんだよ、久野アナの反応みてから作るかどうか判断すりゃいいんだから。
焦ることも不安になることもないじゃないか。
なんとか自分を安心させていると、久野アナがついにガラムマサラとしょうがを混ぜたミートソースを口にする。
その反応は…
「ほんとにカレー。深みがありますね!」と驚きの様子。
まあテレビだからな?多少はね??
それでもちょっとだけ希望を持つことができたよ。
じゃあ久野アナの一言を信じ、やってみようじゃないか。
早速、材料をそろえて作ってみたところ・・・
確かにカレーっぽくはなったけど、完全にそれってわけではなかった。あくまでミートソースをベースとしたカレーに近い食べ物と言った感じ。
分量だったりミートソースにこだれば、納得いくものが作れるかも。とはいえ、『たったこれだけの材料で旨いカレーが作れるの?!』と目をキラキラさせるようなクオリティにはならない。残念だけど。
不味くはないけど旨くもない印象かな。。
これだったらレトルトのカレーをた…いや何でもない。
<番外編>「じゃがりこ」にお湯をくわえるとマッシュポテトになる
おまけとして山岳ガイドさんが続けて紹介していたもうひとつのレシピを。
なんでも「じゃがりこ」にお湯をくわえるとマッシュポテトになるだってさ。
SUGEEEE!!!!
なんとなくイメージできるけど、これを思いつくってことがスゴイわけで。
日常生活のなかには気づかないことが溢れているんだろうね。
【総括】山岳ガイドさんのアイデアに座布団1枚
「ずくだせテレビ」で紹介された今回の料理は、山岳ガイドさんのアイデアから生まれたもの。
すなわち登山料理であって家庭料理の品質を求めてはならない。
これを理解しないと「なーんだこれ」で終わってしまうし、せっかく紹介してくれた山岳ガイドさんがあまりにもかわいそう…。だから素晴らしいアイデアを公表してくださった山岳ガイドさんに感謝しようぜ。
座布団一枚だよ、うん。
ってなことで気になった方は是非お試しを。