【閉店】「石狩ラーメン(塩尻市)」は時が昭和で止まっているかのようなラーメン店。レトロ厨と飲兵衛におすすめの店舗でした。

【塩尻市】レトロなラーメン屋「石狩ラーメン」でまったり 食レポ

塩尻市広丘に時が昭和で止まっているかのようなラーメン店といえば・・・

石狩ラーメン

店舗はまさに昭和のそれ。
現代らしさは一切ゼロ。

当時から変わらない味が提供されていたが、残念なことに2023年1月以前に閉店。

当記事では、塩尻市広丘吉田にあった営業時の『石狩ラーメン』をまとめたものである。

本文は石狩ラーメンが営業していた当時のレポートになる。店舗はすでに閉店しているので、ご注意いただきたい。

記事の信頼性

  • 筆者は長野県出身で在住歴20年の企業メディアライター
  • 長野県のあちこちで日々さまざまな経験と情報収集を重ねる(中信がメイン)
  • Twitterフォロワー:約5,800人

常連客から愛される塩尻市広丘吉田のラーメン店

石狩ラーメン

レトロな建物の1階に店を構える「石狩ラーメン」

「石狩ラーメン」は、塩尻市広丘吉田にある昔ながらのラーメン店。昭和が香る飲食店をこよなく愛する者なら、レーダーが反応しまくる店舗だ。

店舗の隣には「信州塩尻自動車学校」がある。

 MAP

石狩ラーメンの特徴はこんな感じ。

 石狩ラーメンの特徴

  • ①:昭和レトロ全開のラーメン店
  • ②:店内もメニューも懐かしさであふれている
  • ③:ラーメンはシンプルな味付け
  • ④:実はチャーハンが界隈でもおすすめなくらいウマウマ
  • ⑤:積極もがっつり昭和(笑)

店舗の規模は昭和のラーメン店そのもので激狭。
座席はカウンターのみである。

石狩ラーメンの店内

昭和感にあふれた店内と新聞を読むお母さんw

店内はかなりディープ。古びた扉を開けると、そこにはこれでもかと言わんばかりの昭和空間が広がっている。

店はご夫婦が店を切り盛りしているが、ある時のお母さんはテレビに夢中。大将もつられてテレビを見ながら対応することがあったりで(笑)。こういった側面も楽しめる昭和レトロ店なのだ。

それはまるで伊那市の飲み屋街のよう。
本当に惚れ惚れするくらいの昭和が残っている。

客層は常連さんがメイン。
新規はおそらく滅多に入らないだろう。

駐車場ってどこにあんのよ?

石狩ラーメンの客層は常連さんがメインだが、その理由として駐車問題があげられるかもしれない。そう、立ち寄ろうにも駐車場が不明なので利用できないのだ。

というわけで、石狩ラーメンへのアクセスと駐車場の場所を示そうと思う。

店舗自体は19号線沿いにあるので割と発見しやすい。

石狩ラーメンの位置

石狩ラーメンは自動車学校横の建物1階にある

自動車学校の真横にある古い建物がそう。
肝心の駐車場は、石狩ラーメン隣のコインランドリー横に用意されている

石狩ラーメンの駐車場

専用駐車場の位置(※ちなみにトイレもここに設置されている)

色々と不便な点はあるものの、それもまた昔ながらのラーメン屋といったところ。

ちなみに石狩ラーメンの住所は塩尻市広丘吉田。しかし、立地はほぼ松本市村井と言っても過言ではない。まさに塩尻市と松本市の境界に建っている感じだ。

そのためか、石狩ラーメンの住所を松本市村井と言い張る人もいる(笑)。

石狩ラーメンのメニューラインナップ

石狩ラーメンのメニューラインナップはシンプル。

ラーメンの種類は次のとおり。

  • 「しょうゆ」
  • 「みそ」
  • 「しお」

上記3種類にそれぞれバリエーションが用意されている。

 ラーメンメニュー

ラーメンメニュー

ご飯モノとドリンクメニューはこんな感じ。

 ご飯モノ&ドリンクメニュー

ご飯モノ&ドリンクメニュー

こちらもきわめてシンプルだけど、豊富なラインナップを求めるところじゃないからこれで十分。というよりも、定食とヤキソバがラインナップされていることに驚いた(というかニンマリ)。

ドリンクメニューも文句なし。
瓶ビールだけでも問題ないくらいだから十分と言える。

【食レポ】「塩チャーシューメン」「もつ煮」「餃子」「チャーハン」の4品

食レポするメニューは次のとおり。

  • ①:「塩チャーシューメン」
  • ②:「もつ煮」
  • ③:「餃子」
  • ④:「チャーハン」

結論から言うと、食い専で行くなら「チャーハン」メイン。呑みに行くなら「もつ煮」そして〆に「チャーハン」がおすすめ。

それでは上記4メニューをレポートしていく。

①:「塩チャーシューメン」

塩チャーシューメン

塩チャーシューメン 800円

塩チャーシューメンに限った話ではないが、石狩ラーメンの麺はどれもボリューミー。男性ならまだしも、女性ひとりではギリギリか厳しいくらいの量だ。

味付け(スープ)はものすごくシンプルで、見た目と一致している印象。現代ラーメンのように調味料で旨味を生成していない。

すなわち、良くも悪くも昔ながらのシンプルな味わい

麺は中太くらいで食感がよい。
スルスルいけてスープとの相性が◎。

で、トッピングの量がえげつない。麺を覆い隠すかのようにコーン、ニラ、わかめがギッシリ。自家製と思われるチャーシューは、本当にいい仕事をしている

ちなみに塩ラーメン以外も実食済みだが、基本はどれも一緒で昔ながらの味わい。なので、現代ラーメンに慣れている方には不向きかもしれない。

②:「もつ煮」

もつ煮

もつ煮 400円

石狩ラーメンの「もつ煮」は、飲兵衛の胃袋をがっつりと掴む。

ラーメン同様シンプルな味付けだが、しつこさのない素材を活かした仕上がり。これが結果としてアルコール摂取を加速させてくれる。

お値段も400円とリーズナブルなので、ついお代わりしてしまう。

なお、常連さんはこのモツ煮かメンマ、餃子のみで酒をひっかけるケースが多い。

③:「餃子」

餃子

餃子 400円

「餃子」もまたシンプルな味わい。
石狩ラーメンらしいメニューのひとつで、懐かしさを感じるやさしい味付けだ。

こちらも酒との相性◎。
言うまでもなくラーメンのお供にもおすすめだ。

④:「チャーハン」

チャーハン

チャーハン 700円

石狩ラーメンの「チャーハン」は、ガチで界隈トップクラスの旨さをほこる。

チャーハンも先のメニューと同じくシンプルな味付け。しかし、その塩梅が絶妙すぎてハマっちゃうんだよなあ

ぶっちゃけ、石狩ラーメンはラーメンよりもチャーハンの名店と表現したほうがいいかもしれない。それほどまでにウマウマでハマるのよ。

そのクオリティは松本駅前にあるラーメン店「鳥きん」のチャーハンといい勝負するかと。

チャーハンだけ食べに行くのも全然アリ。
無論、初訪ではラーメンを食べてほしいけどね。

【まとめ】石狩ラーメンは昭和の雰囲気を楽しむためのラーメン店である

石狩ラーメンは食そのものを楽しむというよりも、昭和の雰囲気を楽しむためのラーメン店である。

これはあくまで個人的な感想だけど、石狩ラーメンは昔ながらの支那そば屋が持つ雰囲気とはやや異なる。松本市梓川の「支那そば太郎」のような典型とは違い、昭和の狭~い居酒屋と言った雰囲気なのだ(表現が難しい)。

よって、ラーメン好きの方よりも飲兵衛がフィットする店舗だと思う。

塩尻北インター付近で、昭和がかおる店をお探しなら是非。

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【閉店】「石狩ラーメン」の詳細


 

コメント

  1. ラー大とどちら先に行くべきでしょうか?
    両方行けってか(笑)

    • ショギョウ(ヤタノスケ) 管理人:矢太之助 より:

      コメントありがとうございます!距離も近いので両方行っちゃいましょうw

      ウマウマなこて味噌食べたいならラー大、昭和の雰囲気に浸りながら懐かしの味を食べたいなら石狩ですかね。

      どちらも愛しています( ̄∇ ̄)

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