四季のなかでもっとも好きな「秋」が到来。
自然が赤や黄色に染まる様子は多くの人を魅了し、あらためて自然が織り成す美しさを感じさせてくれる。
中信には数々の紅葉を楽しむスポットがあるけど、今回は普段あまりアクセスしないエリアを攻めようかなと。
そこで今秋の紅葉観覧1発目は山形村にある「清水高原(スカイランドきよみずが有名)」。
ということでこの記事では清水高原の紅葉観覧をまとめた。
目次
唐沢そば集落を上っていくとオレンジに色づいた自然がお出迎え
山形村の清水高原へアクセスしたのは2018年11月。
唐沢そば集落を少し過ぎたあたりはまだ緑色の木々があったため、ちょっとばかり早かった?と後悔したが、上っていくにつれて次第に黄色やオレンジ色、赤色の木々が増えていき、まさに紅葉観覧にふさわしい環境に変化していった。
高原ということもあって気になった場所は駐車スペースを見つけては駐車の繰り返しでやや疲れたが、やっぱり紅葉観覧はその美しさに癒される癒される。
普段スカイパークなどをジョギングしている自分からすれば、是非とも清水高原をジョギングしながらこの紅葉を楽しみたいと思った。
とはいえ、山なので熊が怖い・・・・。
(鈴があればいいってもんじゃない)
それでも以前ドライブで訪れた時、陸上部と思われる中学生(鉢中だと思う)が普通に走ってたけど…汗
さすがに清水高原を毎度ジョギングするわけにはいかないので、あくまで想像で満足し、頂点にあるスカイランドきよみずを目指す。
途中、車が2台ほどすれ違ったのみでマイペースに紅葉を楽しめたのはGood。
とはいえ、土日ともなると人で溢れそうな予感。
間もなくきよみず荘という地点には別荘が数件。
時期はずれはほぼ無人なのですが、夏と秋は車が停まっているので別荘で過ごされているのだろうと。
ちなみに清水高原の土地や物件について検索するとそれなりに人気があるようで、中古物件などを探されている方は一定数いるみたい(気になった方は山形村の物件や土地などを扱っている不動産にお問い合わせを)。
清水高原は立地的にけっして悪くないから別荘を持つには最適かも。
別荘が集中しているエリアから公道が走るエリアまで約10分くらいで下りられるし、山形村にはアイシティ21、サラダ街道ショッピングセンター(BIG、ダイソー、デイツーなど)をはじめとした商業施設にコンビニも点在しているので買い物には困らないんだよね。
自然溢れる環境が好きな人にとって清水高原はメリット尽くしかもしれない。
これだけの紅葉を独り占めできて、のどかな環境のなかで暮らせるなんてうらやましいかぎり。
スカイランドきよみずで日帰り入浴と松本平展望を満喫
清水高原でじっくり紅葉を観覧したあとは頂上に構える「スカイランドきよみず」の日帰り入浴。
言うまでもなくスカイランドきよみずは豊富なプランと天空風呂(見晴らし展望風呂)が魅力的な宿泊施設。が、日帰り入浴ができるのでドライブついで松本平を展望できる大浴場で疲れを癒せるのがたまらない。
いや、ホントに展望しながらの入浴は最高のひとこと。
これ以上言う必要はないし、入浴すれば絶対にわかってもらえるかと。
特に秋は紅葉を楽しみにアクセスされる方がほとんどだと思うので、是非スカイランドきよみずの日帰り入浴で心も体も堪能されることをおすすめしますよ、ええ。
ちなみに日帰り入浴は大人500円、4歳以上300円(3歳以下は無料)とリーズナブル。
けっして大きな宿泊施設というわけではないものの、逆にそれがいい味を出している。
なんか一昔前のロッジみたいな風貌がたまらない。
平日に余裕ができたら是非とも一泊してみたいな。
ちなみにスカイランドきよみずの横側(屋外)には見晴台があり、そこからの眺めも最高。
やはりまだ緑色をした木々がそれなりに確認できたので、紅葉の頃合よりもやや早かったかも。
それでも十分に癒されましたし、清水高原がもつ魅力を十分に堪能することができたかなと。
秋の清水高原は間違いなくおすすめだわ。
なお、清水高原入口から頂上の「スカイランドきよみず」までを撮影した動画は以下のとおり。
ドライブまたはハイキングなどの参考にして頂ければ幸い。
帰り際に立ち寄った清水寺に惚れ惚れ
スカイランドきよみずの日帰り入浴でこれまた癒されて若干気持ちよくなった(眠気)ものの、帰るついでに清水寺にも立ち寄ってみた。
やっぱり清水寺の正門はシブイ。
サイズが異なりすぎて不格好な石の階段もまたいい味を出している。
本堂へと続く参道もまたステキな雰囲気。
この時、東京からの若い観光客の方とすれ違いました。
清水寺が創設されたのは天平元年(729年)だそう。
実は京都で有名な清水寺の“基寺”との言い伝え(寺伝)がある。
729年に行基によって創建され、その後坂上田村麻呂が千手観音像を京都に移す。
こうして現・山形村に位置する清水寺は“東山の清水寺”になったと言われている。
非常に古い歴史をもっているものの、清水寺は真言密教の祈願寺で檀家がなく、立地的に高い山の奥に建てられたこともあって維持が難しく度々荒廃にさらされてきたとのこと(参考資料:清水寺パンフレット/長野県山形村清水寺保存会)。
こうして維持されていることに感謝しつつ本堂をじっくり眺め、寺を後にした。
最近は御朱印集めが流行っているみたいだが、清水寺でも御朱印を押してくれるらしい。
ご興味がある方は是非。
なお、清水寺を撮影した動画は次のとおり。
一度に3点の魅力を味わえる山形村清水高原
個人的に秋の清水高原をオススメする理由は3点ある。
(正確に言うと夏と秋)
1)清水高原の入口は山形村が誇る「唐沢そば集落」なので、絶品のそばを堪能できる=「食」
2)溢れる自然(夏は涼むのに最高、秋は紅葉)を堪能できる=「癒し」
3)頂上の宿泊施設「スカイランドきよみず」で宿泊・入浴ができる=「満足」
そばを食べてから自然を満喫、あるいは紅葉を観覧した帰りに食べるプランを検討できるし、日帰りを希望しているならスカイランドきよみずの日帰り入浴を利用して心身を満足させることも可。
中信エリアに暮らしていて清水高原を知らないのは損かもしれない。
無論、人によって好き嫌いはありますけど自然を好む方ならお気に入りになるかなと。
いずれにしても紅葉観覧を中信エリアで探されている方は是非検討してみてほしい。
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