多くの人々とつながることが可能なSNS。
用途は利用者によって異なり、プライベートからビジネスまで多岐にわたって活性できる、現代には欠かすことのできないネットワークだ。
私もこれまでにプライベート用としてTwitter、Facebook、インスタグラム、LINEを利用してきたが、ある時期からSNSに対して義務感やストレスを感じるようになり、心から楽しむことができなくなっていた。
そう、いわゆる“SNS疲れ”というやつ。
言うまでもなくSNSは無理をしてまでやるものではない。しかし、のめり込みやすいため確認せずにはいられなくなる。
また、他ユーザーと自身を比較する習慣が身につき、精神の健康状態を悪化させやする原因にも。
私はSNS疲れで苦しんだ人間だけど、意を決してSNSをやめたところ、ハッピーな毎日を取り戻すことができた。
この記事ではSNS疲れを感じた私が実践した自分なりの対策だったり、個人的見解をまとめていこうと思う
目次
私がSNS疲れを感じるようになった原因

現代人の多くはSNS疲れを抱えやすい
SNS疲れを感じる要因は人それぞれ違う。
私の場合は
他ユーザーと自分を比べる習慣がついた
不要な情報のインプット過多
だったけど、SNS疲れの主な原因について調べてみると
・嫉妬(主にリア充投稿に対して)
・他ユーザーと自分を比べる行為
・「いいね」や「足跡」の数に神経質になる
・自分の投稿におけるレスポンスが気になる
・毎日SNSを開かないと気が済まない
・グループなどで除け者にされている感覚を持った
・友達の数に神経質になる
こんなにもあるらしい。
SNSをやっている人ならひとつやふたつは該当するんじゃないかな?
インターネット上のサービスとはいえ、SNSは現実世界での人との交流とさほど変わらず、他ユーザーと交流するシーンが生まれる。よって無理をするとSNS疲れに発展しやすい、というわけだ。
SNSの恐ろしさは利用義務を生じさせるところにある。やがてそれは習慣となり、毎日サービスを開いて確認せずにはいられなくなってしまう。
さらにいくつかのリア充投稿を目にすることで、自分と比べたり嫉妬するようになり、ストレスを感じるようになるのだ。
また、自分が書いた投稿に対し神経過敏になると、常にレスポンスが気になってしまい、反応がないと「嫌われているのではないか?」「仲間はずれにされているのではないか?」「誰も自分の投稿になど興味を持っていないのではないか?」といったネガティブ・シンキングが構築されてしまう。
要するにSNS疲れってのは、負の習慣によって起こる。気にしなくていいことまで気にし過ぎて自滅に向かっちゃうわけ。
「なーんかみんなリア充だな。それに比べて自分は何一つ良いことがない・・・・」
このような意識が根付いてしまうと、SNS疲れまっしぐら。ストレスなしにはSNSを見ることも利用することもできなくなる。
私も以前はそれに近い状態だった。が、さすがにこのままではマズイと感じ、思い切って1日だけSNSを見ないようにした。
するとある変化が現れたのよ。
SNSを1日だけ見ない・やらないようにしてみた

いわゆる『1日SNS禁止令』
1日だけSNSを見ることもやることも我慢する。たったこれだけのことなのに、SNSに依存した状態ではかなりしんどい…。
でも、今の自分がそれほどまでSNSにのめり込んでいてヤバイってことを自覚しなきゃならない。
だからSNS疲れを対策したいならSNSそのものをやらないことが最善の方法なんだよ。
とはいえ、依存している中でのSNS禁止令は容易く実践できるものではない。そこで私がとった対策は次のとおり。
1)スマホのSNSアプリをすべて削除
2)パソコンのSNSブックマークをすべて削除
SNSへアクセスする手段を完全に排除すれば、わざわざURLを入力してまで閲覧したくもなくなるし、次第に諦めがつくようになる。
このような対策を1日実施してみたところ、SNSを開かなければならないという禁断症状は消えなかった。
しかし、対策実施3日目になるとSNSへの執着心が弱まり、別にやる必要はないという正常な判断ができるように。
最初はしんどかったけど、やりたくなったら意識を別のものにシフトして乗り切ってた。例えばゲームをしたり、ジョギングをしたり。SNSを考えないように仕向けることも対策はポイントなのかなって思う。
1週間後にはSNS依存はほぼ解かれ、どれだけつまらないことをしていたんだろうと反省できるまでになっていた。
“リア充”判定に潜む落とし穴

いや、そのユーザーってホントにリア充なの?
そもそもSNSにおけるリア充って嘘で塗り固めてる可能性高くね?
ほら、ネット上に転がってる情報なんて嘘だらけだし、ユーザーがペルソナ作って演じてるなんてケースもざらだよね??
つまりさ、あからさまにリア充アピールしているユーザーってリア充を演じている可能性が高いのよ。彼らもまたSNS疲れの犠牲者ってわけ。
特にインスタなんて偽リア充ユーザーが集中してるらしいし、もはな何を競ってんだって悲しくなってくる…。
SNS疲れから解放されるとハッキリわかんだねw
また、閲覧する側が他ユーザーの投稿を見て、勝手に“リア充判定”してしまうケースもあるけど、それはたまたまそう見えただけかもしれない。
『この人、リア充だな』と感じても、実際は苦労していたなんてケースは珍しくないんだよね。勝手な思い込みでリア充判定をすると、それこそ誤解を招いて人間関係にヒビが入る可能性もあるので要注意。
SNS疲れ最大の原因は“自分の勝手な思い込み”。
これを知った私はLINE以外のすべてのプライベート用SNSを退会。日常にはもっと大切なことが溢れていることに気づけたよかったなと。
(※現在は仕事用でTwitterを利用しているが、依存することなく利用できるようになったため、素晴らしいユーザーさんとの出会いなど有効活用できている)
【総括】習慣は人間を良くも悪くもする注意すべきもの

正しい習慣を身につけるべし
SNS疲れの原因を特定できれば、対策を実践することで解決することができる。
習慣というものは人間を良くも悪くもするってことを、三浦将 著「[図解]一流の人が大切にしている人生がすべてうまくいく習慣38」で学べたことが改善へ繋がったかな。
普段からあらゆる情報に左右されず、常にブレない状態を自然に保てるよう努力しないとダメだね。
SNS自体は何も悪くないし、便利なサービスに変わりはない。
正しい習慣を身につける方法については、当ブログの同著における記事にてチェックしてくださいな(ただの同著のレビュー)。
悪い習慣が身につくと何事もネガティブにしか考えられないが、良い習慣が身につくと何事もポジティブに考えられるようになる。
SNSをやるもやらないもあなた次第。
こんな時代だからこそSNSをやらない生き方を選択するのもアリだと思う。